芸術の基礎から撮影・画像処理の最新技術までを学び、
実践的な写真表現を探究する。
社会や企業の要求に対して適切な答えを出すことが出来る、幅広い専門知識と技術を持った人材の養成を目的とし、研究・教育を行います。写真の撮影技術・処理技術について、実際の撮影現場や処理作業環境でも柔軟に対応できる実践力を、実習形式の授業を通して修得します。感性・感覚教育を基本とし、撮影技術および処理技術を身につけ様々な撮影現場で活躍できる写真のスペシャリストを育成します。
学びのキーワード
写真表現 / コマーシャル写真 / 報道写真 / 営業写真 / 画像処理 / 動画撮影 など
コア科目
写真基礎実習Ⅰ
1年生前期の科目です、フイルムを使用した撮影や現像処理を通して、アナログ写真の原理などを学ぶと共に、デジタルカメラを利用した撮影技法・画像処理など写真専攻で必要となる知識・技術の基礎を学んでいきます。
写真表現論
様々な写真家や映像作家の作品や制作スタイルを分析し、写真表現に必要なファクターを選び出し解説を行っていきます。皆さんが思い通りの写真が撮れるように知見を深めていきます。
取得資格
中学校教諭1種(美術) / 高等学校教諭1種(美術) / 学芸員 / 社会教育主事 など
将来の進路
新聞社・出版社等のマスコミ関係 / 写真スタジオ / 写真家 / レタッチャー / コマーシャルフォトグラファー / ムービーカメラマン / フォトディレクター / 広告代理店 など
受け止めた感動を写真でみんなに伝えたい
- 渡辺 朋美Tomomi Watanabe4年生
- 沼津市立沼津高等学校卒業
スポーツ関連のフォトグラファーになると決めて大学探しをスタート。多くの企業が入社条件に四年大卒が多かったこと、写真と映像の両方が学べることから九芸を選びました。私の大学生活の中心にあるのは、ゼミの百瀬先生が部長を務めるサッカー部の撮影です。チームプレスとして大きな望遠レンズを抱えて、ほぼ毎週、練習や試合を撮影しています。プロを目指す選手もいて、サッカーと写真で分野は違いますが、いつも目標やテーマをもって取り組むことの大切さを教えて貰いました。また百瀬先生は世界水泳の撮影ボランティアやアビスパ福岡の撮影などたくさんの機会を与えてくださいました。そのおかげでステップアップもでき、今の自分があると思います。夢は人に感動を与える写真を撮影できるフォトグラファー。選手のプレーや表情を見て自分が感じたことを、そのまま写真で伝えたいです。いつかオリンピック会場に立ち、世界で最高の感動を撮影します!