教務ガイダンスにおいて資格認定証を授与しました。 (2018.03.24)

電気情報工学科(平成29年度からの理工学部電気工学科)のカリキュラムは、所定科目の単位を修得すると、以下の資格が認定される仕組みを設けています。
  • 電気主任技術者(第一種、第二種、第三種)*資格取得には実務経験が必要
  • 無線従事者(第一級陸上特殊無線技士)(2013年度入学者から)
教務ガイダンス(3/24)のとき、上記資格の認定に必要な科目の単位を修得した学生に対し、 資格認定証を授与しました。平成29年度は電気主任技術者の資格認定を55名、無線従事者の認定を8名の学生が 受けました。3年次終了までに資格認定を受けると、資格認定という実績を持って就職活動に取り組むことができます。 就職活動だけでなく、4年次での卒業研究での活躍を期待しています。

平成29年度 九州産業大学学位授与式(2018.3.15)

2018年3月15日(木)にマリンメッセ福岡にて、平成29年度九州産業大学学位授与式を執り行いました。 4年生の皆さん、ご卒業おめでとうございました。 電気情報工学科で学んだ知識や経験等をベースに来年4月からは社会人として活躍することを期待します。
学長賞を学部生の松浦君、電気学会九州支部長賞を大学院生の新垣君、電子情報通信学会九州支部成績優秀賞・学術奨励賞を大学院生の松崎君、学部生の園山君に学科主任織田先生より表彰が行われました。
最後に、皆さんはこれから大学を巣立ち、社会人としてより一層の努力し大きな壁に立ち向かうと思います。 上手く行くこともあれば、そうでない時もあります。何よりも心身ともに健全でなければ良い仕事はできません。 何か相談事が有れば、是非電気情報工学科の先生を尋ねに来てください。 また、それ以外でも同窓会 楠風会 福岡県地方本部 電気工学科支部という電気の卒業生が集まる同窓会が有ります。 年に1度、同窓会を開催します。働き出して数年は、仕事を覚えることやプライベートで忙しいと思います。 30歳を過ぎると余裕が出てくるかと思います。また、今日ともに卒業した友達がどうしているのか気になるかもしれませんし、母校がどうなっているのか見に行きたくなるかもしれません。 卒業生の皆さんには毎年、同窓会の案内をお送りします。 お時間・ご興味がある方は是非参加してください。

平成29年度 大学院 工学研究科 産業技術デザイン専攻 電気情報技術分野 修士論文公聴会を実施(2018.2.02)

本日、大学院の修士論文公聴会を8号館7階プロジェクトデザイン演習室で開催いたしました。 発表者及び発表題目は下記のとおりです。
  • 新垣翔太 @今坂研究室
  • 「ナノカーボンの表面改質と固体高分子型燃料電池への応用」
  • 永尾勇人 @松岡研究室
  • 「シルエット動画を用いた個人識別に関する基礎研究」
  • 松﨑陽平 @西嵜研究室
  • 「バルクナノタンタルの超伝導特性」
修士課程2年間、指導教員の下、熱心に取り組んだ研究内容を限られた時間内で伝えるのは大変だったと思いますが、 大学院生として自分の研究テーマを深く理解し実験を遂行していたことが発表や質疑で感じました。 大学院の経験を次の新天地で活かして欲しいと思います。 以下は、大学院生の発表の様子です。

新垣君


永尾君


松﨑君

平成29年度卒業研究発表会実施(2017.12.23)

2017年12月23日(土)に工学部電気情報工学科4年生の卒業研究発表会を行いました。 先ず朝9時半から総合コース発表でした。教職員及び4年次生と次期卒論生である3年次生の多くの聴衆の前で、堂々と約一年間に渡り取り組んだ研究内容について説明を行っていました。 その後は、4会場に分かれての一般コースに所属する学生の発表でした。 卒論生からは、難しい質問や思わぬアイデアなどを質疑応答で頂け良かった、また、発表後に一生懸命に取り組んだ研究に対して上手くできたねと褒められて嬉しかったとなどの感想が有りました。
約4年の間、電気情報工学科で学んだ知識や経験等をベースに来年4月からは社会人として活躍することを期待します。


九州パワーアカデミーフォーラムで卒業研究生が発表しました(2017.11.21)

2017年11月17日(金)に福岡工業大学で開催された九州パワーアカデミーフォーラ ム(KPAフォーラム2017)で、卒業研究生の14TE019 宇都宮 剛輝君(今坂研究室)が 研究発表を行いました。発表題目は「表面改質カーボンナノチューブを用いた固 体高分子型燃料電池の出力特性」です。 九州内の大学、高専、企業の方々が参加された中での発表は貴重な経験になった ようです。
卒業研究並びに卒業論文の完成に向けての更なる活躍を期待します。

本学の総合機器センターの一般公開時に、本学研究科の大学院生(2名)と卒論生(3名)が研究発表をしました (2017.11.04)

毎年、香椎祭にあわせて開催されている総合機器センターの一般公開時に行われている研究発表会において、大学院生(2名)と卒論生(3名)がポスター発表しました。発表者及び発表題目は下記のとおりです。
  • 松﨑陽平君(大学院生) @西嵜研究室
  • 「巨大ひずみ加工を行ったバルクナノタンタルの磁化特性」
  • 新垣翔太君(大学院生) @今坂研究室
  • 「ナノカーボンを用いた固体高分子型燃料電池の動作特性」
  • 牛嶋俊博君(卒論生) @貞方研究室
  • 「ITO電極にUV/オゾン処理を施した二層積層有機EL素子の特性」
  • 森建人君(卒論生) @貞方研究室
  • 「バルクヘテロ型有機太陽電池の特性評価」
  • 平田彰吾君(卒論生) @貞方研究室
  • 「膜厚構成を変化させた二層積層有機太陽電池の作製と変換効率の評価」

