令和3年度日本学術振興会 「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ」 「博物館には、リフレッシュ効果がある?-学芸員体験と科学的データの測定-」のお知らせ

<満員御礼>申し込みを締め切りました。

令和3年度日本学術振興会「ひらめき☆ときめきサイエンス〜ようこそ大学の研究室へ〜」     

「博物館には、リフレッシュ効果がある?-学芸員体験と科学的データの測定-」

 

  • 開催趣旨

現代社会はストレス社会とも言われています。皆さんも、日頃の生活でいろいろなストレスに直面していませんか?

私たちは、地域の医療・福祉機関と連携した、地域住民のための「博物館浴」の研究を進めています。具体的には、美術館で絵を見て、即興演奏する前後や博物館の作品を鑑賞する前後に、生理測定(血圧、脈拍、唾液アミラーゼなどのバイタルデータ)、心理測定(POMS、VAS法など質問紙)を行い、リフレッシュ効果を判定します。 

博物館に行くと、「広くて落ち着く」「絵を見ると、うっとりする」などの声を聞くことがあります。しかし、これは個人の感想で、科学的な根拠はありません。 

今回は、博物館に関心がある中学生・高校生の皆さんを対象として、現職学芸員や大学生と一緒に、学芸員体験と作品鑑賞前後の生理測定、心理測定から、博物館のリフレッシュ効果の科学的分析法の紹介と未来の博物館像を考える機会を提供します。

※博物館浴=博物館見学を通して、博物館の持つ癒やし効果を人々の健康増進・疾病予防に活用する活動

 

  • 実施日・実施場所

第1回(8月1日<日>)・第4回(9月19日<日>):九州産業大学美術館

第2回(8月11日<水>):福岡市博物館

第3回(8月18日<水>):福岡市美術館

 

  • 講師:緒方泉(九州産業大学地域共創学部教授)、吉田公子(九州産業大学美術館准教授)中込潤・三戸丈治・門井慶介・施燕(九州産業大学美術館/学芸員)福岡市博物館学芸員、福岡市美術館学芸員

 

  • 定員:先着12名(全4回)※単発参加も大歓迎!

 

  • 対象:福岡県在住の中学生・高校生

※新型コロナ感染症対策のため、福岡県外在住の方は申し込みをご遠慮ください。また、同対策のため、保護者の会場内での見学はご遠慮いただきます。

 

  • 参加費:無料(お弁当・おやつ・お茶を用意します。)

 

  • 申込み期間・方法

7月3日<土>午前10時〜7月16日<金>午前10時。

メールで先着順に受け付けます。

 以下の要領で、1人1件ずつメールしてください。

 ①件名:ひらめき☆ときめきサイエンス(単発の方は希望回を記入)

 ②内容:名前(ふりがな)、住所、学校名・学年、生年月日、緊急連絡先電話番号

 ③メールアドレス:museum03@ip.kyusan-u.ac.jp

(留意点)受講希望者は必ず保護者の同意を得てください。また、提出いただいた個人情報は、受講申込手続きを目的として使用し、それ以外の目的や第三者に提供することはありません。

 

  • 安全配慮

実習・演習の安全確保のため、実施協力者(学芸員、大学生など)を配置するとともに、新型コロナウィルス感染予防を考慮し、手指消毒、机などの消毒を徹底します。また、1日のレクレーション傷害保険に加入します。

 

  • 人権の保護及び法令等の遵守への対応

本プログラムでは、参加者の血圧・脈拍データに加え唾液アミラーゼも採取するため、九州産業大学「ヒトを対象とした研究に関する倫理委員会」の承認を得た上で実施します。具体的には、参加者に対してプログラムの内容について、口頭・文書で説明し、同意をいただいた後に実施します。なお、採取したデータについては、個人情報が特定されないよう匿名化した上で、専用の記録媒体に保存し、研究代表者以外が見ることができないようにします。

こうした研究の手続きも、「未来の博士」を目指す皆さんにお伝えしたいです。

 

  • 主催:九州産業大学、九州産業大学美術館

 

  • 共催:日本学術振興会、福岡市博物館、福岡市美術館

 

  • 問い合わせ:九州産業大学美術館メールアドレス:museum03@ip.kyusan-u.ac.jp

 

チラシPDFはこちら

九州産業大学美術館のトップページへ