老人ホームでの芸術教室(サンケア和白)

平成15年度ー17年度

平成20年度

実施場所:
グランドホーム サンケア和白
主催:
九州産業大学美術館
共催:
グランドホーム サンケア和白
実施期間:
原則毎月第3木曜日
>平成16(2004)年4月〜平成17(2005)年3月
>平成17(2005)年4月〜平成28(2006)年3月
参加者:
8〜11名[平成16年度]、6〜12名[平成17年度]

90歳前後の高齢者に対し、ボランティアの学生が一緒になって童謡や唱歌などを歌い、回想を行う。そこから出てきたイメージを描画などの造形表現をする。また、ときには回想や造形表現を促進するために五感を刺激する季節の草花なども用意する。できあがった作品は、参加者全員の前で講評会を行い、良いところを褒めていく。
「何十年ぶりに絵を描いてスッキリしました」「ここに来ると楽しい」と良い空間を作り出せている。当初、参加者は自己や他者に対して、否定しがちで消極的な態度だったが、回を重ねるにつれ、意欲的で肯定的な発言・行動が見受けられ、ときには他者を賞賛する。日常生活にはない笑顔が見られることもあるという。また、学生や参加者同士で交流することで参加者の孤立感が防がれ、共有感が生まれた。作品の質も向上している。

平成15年度

実施場所:
グランドホーム サンケア和白
主催:
九州産業大学美術館
共催:
グランドホーム サンケア和白
実施期間:
毎月第4木曜日の月1回
参加者:
6〜10名

平均年齢85歳のお年寄りに対し、ボランティアの学生が一緒になって童謡や唱歌などを歌い、回想を行う。そこから出てきたイメージを描画などの造形表現をする。また、ときには回想や造形表現を促進するために五感を刺激する季節の草花なども用意する。できあがった作品は、参加者全員の前で講評会を設け、良いところを褒めていく。
「ここに来ると楽しい」「ここでしか笑うときがない」と楽しんで空間を作り出している。当初、参加者は否定しがちで消極的な態度だったが、回を重ねるにつれ、肯定的な様子が見受けられ、また、学生や参加者同士で交流を通すことで参加者の孤立感が防がれ、共有感が生まれ、作品の質も向上している。

老人ホームでの芸術教室(サンケア和白)