松﨑陽平君


新垣翔太君


牛嶋俊博君


森建人君

また、総合機器センターに設置されている様々な測定装置のデモンストレーションについても、大学院生の松崎君と新垣君が「 X線光電子分析装置によるカーボンナノチューブの元素分析」、それから卒論生の西本将大君(貞方研究室)が「原子間力顕微鏡(SPM)でコンパクトディスク(CD)の表面観察」について担当しました。
西本君が大勢の方々に、CDにどの様にデータが記録されていているのかを解説し、実際にSPMでCDのデータ層に在る凹凸を観測するデモンストレーションを実施しました。普段使っているCDですが、意外にも凹凸というアナログな方法で作られているとは知らなかったなど感心されていました。
一般公開を引き受けてくれた、学生の皆さんありがとうございました。

平成29年度 九州産業大学 同窓会 楠風会 電気情報工学科支部総会・懇親会を開催(2017.11.04)

11月4日(土)14時より、本学にて平成29年度の同窓会 電気情報工学科支部の総会及び懇親会を開催いたしました。 連休にもかかわらず多数の同窓生の皆さまに出席いただきありがとうございました。 同窓会では、まず、毎年行っています施設見学として総合機器センターにご案内しました。 センターでは同日に開催されている香椎祭に合わせて一般公開を行っています。 さらに、理工系学部の先生方や学生が行っている研究についてポスター発表会も開催されていました。 九産大生の熱心に研究に取り組んでいる姿を感じたのではと思います。
次に、理工学部に再編された1年目ということもあり、理工学部電気工学科の教育内容について説明を行いました。 出席者の方々は、卒業して30年以上経つため、現在の電気工学科の勉強内容を聞いて私たちの時とは大きく様変わりし、良くなっていると言われていました。 また、教育についてのアンケートにお答え頂きありがとうございました。
そして、総会の時間へ移りました。総会では、役員改選や会則の議案が承認されました。
漸く、皆様楽しみにしていた懇親会の始まり。懇親会の会場は1号館のオアシスです。 今回は、学友会のサークルであるダッキ―ジャズオーケストラの学生に来て頂き演奏を聞きながら、おいしい料理を味わい、同窓生や在校生との交流を深めました。 今年の懇親会には、在校生9名が出席しました。一人ずつ自己紹介を行いましたが、いきなりの振りだったため緊張してうまく言えない学生も居ましたが、皆さん素晴らしかったです。
最後に、来年度の同窓会で皆様とお会いできることを楽しみに、次回のイベント内容等を検討して行きたいと思います。

大学院生と卒業研究生が「モノづくりフェア2017」に参加しました。(2017.10.24)

2017年10月18日(水)-20日(金)にマリンメッセ福岡で「モノづくりフェア2017」 が開催されました(http://www.nikkanseibu-eve.com/mono/)。 このイベントに大学院生1名(16GTI01 新垣 翔太君)と卒業研究生4名(14TE004 安 藤 貴彦君、14TE035 川上 響君、14TE045 澤井 瞭君、14TE083 古市 尚之君)が 参加して、産学官連携・団体PRコーナーの出展ブースで「パルスパワーを用いた カーボンナノチューブの表面改質と固体高分子型燃料電池への応用」についての 研究紹介を行いました。 出展ブースには、3日間で100名以上の来訪者があり、研究内容の説明や質問への 対応をしてくれました。 来訪して頂いた方々の中には、九産大OBの方々も多数おられました。 本イベントへの参加が研究活動等に役立つことを期待します。

電気・情報関係学会九州支部連合大会において4名の学生が研究発表を行いました。(2017.10.3)

9月27日、28日に、琉球大学(千原キャンパス)で開催された  平成29年度(第70回)電気・情報関係学会九州支部連合大会において 本学科・研究科に所属する4名の学生が研究発表を行いました。 発表者と題目は下記のとおりです。
14TE025 緒方渓介 (橋口研)
 「PSSによる系統安定化手法に関する解析」
14TE085 松浦隆誠 (橋口研)
 「PMUデータに基づく電力動揺の解析手法に関する研究」及び 「配電系統における三相不平衡電圧の改善手法に関する研究」
16GTI01 新垣翔太 (今坂研)
 「酸素雰囲気中バリア放電によるカーボンナノチューブの表面改質と固体高分子 型燃料電池への応用」
16GTI09 松崎陽平 (西嵜研)
 「巨大ひずみ加工により作製されたバルクナノタンタルの超伝導特性」

松﨑君と新垣君
学会を終えた緒方君と松浦君からの感想
緒方君: 今回、学会発表という貴重な体験をさせていただきました、 橋口先生ならび、関係者様に心から感謝致します。 学会で他の研究発表及び、先生方に助言を頂いたことは、 今後の研究及び学校生活に活かして行きます。 最後に、良い刺激を貰えるので、 次年度の卒研生もぜひ参加してください。
松浦君: 今回、電気学会九州支部で2講演することは 決して楽なことではありませんでした。 しかし、論文作成や発表練習の際に、内容の矛盾や新たな手法に 気づくことができたこと、さらに、講演の質疑応答で、 助言をいだだいくことができ、大きな達成感がありました。 この経験と感動を忘れずに、残りの学生生活を悔いのないように過ごします。

