SPECIAL COLUMN

各業界の最前線を走り続ける“九芸卒”の先輩たちから、熱いメッセージ。

変わらないものを一つ、 自分の中に持ち続ける大切さ。

  • ㈱パインジャム 美術部安藤 和丸
宮崎県立佐土原高等学校 出身 三枝研究室

元々絵が好きで、絵を描ける環境があるといいなと思い芸術学部に進学。学部時代は基本的に自由な環境でしたので、たまたま知り合った先輩から勧められたペン画を主流に様々な公募に挑戦したりして作品制作に励みました。その中で自分が何をしたいのか、見つけるきっかけができたと思います。基本は自分との戦いですが、理想に一歩でも近づきたい一心で必死になれば、仮に結果は得られなかった場合でも、貴重な経験等に繋がることを学びました。卒業後はアニメの背景美術の仕事に就きました。ほぼ0からのスタートでしたが、学生時代に培った学びのおかげで、苦しくても成長を感じたり理想に近づけたりする楽しさがあり、毎日が勉強で充実しています。アニメ作品には、それぞれの美術のこだわりや描き方の違い等があって、そういうのを見て描いて楽しめるのもこの仕事の面白いところだと思います。