生命科学部生命科学科では、生命の仕組みや物質の性質を基盤に、応用化学、生命科学、応用生物学、食品科学の4つのコースで専門的な教育研究を行っています。これらの学びは、単なる学問の探究にとどまらず、現代社会が直面するさまざまな課題の解決にも直結しています。
本学科の教育研究は、これらの専門分野を横断的に統合することで、現代社会が抱えるし素材・環境・健康・食といった課題の理解と解決に貢献することを目指しています。
生命科学部生命科学科は、次の能力・意欲を持った人材を積極的に受け入れる。
高等学校の教育内容を幅広く学習しており、特に理科(化学・生物)、外国語、数学、国語について高等学校卒業相当の基礎知識を有し、それらの基本的内容を理解している人
生命科学科で得た高度な専門的知識・技術などについて評価・改善する力を有し、様々な課題解決のための構想および仮説を立て実践し、実生活の様々な場面で応用し、社会に貢献できる人
生命科学科への進学意欲、学修意欲を持ち、本学で身に付けた幅広い専門的知識・技術と応用力を将来のキャリアにつなげるビジョンを持ち、主体的に行動できる人
①高等学校の教育課程を幅広く修得している。
②入学前に身につけておくと学習がよりスムーズになる基礎力として、以下の内容を高校段階で培ってほしいと考えています。
1. 化学
物質の構造や性質、化学反応の基本を理解する力、酸・塩基、酸化・還元、溶液の計算など、基礎的な計算力
2. 生物
遺伝、細胞、代謝、進化、生態など、生物学の基礎概念を理解する力、生命現象のしくみを論理的に説明できる力
3. 数学
高校数学の基礎(代数、関数、統計、微積分の基礎など)を理解し、データの解析に応用する力
4. 英語
科学文献や授業資料を理解するための基礎的な英語力(目安:英検3級程度)
5. 国語
読解力を身につけ、文章の論理構造を理解する力
③安心・安全な社会をつくることを望み、その為に化学と生物を学び、その知見を利用したいという意欲がある。学校でのグループ学習、課外活動やボランテイア活動等の経験があり、他の人たちと協力しながら、課題をやり遂げることができる。