日本物理学会2017年秋季大会において大学院生が発表しました。(2017.10.3)

2017年9月21日から24日に岩手大学(上田キャンパス)で開催された日本物理学会 2017年秋季大会において、西嵜研究室の大学院生16GTI09 松﨑陽平君が研究発表 を行いました。 発表題目は「巨大ひずみ加工によるタンタルの第Ⅱ種超伝導体化 と磁束状態」です。修士論文の完成に向けて更なる活躍を期待しています。

電気工学科のオープンキャンパスを実施しました。(2017.10.1)

平成29年度秋オープンキャンパスを10月1日(日)に開催いたしました。 電気工学科では8号館5階の基礎実験室をメイン会場として学科イベントを行いました。 多数の高校生・保護者の皆様に電気工学科へ足を運んで頂き、誠にありがとうございました。 電気の面白さや九産大・電気工学科で学ぶ意義を伝えるイベントを実施しました。 基礎実験室では、デバイスから電力システムまでの幅広い研究を行っている13研究室の紹介、 在校生によるパネルを使った電気工学科に入学後どの様な内容を学ぶのか紹介を行いました。 さらに、多くの方が気になる就職先についても丁寧に説明を行いました。 実演体験イベントとして、超伝導や燃料電池及び太陽電池の実験を披露しました。 ものづくり体験として簡単にできる電子ルーレットの作製にも挑戦して頂きました。 来年のオープンキャンパスも楽しみに来場してください。学科一同お待ちしています。

太陽光発電所及び九電工アカデミーの学外見学を行いました。(2017.9.13)

9月13日(水)に電気工学科の1年次の科目である環境エネルギー工学の一環として学外見学を実施しました。見学場所は、サニックス株式会社のサニックスソーラーパークむなかたと株式会社 九電工の九電工アカデミーです。
サニックスソーラーパークむなかたでは、太陽光発電所構内に入り、実際に発電している太陽電池モジュールを目の前にして、担当者より太陽光パネルについて詳しい説明をいただきました。その他、太陽電池モジュールで発電した直流電圧を交流電圧に変換し九州電力の電力系統に接続するまでの各重要な設備について紹介いただきました。見学を終えた1年生の感想として、授業で再生可能エネルギーの一つとして太陽光発電所を学んだが、実際に見てみると敷地の広さに驚き、パワーコンディショナーなどの電気機器について勉強したいと興味を抱いたとのことでした。
九電工アカデミーでは、会社概要の説明会後、電気工事技術職、空調管工事技術職、配電工事技術職について、新入社員研修等の作業場で指導者の話や実技を見ることができました。学生からは、就職を考えて在学中にどの様な国家資格を取得すると良いかなど質問がありました。現場の生の声を聞くことで、これからの講義の受け方も変わるのではと思います。
尚、サニックスソーラーパークむなかたは、福岡県宗像市及び、用地の所有者である九州産業大学、そして発電事業を行うサニックス社の産学官連携事業として形となった太陽光発電所です。その様な経緯があり、電気工学科では、現地見学を通じて担当者より直接説明を聞くことで、これから学ぶ専門科目に対して興味や学習意欲を創出するための教育内容を実施しています。
お忙しい中ご対応いただきました、サニックス株式会社 様、株式会社 九電工 様に感謝いたします。

「サニックスソーラーパークむなかた」での見学の様子

電気工学科のオープンキャンパスを実施しました。(2017.7.23)

平成29年度オープンキャンパス夏を7月23日(日)に開催いたしました。 電気工学科では8号館5階の基礎実験室をメイン会場として学科イベントを行いました。 当日は、非常に暑い天気にもかかわらず、大勢の高校生・父兄の方々が電気工学科へ足を運んで頂き、誠にありがとうございました。 目標としていた来場者数を大幅に上回り、電気の楽しさや九産大電気工学科で学ぶ意義を伝えることができたと思います。 基礎実験室では、デバイスから電力システムまでの幅広い研究を行っている13研究室の紹介や電気工学科に入学後どの様な内容を学ぶのか在校生によるパネルを使った紹介、超伝導などの体験実験を披露しました。簡単にできる電子ルーレット作製体験、さらに、高電圧実験室では模擬落雷による小石の破壊実験、ラボツアーを実施しました。
次回オープンキャンパス秋は10月1日(日)に開催されます。興味のある方は是非ご来場ください。

西嵜照和准教授の研究成果がプレスリリースされました。(2017.7.25)

電気工学科の西嵜照和准教授は、京都大学の佐藤雄貴 理学研究科大学院生、笠原成 助教、松田祐司 教授らの研究グループ、東京大学の芝内孝禎 教授、韓国科学技術院、ドイツ・マックスプランク研究所の研究者らと共同研究を行い、その成果がプレスリリースされました。 本研究の成果は,銅酸化物高温超伝導体が超伝導状態になる過程で空間的に非対称な新しい電子状態が存在することを発見したものであり,高温超伝導体における四半世紀の謎を解明する手がかりになると期待されています.九州産業大学電気工学科では、研究対象である代表的な銅酸化物高温超伝導体YBa2Cu3Oyの高品質単結晶の作製と評価を担当し、電子相図の研究に必要不可欠なホールキャリア濃度の精密制御に成功して本研究成果に至りました。 この論文は、7月25日(日本時間)英国の学術誌「Nature Physics」に掲載されました。
掲載誌:Nature Physics DOI:http://dx.doi.org/10.1038/nphys4205

