これまでの展覧会
展覧会2003年度

江成常夫写真展「原色の夢」
平成16年3月18日(木)〜4月25日(日)
入場者:1,442名
主催:九州産業大学美術館
後援:福岡県教育委員会、福岡市教育委員会、(財)福岡市文化振興財団
本学大学院芸術研究科の江成常夫教授は、新聞社を経て1974年にフリーランスとなりその後、日本をはじめアメリカ・中国で戦後の経済発展のもとで忘れさられてきた日本人を取材し、
社会派の写真家として活躍。
大病を経験した後、極度の鬱状態になり生死の世界をまさぐりながら、自らのメタファーとして
捉えようとした江成先生の写真魂や作家としての表現への渇望が収斂されたものが今回の作品「原色の夢」である。奥行きの深い作品群は6×6のポジフィルムに、定着された心象風景とも
いうべきイマジネーション豊かな世界を感じさせる。
会期中、江成先生によるギャラリートークを開催。

第34回立玄展ー 同時開催ー豊福孝行先生退任記念展
平成16年2月17日(火)〜3月11日(木)
入場者:1,048名
主催:九州産業大学芸術学部
平成16年3月で退任された豊福孝行先生の作品展と芸術学部美術学科、芸術工芸学科の教員、副手による作品展。
年に一度の大学教員らによる作品展のため、一般の来館者だけでなく本学学生にも大いに興味を引く展覧会になった。

第6回九州産業大学美術館所蔵品展 「美術者の素顔と作品」
平成15年12月2日(火)〜12月20(土)
入場者:535名
主催:九州産業大学美術館
今展覧会は「美術者の素顔を作品」と題して、1階展示室は片山摂三が撮った作家の肖像写真と関連作品を並べて展示し、2階展示室では、工芸作品を展示するほか、今年度から受け入れを
始めた博物館実習生による企画展「COLT/FILLY」を開催。
なお、「COLT/FILLY]とは4才未満の雄馬、牝馬を意味する。

福岡県高等学校総合文化祭写真展
平成15年11月18日(火)〜11月23日(日)
入場者:410名
主催:福岡県高等学校芸術・文化連盟 写真専門部会
後援:文化庁、日本写真芸術学会、東京都写真美術館
協賛:オリンパス(株)、キヤノン販売(株) 、コダック(株)、コニカミノルタ、サイバーグラフィックス(株)、(株)シグマラボ、(株)ニコン、富士写真フィルム(株)、(株)ペンタックス
福岡県高等学校芸術・文化連盟に加盟する写真部の生徒による写真展。
376名の生徒から応募があり、応募総数2,936点になった。
受付には当館の美術館スタッフと共に、高校生が受付業務に参加した。

第4回上野彦馬賞 九州産業大学展
平成15年11月1日(土)〜11月11日(火)
入場者:1,384名
主催:九州産業大学、毎日新聞社
後援:文化庁、日本写真芸術学会、東京都写真美術館
協賛:オリンパス(株)、キヤノン販売(株)、コダック(株)、コニカミノルタ、サイバーグラフィックス(株)、(株)ニコン、富士写真フィルム(株)、ペンタックス(株)、(株)ボン・カラーラボ
4回目を迎える上野彦馬賞。一一般部門、高校生部門、中学生部門と、総計2,412点の応募が
あった。今回は、1階展示室に受賞作品、2階に上野彦馬の写真や関連写真を展示。

勝井三雄展
平成15年9月6日(土)〜10月26日(日)
入場者:2,925名
主催:九州産業大学美術館
共催:九州産業大学、九州産業大学芸術学会
協力:九州産業大学芸術学部デザイン学科
後援:福岡県教育委員会、福岡市教育委員会、(財)福岡市文化芸術振興財団、(社)日本グラフィックスデザイナー協会
世界的なアート・ディレクターとして有名な勝井三雄先生の作品展。
コンピューターグラフィックスを駆使した「光」と「色」による作品は、国内外からも
高い評価を受けている。2部構成で、第一部は1967年から最新作のポスター60点を展示、
第二部は宇宙誕生から21世紀までの150億年という壮大なスケールをグラフィックと
デジタルビジョンで通観する「土の記憶」
会期中、勝井三雄先生の講演会「天地左右なりゆき」も開催した

奈良原一高 写真展 「天」
平成15年7月1日(火)〜7月30日(水)
入場者:2,395名
主催:九州産業大学美術館
世界的な写真家として有名な奈良原一高(平成16年度まで本学大学院芸術研究科教授)先生の
作品を60点展示。
入院中に物が二重に見える体験から、両目の視覚を切り離して重ね合わせる構想を見いだした。
今回展示された作品は、撮影したネガフィルムから画像をコンピュータに取り込み、複数の
イメージの合成やカラー調節を行い、それぞれに適したペーパーにインクジェットプリントを
している。会期中、奈良原一高先生によるギャラリートークなどを開催した。
作品点数:60点

第5回九州産業大学美術館所蔵品展 「歴史にすわる」
平成15年5月27日(火)〜6月25日(木)
入場者:2,477名
主催:九州産業大学美術館
所蔵品の椅子の中から、62脚の名作椅子を一同に並べ、歴史的変遷を通観する
だけでなく、実際に触れ、座ってみることで
椅子デザインの変遷を体感できるハンズオン展覧会を
開催。
作品点数:62脚

Canon Digital Creators Contest 2002 受賞作品展
平成15年5月13日(火)〜5月24日(土)
入場者:1,454名
主催:キヤノン株式会社、九州産業大学美術館
後援:CG-ARTS協会、財団法人デジタルコンテンツ協会
3回目を迎えたキヤノン・デジタル・クリエイターズ・コンテストは、世界77ヶ国・地域から
デジタルフォト(プリント)部門、デジタルグラフィックス/イラスト(プリント)部門、
デジタルムービー部門、WEB部門の4部門で構成される。
世界77の国・合計5,025作品の応募の中から、受賞作品62点を展示。
本学美術館が企業と産学連携で行った初めての展覧会。
作品点数:62点

百瀬俊哉 土門拳賞受賞記念展
平成15年3月18日(火)〜4月27日(日)
入場者:2,641名
主催:九州産業大学美術館
後援:福岡県教育委員会、福岡市教育委員会、(財)福岡市文化芸術振興財団、在福岡中華人民共和国総領事館
百瀬俊哉先生(本学芸術学部写真学科助教授)の第21回土門拳賞受賞を記念しての展覧会。
躍動感と緊張感にあふれる都市空間が、からっぽとなる一瞬を撮した受賞作となった
写真集「東京=上海」から70点を展示。
会期中に行われたトークセッションや二度の百瀬俊哉先生によるギャラリートークでは、
本人から撮影時の心境、状況、技法等が語られ、多くの来館者を楽しませた。
作品点数:70点