チラシPDFはこちら→2022国際シンポジウム
〈キーワード〉 「博物館浴」と高齢者の健康(Health)・幸福感(Wellbeing)
令和3年度 文化庁「大学における文化芸術推進事業」
2022九州産業大学国際シンポジウム
博物館と医療・福祉のよりよい関係
〜日本・英国・米国をつなぐオンライン開催〜
〈開催趣旨〉
博物館は地域社会で、どんな役割を果たしていけばよいのだろうか?
私たちは、そんな疑問を持ちながら、米国、英国の現地調査を踏まえ、両国から博物館関係者を招聘して、2019年に「地域社会での博物館の役割」、2020年に「博物館と医療福祉とのよりよい関係」をテ マとした国際シンポジウムを開催した。そして2021年は現地調査ができなかったものの、「コロナ禍での博物館活動」「博物館と高齢者の健康、幸福感」をテーマに、米国と英国をつないだオンライン国際シンポジウムを開催した。
我が国は、団塊世代が75才以上となる2025年を目途に、要介護状態になっても住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最後まで続けられるよう、住まい・医療・介護・予防・生活支援が一体的に提供される地域包括ケアシステムの構築が急がれる。
2022年は「博物館浴と高齢者の健康、幸福感」をテーマとする。これまでの米国の現地調査を踏まえ、ニューヨークのイントレピッド海上航空宇宙博物館と、認知症患者やその家族を支援する団体からコロナ禍における事例報告を受け、指定討論者(日本、英国)、そして日本からの参加者と一緒に考えていきたい。
オンライン開催(Zoomを使用)
2022年2月12日(土)日本時間20時から22時30分まで
「withコロナにおける高齢者プログラムの取り組みと課題」
定員100名(先着順) 要事前申込・受講料無料・同時通訳あり
〈申込方法〉
下記のメールアドレスに、①件名:2022国際シンポジウム ②内容:氏名、所属 ③ このシンポジウムに期待することを明記してお送りください。先着順に受け付けます。受講決定可否、またZoomの参加用URLをメールにて通知します。
メールアドレス:museum03@ip.kyusan-u.ac.jp
〈問合せ先〉
九州産業大学「2022国際シンポジウム」事務局
E-mail:museum03@ip.kyusan-u.ac.jp
〈プログラム〉
2022年2月12日(土) 司会進行:吉田公子(九州産業大学美術館 准教授)
「withコロナにおける高齢者プログラムの取り組みと課題」
20:00-20:05 開会挨拶 緒方泉(九州産業大学美術館長 九州産業大学 地域共創学部教授)
20:05-20:30 発表 シャーロット・マーティン(米国、イントレピッド海上航空宇宙博物館 ディレクター・オブ・アクセス・イニシティブ)
20:30-20:55 発表 アン・F・ブルグンダー(米国、NYUランゴーンヘルス アルツハイマー及び関連認知症家族支援プログラム/バディプログラム及びスペシャルプロジェクトコーディネーター、LMSW)
20:55-21:00 休憩(チャットで質問募集)
21:00‐21:20 指定討論者からの質問(2020年度米国調査団、英国を踏まえながら)
21:20‐21:40 ブレイクアウトルーム 4人1組に分かれて、ディスカッション(新たな質問をチャットで募集)
21:40-21:45 休憩(チャットで質問募集)
21:45-22:00 質疑応答
22:00-22:25 ふりかえり
・シャーロット・マーティン(米国)
・アン・F・ブルグンダー(米国)
・ジェーン・フィンドレ―(英国、ダリッチ・ピクチャー・ギャラリー ヘッド・オブ・プログラム・アンド・エンゲージメント)
・鬼本佳代子(福岡市美術館、学芸課 主任学芸主事(教育普及担当) 2020年度米国調査団)
・中込潤(九州産業大学美術館、学芸室長 2020年度米国調査団)
22:25‐22:30 閉会挨拶 緒方泉
〈主催〉
「2042年問題」解決に向けた社会資源を活用した「健康寿命」増進プログラム開発とリンクワーカー人材育成事業実行委員会(九州産業大学美術館<代表>、海の中道海洋生態科学館、九州大学総合研究博物館、福岡市博物館、福岡市美術館、田川市石炭・歴史博物館、直方谷尾美術館)、九州産業大学