SPECIAL COLUMN

各業界の最前線を走り続ける“九芸卒”の先輩たちから、熱いメッセージ。

作家としてだけでなく 人材を育てる役割も。

  • 九州産業大学芸術学部 工房系助手寺本 幸弥
高等学校卒業程度認定試験 合格 塚本研究室

一般的な彫刻のイメージとは異なる幅広い造形表現に興味を持ち九芸に進学。学部卒業後、さらなる作品発表や専門的な授業などを通して造形表現を追求していくために大学院へ進学しました。九芸の学びは授業だけではなく、プロジェクト型学修や授業を基にした個人の研究にあったように感じます。自発的に動くことで何でもできることが分かり、何かに夢中になる中に「学び」があったのだと思います。現在の職場は九州産業大学芸術学部です。大学院に在籍しながら助手としての業務に従事しています。学生目線でのサポートや授業補佐を行い、工房管理においても使用する学生とのコミュニケーションを重視して教職員と学生のどちらも気持ちの良い創作活動をできる環境づくりを心がけています。今後は今の職場環境を生かして立体造形だけではない幅広い分野に目を向けて作品を制作・発表すると共に九芸の魅力も発信していきたいです。


「第76回福岡県美術展覧会(県展)」 彫刻部門 福岡県知事賞