アドミッション・ポリシーの解説Admission Policy

芸術学部 ソーシャルデザイン学科

学科の専門(教育研究)と社会背景(問題)との関係

少子高齢化、人口減少など日本は多くの問題を抱えています。また、コロナウイルスを始め日本では、今後予想もしないことが起こる可能性もあります。しかし、デザインの力によって解決できるものは沢山あります。環境、社会、生活、地域再生、文化継承など今後予想される様々な課題をデザインの視点から発見し、解決するために、「情報デザイン専攻」では情報を生成・発信・循環させるという観点から実践的な取り組みを行います。そのため、視覚と聴覚に関する科学的な知識、情報をわかりやすくみせる芸術的な感性、Webデザインを中心とした情報通信技術とコンテンツの開発能力、そして、人と社会を元気にするための「面白い!」の提案力などを通じて社会に貢献していきます。また、「地域ブランド企画専攻」では地域の活性化のために、ものづくりに関する技術と感性、地域文化に関する社会学的な理解、ビジネスマネージメントの能力などをもとに地域のブランド構築に関わることができるデザイナーやマネージャー、プランナーの育成を行い、ブランドづくり、まちづくりなどデザインの力で地域活性化に貢献していきます。

アドミッション・ポリシー

ソーシャルデザイン学科は次の能力資質を持った人を積極的に受け入れる。

  • 1.情報伝達やブランド企画構築に興味があり、創作意欲のある人
  • 2.地域産業や地域文化、地域創成の技術・技法を幅広く探求する人
  • 3.地域社会の課題を多方面に考察し、自分の考えをまとめることができる人
  • 4.ソーシャルデザイン分野のクリエイターやプロデューサーを目指している人

解説

  • 知識・技能
    「何を理解できるのか、何ができるのか」

    高等学校の教育内容を幅広く学習しており、情報伝達やブランド企画構築を学ぶために十分な基礎力を有している人

  • 思考力・判断力・表現力
    「理解していること・できることをどう使うか」

    ソーシャルデザイン学科で得た高い情報伝達力・企画構成力や、地域社会の課題を多面的に考察し、自分の考えをまとめる力を実生活の様々な場面に活用したり、様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力を有している人

解説
  • 主体性
    「学びに向かう力・人間性等の涵養」

    ソーシャルデザイン学科への進学・学修意欲を持ち、本学で身に付けた地域産業や地域文化、地域創生の技術・技法を幅広く探求する力を将来のキャリアにつなげるビジョンを持ち、主体的に行動できる人

高等学校段階までに培ってほしい力

ソーシャルデザイン学科はみんなの未来をみんなでデザインすることを学ぶ学科です。今、日本は人口減少をはじめとして、少子高齢化に悩んでいます。特に、地方は大都市に比べて影響は深刻です。そのため、デザインの持つ情報発信力をもとにICT技術や企画技術を用いて地域と積極的に連携していく総合力をもったデザイナーを育成したい考えています。これからAIやICT、ロボットなどで社会は大きく変化していきます。今はない仕事も必ず増えていきます。変化する社会で生き生きと活動するために、高校では様々な教科や科目について、幅広く学んでください。特にデザインでは、色々な観点から物事を見つめる能力も必要です。そのためには国語、英語、数学は、大学での学(まなび)と研究にとって基礎的な能力を育成するのに必要です。また、表現する力も必要です。

芸術学部

教育・研究・社会貢献の特色とアドミッション・ポリシーの動画