卒業研究中間発表会を開催しました。(2017.7.1)

7月1日に平成29年度卒業研究の中間発表会を開催しました。午前中は8315番教室で総合コースの卒論生が日頃頑張って取り組んでいる研究の進捗状況を熱心に先生方や他の学生に発表を行いました(下の写真)。午後からは4会場に分かれて一般コースの卒論生が研究の進捗状況を先生方や他の学生に伝えていました。 中間発表会に備えて様々な勉強を行い知識を蓄え、卒業研究の全貌が薄っすらと見えてきたと思います。 12月の卒業論文発表会で満足の行く成果を発表できるように、これからも日々切磋琢磨して頑張りましょう。

3年次生を対象に「電機業界説明会」を開催しました。(2017.6.28)

3年次生へのキャリア教育の一環として、一般社団法人 日本電機工業会常務理事の本松 修 様をお招きし、「電機業界の現状と将来展望 ~企業に求められる人材とは~」との演題で講演会を開催しました。講演に先立って日本電機工業会の概要をご紹介頂き、電機産業の構造(生産規模、企業数、従業員数等)の変遷についてご説明頂きました。 次に、現在、電機産業がかかわっている機器やシステムとこれらと深くかかわっている情報通信システムについての事例をご紹介頂きました。特に、技術開発やイノベーションを踏まえた電機産業の将来展望や、世界の電機産業の中での日本企業の強み、IoT、ICT等のIT技術の導入による新潮流のご説明は、卒業研究への取り組みや就職活動における企業分析、大学院進学等、それぞれの進路におけるモチベーションを向上させてくれると思います。
最後に、就職活動に向けてのメッセージとして、会社が求める人材像、就職活動を始める時、そして選考を受ける際の注意点をご説明頂くとともに、一社会人として活躍するための心構えをご教示頂きました。本講演で得られたことが実りある有意義な学生生活に繋がること期待しております。ご多用の折、ご講演を頂いた本松様に学科教職員一同心より御礼申し上げます。
一般社団法人 日本電機工業会のHPはこちらです⇒http://www.jema-net.or.jp/

大学院生の松崎陽平君が東北大学金属材料研究所で出張実験を行いました。(2017.6.23)

2017年6月12日から17日まで、西嵜研究室に所属している大学院生の松崎陽平君(16GTI09)が東北大学金属材料研究所で出張実験を行いました。出張実験では、同研究所の共同利用研究課題「バルクナノメタル超伝導体の渦糸状態」の研究分担者として、走査SQUID顕微鏡による磁束量子の観測実験を行いました。修士論文の完成に向けて、今後の頑張りを期待しています。

西嵜准教授が分担著筆した「超伝導磁束状態の物理」が出版されました。(2017.6.23)

西嵜准教授が分担著筆した「超伝導磁束状態の物理」という専門書が2017年 4月に裳華房から出版されました。この書籍は、磁場中の様々な超伝導体の性質 の総合的な解説書であり、より広い立場で超伝導を議論するうえで重要な情報を 提供するものと期待されています。西嵜准教授は、「第3章 第2種超伝導体の混 合状態」の企画・責任者を担当し、計29頁を分担著筆しました。

専門教育の一環として学内施設見学を行いました。(2017.05.18)

電力発生変換工学I(3年次開講科目)の講義の一環として、学内の変電設備や蓄電池等の電力技術に関連した施設見学を行いました。見学した同科目の受講者は、電力会社より送られてくる電力がどのようにして学内に供給されているのかなど、電気主任技術者の方の丁寧な説明にメモをとりながら、熱心に耳を傾けていました。また、学内には電力会社の電力供給が停止した場合に対応するための非常用発電機があり、この発電機の試運転も行って頂きました。
見学後、実際に設備を見学することで座学で得た知見をより深く理解できるようになったなどの感想もありました。この施設見学が電力・エネルギー分野に興味を持ったり、将来の職業を決めるときの参考になることを期待します。

教務ガイダンスにおいて資格認定証を授与しました。 (2017.03.24)

電気情報工学科のカリキュラムは、所定科目の単位を修得すると、以下の資格が認定される仕組みを設けています。
  • 電気主任技術者(第一種、第二種、第三種)*資格取得には実務経験が必要
  • 無線従事者(第一級陸上特殊無線技士)(2013年度入学者から)
教務ガイダンス(3/24)のとき、上記資格の認定に必要な科目の単位を修得した学生に対し、 資格認定証を授与しました。平成28年度は電気主任技術者の資格認定を26名、無線従事者の認定を5名の学生が 受けました。3年次終了までに資格認定を受けると、資格認定という実績を持って就職活動に取り組むことができます。 就職活動だけでなく、4年次での卒業研究での活躍を期待しています。

本研究科の大学院生が日本物理学会第72回年次大会において研究発表を行いました.(2017.03.20)

2017年3月17日から20日に大阪大学(豊中キャンパス)で開催された日本物理学会第72回年次大会において,西嵜研究室の大学院生2名が 研究発表を行いました。 発表者と発表題目は以下の通りです。
  • 内田翔悟君(15GTI03):「導電性高分子PEDOT/PSS膜の走査トンネル顕微鏡観察Ⅱ」
  • 松﨑陽平君(16GTI09):「バルクナノタンタルの磁化特性」

本研究科の学生が平成28年度電気学会優秀論文発表賞B賞を受賞しました。 (2017.02.13)

