アドミッション・ポリシーの解説Admission Policy

国際文化学部 国際文化学科

学科の専門(教育研究)と社会背景(問題)との関係

地球規模の社会問題をどのように捉え、どのように対応していくべきか、という立場になった時、私たちには物事を多面的に俯瞰し、歴史的深層を見極める力が求められます。すると、自国とは遠く離れた地域と思える場所での侵略事件、民族紛争、貧困問題、政権交代といった話題や問題は私たち自身の将来と深く関わる、私たちが対応するべき問題であることに気づくことができます。ともにグローバル時代の未来を切り拓くために、世界の状況を知り、さまざまな価値観に対応できる力を養っていくことが国際文化学科の学びです。国際文化学科では、①世界の文化を深く学ぶことで多様な価値観を身に付け、②海外研修に参加することで実際の世界の国々の現状を知り、③英語を中心とした実践的な語学力を鍛える、カリキュラムが組まれています。多文化共生社会をリードする行動力と指導力を身に付けます。

アドミッション・ポリシー

国際文化学科では、学部の要件に加え、次の能力と意欲を持つ人を受け入れる。

  • 1.英語の高度な運用力を身に付け、さらにその他の外国語を習得する意欲のある人
  • 2.諸外国の文化や国際事情を幅広く学びたい人
  • 3.外国語能力や外国文化の知識を活かし、コミュニケーション力を持って広く国際社会で活躍したい人

解説

  • 知識・技能
    「何を理解できるのか、何ができるのか」

    高等学校の教育内容を幅広く学習しており、国際文化を学ぶために十分な基礎学力を有している人

  • 思考力・判断力・表現力
    「理解していること・できることをどう使うか」

    国際文化学科で得た国際文化についての知識・技能等を実生活の様々な場面に活用したり、様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力を有している人

解説
  • 主体性
    「学びに向かう力・人間性等の涵養」

    国際文化学科への進学・学修意欲を持ち、本学で身に付けた国際文化学科についての知識・能力を将来のキャリアにつなげるビジョンを持ち、主体的に行動できる人

高等学校段階までに培ってほしい力

高等学校では幅広く様々な科目を学んでください。国語(国語総合)と数学(数学1、数学Ⅱ)、社会(地理歴史)は基礎力の定着を目指しましょう。大学入学後、本学科の「国際教養科目」を学ぶ時に必要です。英語は、本学科の最重要科目です。リーディングとリスニングをしっかり学び、英検2級を目指して勉強しましょう。英語で、日常の事柄や自分のことを積極的に話したり、まとまった英文を読んで要旨をつかんだり、筋の通った英文を書く練習も大切です。本学科では大学在学中に海外研修や留学経験を積むことが必要です。また、自分の意見を人前で発表したり、他の学生と一緒にアクティブラーニングや課題に取り組むという経験もとても重要です。本学科ではゼミナールにおける主体的な活動、学外実習やフィールドワークにおける体験型の学びも重視しています。

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