SPECIAL COLUMN

各業界の最前線を走り続ける“九芸卒”の先輩たちから、熱いメッセージ。

九芸で学んだ、手間を惜しまない感覚と 人の手による「ものづくり」の価値。

  • 彫金工房ANIMO上久保 泰志
東福岡高等学校 出身 新研究室

今までと違う新しい経験をしたい、一番好きで得意な事を思いっきり勉強したいという気持ちから九芸へ進学。金属工芸としてジュエリーを学んだ事が貴重な経験となり、現在はジュエリーデザイナーとして自らの工房を持ち、福岡県内や東京の小売店からジュエリーデザインや製作、修理等のお仕事を頂いています。今の時代は便利な機械も沢山あります。だからこそ芸術品・工芸品として、人の手によって作るという「技」の価値と「手間」を惜しまないという感覚を九芸で学んだ経験は貴重であり、誇りに思っています。去年はジュエリー界のコンテストで最高賞を受賞する事ができました。皆さんも自分の才能を信じて突き進んで下さい。失敗しても、制作が辛くても、先生方や先輩方が見守って下さり、同じ志を持った仲間と切磋琢磨する事ができます。九芸から続々と新しい才能が開花するのを楽しみにしています。


「JJAジュエリーデザインアワード2021」 内閣総理大臣賞(グランプリ)