アドミッション・ポリシーの解説Admission Policy

理工学部 スマートコミュニケーション工学科

学科の専門(教育研究)と社会背景(問題)との関係

現代社会では、AIやICT技術が急速に発展し、人と人、社会と個人、地域と世界とを結ぶ「コミュニケーションのかたち」が大きく変化しています。その一方で、情報の過多、誤解・分断、孤立化などの新たな課題も浮き彫りになっています。

スマートコミュニケーション工学科は、こうした社会課題に対し、AI・データサイエンスなどの先端技術と人間の感性・創造性を融合させて、「伝わる」「わかり合える」豊かなコミュニケーションを創出することをめざします。理系的な論理性と文系的な感受性、国際性を兼ね備えた人材の育成を通じて、持続可能で多様性を尊重する社会の実現に貢献します。

アドミッション・ポリシー

スマートコミュニケーション工学科では、学部の要件に加え、次の意欲を持った人を受け入れる。

  • 1.工学系の基磯知識に加え、Alやデータサイエンスなどの先端技術を学び、多文化的な視点を活かしたコミュニケーション能力を身につけたい人
  • 2.チームで協力しながら社会課題の解決に貢献したい人
  • 3.論理的思考力や探究心を持ち、多様なバックグラウンドを尊重し、柔軟で創造的にプロジェクトに取り組みたい人

解説

  • 知識・技能
    「何を理解できるのか、何ができるのか」

    高等学校の教育内容を幅広く学習しており、社会問題を解決に導くために十分な基礎学力を有している人

  • 思考力・判断力・表現力
    「理解していること・できることをどう使うか」

    スマートコミュニケーション工学科での学びにおいて論理的に考え、自分の意見を多様な形で発信・共有しようとする意欲があり、かつ探究心を持ち、課題に対して柔軟かつ創造的に取り組むことができる人

解説
  • 主体性
    「学びに向かう力・人間性等の涵養」

    スマートコミュニケーション工学科で取り組むプロジェクトにおいて、異なる価値観をもつ人々と建設的に関わることができ、チームで協力しながらプロジェクトを進め、社会課題の解決に向けて、自ら行動しようとする意欲がある人

高等学校段階までに培ってほしい力

文章をしっかり読んで内容を理解する国語力、基本的な英語を読み書きできる英語力、そしてグラフや数字、データを正しく理解し活用できる数学の力(数学Ⅰ・A程度)など、高校で学ぶ基礎的な学力をしっかり身に付けておいてください。

スマートコミュニケーション工学科では、学びの中でデジタルツールを積極的に活用します。スマートフォン、アプリなどを利用して、ネット等から必要な情報を自分で探し出したり、言葉や文章、図、イラスト、動画など、さまざまな形で自分の考えを相手に伝える経験も大切です。
探求学習や文化祭、クラブ活動において、課題解決・目標達成に向けて他者と協力して取り組んだ経験はスマートコミュニケーション工学科での学びで活きてきます。

普段から自分の身の回りの地域社会のことだけでなく、世界の情勢に目を向ける習慣をつけ、自分とは違う意見や文化、価値観にも関心を持ち、相手のことを理解しようとする姿勢が必要です。

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