平成28年9月29日、30日宮崎大学(木花キャンパス)で開催された平成28年度(第69回)電気・情報関係学会九州支部連合大会 において、電力技術・エネルギーのセッションにおいて発表した橋口研究室の Rijal Kiran君(15GTI19)が 電気学会優秀論文発表賞B賞を受賞しました。


■ Rijal Kiran 君のコメント
今回、受賞したことはとても嬉しい気持ちです。私がこのよう喜びを得ることができましたのは、 橋口先生のご指導のおかげです。本当に心から感謝をします。 今後社会人になってもこのような成果を得られるよう頑張りたいと思います。

■ 関連サイト

平成28年度 卒業研究発表会を開催しました。(2016.12.23)

12月23日に平成28年度卒業研究論文発表会を開催しました。 午前の部では、電気情報工学総合コースに登録している学生10名が発表しました(写真上)。 全教員、全卒論生を含む聴講者の前で、8分という短い時間内に、 研究背景、目的、研究内容と結果を要領よく発表し、鋭い質問に対して的確に答えていました。 専門外の教員からの答えにくい質問に対しては口ごもるとき もありましたが、最後は自分なりにしっかりと答えていました。 午後の部では、電気情報工学一般コースの学生が4グループに分かれて発表しました(写真下)。 発表時間は6分と短い中、しっかりと自分の 研究内容を発表できました。両コースの学生ともに中間発表から成長した姿を見ることができました。



今回のすべての発表は、教員により共通の採点基準で採点されています。採点結果が残念ながら合格点に達しなかった学生は2月3日に再発表となります。 また、午前の部の総合コースで発表した学生を対象に、 1年間の卒業研究の取り組み状況、発表会での教員、聴講者による評価が高かった学生に対し、 卒業研究最優秀賞、卒業研究優秀賞が贈られます。 さらに発表の教員の採点結果及び聴講者の投票により卒業研究発表賞が贈られます。
最後に、祝日にも関わらず、卒業研究発表会の運営に協力してくれた工学研究科電気情報技術分野の学生諸君に感謝します。

電気情報工学応用実験の発表会を開催しました。 (2016.11.25)

課題解決手法の事案として熊本地震を取り上げ、避難所での被災した人々に対し て「自然エネルギーで携帯電話の充電と扇風機を使うために必要な電力を賄う」 という課題に2グループに分かれて取り組みました。



各グループは、それぞれ太陽光発電、水力発電を利用した解決法を提案しました。 それぞれの解決策のために問題設定と目標を定め、太陽光、水力発電についての 調査や基礎的な実験並びに実験データに対する考察を行い、解決法を提案しまし た。
独自のアイデア等も盛り込まれ、また、発表会までの真摯な取り組み活動の様子 も伺えて大変有意義な発表会でした。


※電気情報工学応用実験:本学科の一連の課題解決型教育(システム工学I, II, システム工学演習, 電気情報工学応用実験) の集大成の科目です。システム工学I, IIでシステムズアプローチによる課題解決手法を学び、 それを身近な事案で実践し(システム工学演習:事例1事例2)、 そして電気情報工学に関係する事案で活用するのが電気情報工学応用実験です。昨年度の発表会の様子はこちら

本研究科博士前期課程1年生の英語論文発表会を開催しました。(2016.11.24)

11月24日に、工学研究科博士課程1年生が電気時応報技術特別演習I の一環で、英語の文献の論文紹介を行いました。これは、 前期末に行ったサーベイ研究発表に引き続き、自分の研究の位置づけを明確にするため、または今後の研究活動を円滑に行う ために、英語で書かれた文献から関係専門分野の知識を修得するために行っているものです。

どの発表も、紹介した文献での研究目的、目的のために実施した研究内容、得られた結果を、なんとか説明していました。 論文の紹介の後に、現在の自分の研究との関係についても簡単に紹介しました。今回の経験が、これからの研究活動の 一助になれば幸いです。

本学の総合機器センターの第7回研究発表会で本学科及び本学研究科の大学院生(合計9名)が研究発表をしました.(2016.11.12)

11月5日(土)に7号館2階で九州産業大学総合機器センター 第7回研究発表会が開催されました。 電気情報工学科の各研究室の卒論生(4名)や大学院生(5名)から合計7件のポスター発表がありました。 研究発表者・所属研究室・題目は以下の通りです。
  • 寺田信平君(大学院)@西嵜研究室:「バルクナノVの磁束ピン止め特性」
  • 松崎陽平君(大学院)@西嵜研究室:「バルクナノTaの電気伝導特性」
  • 内川稔浩君・新垣翔太君(大学院)@今坂研究室 :「表面改質カーボンナノチューブを用いた固体高分子型燃料電池の動作特性」
  • 池田侑司君(大学院)@今坂研究室:「バリア放電を用いた二酸化炭素分解によるカーボン微粒子の創製」
  • 佐々木悠人君 @金子研究室:「有機EL素子の作製及び素子特性評価装置の構築」
  • 橋口直弘君 @金子研究室:「有機太陽電池の作製及び素子特性評価装置の構築」
  • 武内無君・林田貴裕君@金子研究室:「粉体用大気圧プラズマ処理装置の開発 -誘電体バリア放電における誘電体の最適化-」

  • 写真左:池田侑司君(左端)、内川稔浩君(右端)
  • 写真中:松崎陽平君(左)
  • 写真右: 佐々木悠人君 (右)

九州産業大学同窓会楠風会福岡県地方本部電気情報工学科支部総会・懇親会を開催しました.(2016.11.09)

平成28年11月5日(土)に第2回目となる九州産業大学同窓会楠風会福岡県地方本部電気情報工学科支部総会・懇親会を九州産業大学で開催しました。出席者数は合計で41名で40年以上前に卒業されたOBの大先輩や今年卒業した卒業生も参加して頂きました。厚く御礼申し上げます。
午後2時より、特別講演会として工学部物質生命化学科磯部教授より新規の医療診断技術として期待されている蛍光電子顕微鏡に関してご講演頂きました。特に、がん診断技術に関する話題は皆さんにとって身近な事なので活発な質疑が行われていました。その後,7号館の医療診断技術開発センターの見学会を実施しました。実際に開発途中の電子顕微鏡と光学顕微鏡を組み合わせた蛍光電子顕微鏡のデモンストレーションを行って頂きました。
次に、同じ7号館にある総合機器センターの一般公開へ皆さんをご案内しました。そこでは、最先端機器の説明とデモンストレーションを学生が行ったり、電気情報工学科の各研究室のポスター発表会も行われていました。見学したOBの方々は口を揃えて、30年前は総合機器センターの様な立派な建物や測定装置は全くない状態で卒業研究などを行っていた、と当時を振り返っておられました。そして、現在の学生さんは、素晴らしい装置を自由に使用し研究活動に専念できる環境が整えられていることに感心されていました。
見学会の後は、8号館で総会を開催しました。総会では、事業報告や収支報告などが執り行われました。
総会後、中央会館のアルテリアにて懇親会を行いました。はじめに同窓会の記念として集合写真を撮影しました(下写真)。今回は、学科主任織田先生、就職担当竹下先生にも出席して頂きました。今後、若い世代の同窓会会員を増やす試みとして、在学生7名も出席しました。在学生は、大先輩と名刺交換を行いながら就職や勉強に関するアドバイスを聞いたりと非常に有意義な懇親会になったとのことでした。特に、在学中に電気工事士等の資格を取得していると会社に入ってからの昇進などに大きな差が出ると先輩方から聞き、資格取得に向けて気合が入ったと在学生は感想を述べていました。懇親会では在学生が企画したイベントを実施したり、大いに盛り上がり無事終了することが出来ました。
最後に、連休という日程中にも関わらず九州産業大学に足を運んで下さった参加者の皆様には、誠に有難うございました。来年度も電気情報工学科支部の同窓会を開催いたしますので、その際は、また、お越し頂けることを願っております。在校生の皆さんの同窓会への積極的な参加をお待ちしています。
今後の電気情報工学科支部の行事などは以下のホームページに随時更新します。

本学科の1年次生が学外見学に行きました。 (2016.11.08)

11月8日(火)に電気情報工学科の1年次の科目である電気情報工学導入演習の一環 として学外見学を実施しました。見学場所は、太陽光発電をはじめとする再生可能エネルギー事業を行っている九電みらいエナジー社の宗像メガソーラー発電所(宗像市)と固定回線からインターネット等の通信事業者として知られるNTT西日本社の電気通信設備(福岡市天神) です。尚、九電みらいエナジー社の宗像太陽光発電所は九州産業大が所有する宗像グランド内に建設されており、毎年見学を行っています(平成27年度の様子)。

はじめに、太陽光発電所の見学を行いました。生憎の雨模様でしたが、担当者か ら太陽光パネルで発電された直流の電圧がパワーコンディショナーを通じて交流 の電圧及び昇圧されて最終的には九州電力の電力系統へ接続されていることにつ いて詳しい説明を聞けました。その他には、九電みらいエナジー社が手掛けている風力や水力、バイオマス、潮力発電についての説明もありました。
次に、今回初めての企画としてNTT西日本社の電気通信施設を見学しました。 普段目にする機会が無いMDFと呼ばれる主配線盤や各種回線交換機など数万回線 もの通信を処理する装置を目の前にして説明を受けました。さらに、洞(とう)道 と呼ばれる電気通信設備間でメタルケーブルや光ファイバーを接続するためのト ンネルを見学しました。見学では地下30 mぐらいまで降りて、200 m程トンネル 内を歩きながら担当者の説明を聞きました。その後、NTT西日本の事業内容等についての説明などがありました。
見学した1年生から、「太陽光発電所は、家庭用とは違った産業用のサイズ感や 機械の音などを身をもって感じることが出来たので良かったです。NTTの施設見 学は、普段滅多に入れない所を見ることができ、また、重要な設備や施設を見学 できたので今まで以上に興味を持て通信の仕組みを知ることができたので良かっ たです。」という感想がありました。

ものづくり・人づくり・夢づくりプロジェクト事業の中間報告を行いました。(2016.10.31)

10月23日開催のオープンキャンパスで,ものづくり・人づくり・夢づくりプロジェクト事業の 中間報告を行いました.液体窒素温度(約77K)まで電気抵抗を測定できるシステ ムを使用し,酸化物高温超伝導体YBa2Cu3Oyの電気抵抗測定を実演しました. 超伝導体の特徴である電気抵抗がゼロに転移する様子を来場者に体験してもらう ことができました.

  • プロジェクト名: 超伝導物理実験プロジェクト(電気抵抗測定編)
  • メンバ(写真左から): 13TE047 田平 章太,13TE074 馬塲 巧,12TE065 中村雅俊,15GTI10 寺田信平
  • 指導教員: 西嵜照和

篠栗町と本学との地域連携事業「ささぐりわくわくチャレンジ塾」に学科3年生が参加しました。 (2016.10.25)

今年度も篠栗町在住の小学生が参加する科学教室「ささぐりわくわくチャレン ジ塾」に、システム工学演習を履修している学科3年生4名が指導を行いまし た。



今年度は、ライデンコップによる静電気の実演、簡易テスターとイライラ 棒ゲームの二つを工作しました。電気の面白さを伝えることができる内容、限 られた時間でケガなく円滑に工作が進めることができることなど様々な条件を 授業の中で検討し、4月から準備を行いました。参加者全員、準備していた二 つの工作を完成することができました。会場のいたるところでイライラ棒ゲー ムからのブザー音が鳴っていました。学生は参加者と会話が弾み、明るい雰囲 気で終えることができました。

【関連サイト】

本学研究科の学生が電気・情報関係学会九州支部連合大会で発表しました。(2016.09.30)

9月29(木), 30日(金)に、宮崎大学(木花キャンパス)で開催された平成28年度(第69回)電気・情報関係学会九州支部連合大会※において、電力技術・エネルギーのセッションにおいて、橋口研究室のリジャル キラン君(15GTI19)が電力系統の非線形性を考慮したロバスト制御手法の効果について発表しました。

※ 電気・情報関係学会(電気、電子情報通信、情報処理、照明、電気設備、映像情報メディア、日本音響)の九州支部、IEEE Fukuoka Section が合同で主催する学会。九州各地の大学・高専から約500件前後の講演があり、大学院生にとっては研究発表の登竜門となる学会である。さらに開催地に関係の深い特別講演があるだけでなく、企業展示も実施されている。

情報処理演習室をラーニング・コモンズとして利用できるようにしました。 (2016.09.30)

情報処理演習室は来年度からアクティブラーニング用の教室へと改装されます。そのための準備を後期から始めるために、演習室をラーニング・コモンズとして利用できるように模様替えをしました。コンピュータを6割撤去し、これまで使っていた机等を使って、空いたスペースにグループ、個人で勉強できる環境を整えました。利用は基本的に、飲食・(大きな)私語・土足厳禁で運用します。積極的に活用してほしいです。

このレイアウトは演習室アシスタントのみなさんが考えてくれました。利用者の方から様々な要望を聞きながら、適宜修正しながら運用していきます。パソコンの撤去作業、模様替え、お疲れ様でした>アシスタントのみなさん。

本学科の学生が電子情報通信学会九州支部学生会講演会で発表しました。(2016.09.28)

9月28日(水)に、宮崎大学(木花キャンパス)で開催された第24回電子情報通信学会九州支部学生会講演会(※)において、本学科の2名の学生が発表を行いました。発表者と題目は下記のとおりです(写真左から)。

  • 弘中 拓生(13TE075)@松岡研究室
  • 「ワンセグ放送波の屋内受信信号レベルマップの作成(2)」
  • 新谷 卓也(13TE037)@緒方研究室
  • 「大きく異なる二つの周波数成分を含む信号のニューラルネットワークによる予測」
電子情報通信学会九州支部学生会講演会:運営を学生中心で行う学生会講演会。九州各地の大学・高専から例年150件近くの講演がある。

本学研究科の学生(2名)が2016年日本物理学会秋季大会で発表しました。 (2016.09.17)

2016年9月13日から16日に金沢大学(角間キャンパス)で開催された 日本物理学会2016年秋季大会において、 西嵜研究室の大学院生2名が研究発表を行いました。 発表者と発表題目は以下の通りです。
  • 寺田信平君(15GTI10):「微細結晶粒を持つバナジウムの磁束ピン止め特性」
  • 松﨑陽平君(16GTI09):「バルクナノTaの超伝導特性」

講演時間外にも熱心な質問を受けたり、他大学の研究者から新しい実験の提案を いただいたりして良い経験になったと思います。今後も活躍を期待しています。

「ちびっこ大学in宗像」に参加しました。(2016.09.01)

8月23日(火)に、宗像市の 「CoCokara ひのさと」で開催された、宗像市の事業「ちびっこ大学in宗像」に参加しました。これは本学の学外連携事業として協力したものです。参加した学生は、システム工学演習を履修している本学科3年生5名です。前期の最初から、「小学生に電気の魅力を伝えるイベント」というテーマでイベント内容を検討してきました。制約条件として、安全、制限時間内、既製品ではなく身の回りにあるもので電気を体験できるもの、小学生でも原理がわかること、と設定し、実験テーマを考えました。昨年度の先輩や学科の教員のコメントをもとに、テーマを選別し、実験内容を改良してきました。最終的には、ライデンコップと電球を使った簡易テスタに決まり、宗像市子育て支援チームとの打ち合わせ、リハーサルをへて、本番に臨みました。



本番では、まず学生が自己紹介し、イベントの概要、注意事項を全体に説明しました(写真上)。そのあと、19名の小学生を5つの班にわけ、それぞれの班を学生一人が担当しました(写真下)。それぞれの班において、学生は「お兄さん」として、そして「先生」として小学生を指導していました。おかげさまで終始和やかな雰囲気でちびっこ大学を滞りなく進めることができました。
10月にはもう一つのグループが篠栗で同様のイベントを実施します。今回の経験を学生間で共有し、さらによいイベントができることを期待しています。

【参加した学生(学籍番号順)】 古市 尚之君(14TE083)、前田 貫汰君(14TE084)、松浦 隆誠君(14TE085)、松永 大輝君(14TE088)、吉田 圭佑君(14TE103)

【関連サイト】
  1. 日の里コミュニティホームページでの本イベント紹介ページ
  2. 本学トップページ
  3. 本学地域連携関係ホームページ

情報処理演習室アシスタントミーティングを行いました。 (2016.08.05)

本学科が所有する情報処理演習室の運営をサポートしてくれるアシスタントのミーティングを行ました。前期の最初に業務内容の説明を受け、約4ヶ月間自分たちで考えて運営してきました。本日は前期の締めくくりとして、前期の反省と後期からの運用について話し合いました。

情報処理演習室は来年度からアクティブラーニング用の教室へと改装されます。そのための準備を後期から始めるために、その運営のお手伝いもしていただくことになりました。ラーニングコモンズとしての利用も検討しています。そのために学びの場として、情報処理演習室の有効な利用法について、利用者の立場及び管理者の立場から意見を出し合いました。これをベースに後期の運用を検討していきます。後期もよろしくお願いいたします。

2016年度オープンキャンパスでイベントを行いました。(2016.07.24)

7月24日に九州産業大学でオープンキャンパスを開催しました(写真上)。 今年度はこれまで同様の研究室紹介だけでなく、地域連携事業の展示(写真中)、電気工学研究部による電子ルーレットを作ろうという体験イベント(写真下)を新たに実施しました。





多くの方にご来場いただき、心よりお礼申し上げます。秋のオープンキャンパス(10月23日)でも学科イベントを実施します。今回都合により来場できなかった 方、また見てみたい方のご来場を、学科教職員・学生一同心よりお待ちしております。

地域連携事業の準備をしています (2016.07.07)

昨年度「システム工学演習」の一環として取り組んだ地域連携事業「土曜塾」 に続いて、今年も地域連携事業 を目指して、同科目で活動しています。前期の初めから講義時間やメンバーの空き時間を利用して取り組んである程度形になったところで、昨年度に同事業に参加した茂岡 亮君(13TE034)、 石堂 高輝君(13TE003)を講義に招き、体験を語っていただくとともに現時点でのイベント内容を評価してもらいました。

体験談では、事業が間近に迫ったときの活動内容や、準備するにあたって特に気を付けていたことを話してくれました。また、イベント内容の評価においては、イベント内容そのもの のに対するコメントはもちろん、そのイベントで小学生対象であるからこそ気を付けなければいけないと思うことをはっきりと的確に指摘してくれました。またイベント内容 に関係なく、実際の経験者だから話せる実際小学生との応対での注意することを話してくれました。
今年度の受講生にとっては非常に有意義な懇談だったと思います。この懇談を活かし、今年度も頑張ってくれるものと期待しています。

工学部長賞(学業)が授与されました。(2016.07.07)

7月7日に、工学部大会議室にて、工学部長賞(学業)の授与式が行われました。工学部長賞(学業)は、優れた学業成績を修めた学生に対して授与される賞です。電気情報工学科からは、
  • 楠原 好幾 君(写真左)
  • 柳元 幹人 君(写真中央)
  • 村田 慎治 君(写真右)
の3名が受賞しました。

3年次生を対象に「電機業界説明会」を開催しました。(2016.06.29)

3年次生へのキャリア教育の一環として、一般社団法人 日本電機工業会から田中 智 様をお招きし、「電機業界の現状と将来展望 ~ 企業に求めれる人材とは」という演題で講演会を開催しました。これまで田中 様が関わってこられた電機産業界の魅力について 70分間ご講演いただきました。

講演に先立って、日本電機工業会の概要をご紹介いただき、ここ60 年の産業構造の変遷について電機産業の立場からご説明いただきました。次に電機産業がかかわっている機器やシステム、これらに深くかかわっている情報通信システムについて事例を挙げてご説明いただきました。受講生は専門系列で学んでいることと実社会とのつながりを意識できたのではないかと思います。さらに、世界の電機産業の中での日本の企業の位置づけや強み、そしてこれからの電機産業の展望のご説明は、これからの専門科目の学びの、そして約半年後から着手することになる卒業研究への取り組みのモチベーションを向上させてくれると思います。
最後に、就職活動に向けて、受け入れる企業の立場から、就職活動を始める時、そして選考を受ける際の注意点をご説明いただくとともに、卒業して一社会人として活躍するための心構えをご教示いただきました。さらにご自身の経験から、大学での学びは「自分で考え、解を導き出す術を身につけること」というメッセージもいただきました。
田中様の話に真剣に耳を傾け、熱心にメモを取っている学生の姿が印象的でした。この講演で得られたことを残りの学生生活に活かしてくれるものと期待しております。お忙しい中、ご講演をいただいた田中 様に学科教職員一同心より御礼申し上げます。

本学工学部の「ものづくり・人づくり・夢づくりプロジェクト事業」に学科から5事業採択されました。(2016.06.10)

九州産業大学工学部が、ものづくり教育による実践的な研究活動を支援する、「ものづくり・人づくり・夢づくりプロジェクト事業」に下記の5事業が採択されました。 この事業では、採択されたプロジェクトに対して最大30万円が助成されます。昨年度からの継続事業が3件、新規事業が2件です。今後の活躍が期待されます。
  • 【継続】超伝導物理実験プロジェクト(電気抵抗測定編)(代表者:13TE047 田平 章太、指導教員:西嵜 照和)
  • 【継続】KSUエリア放送技術部(代表者:13TE075 弘中 拓生、指導教員:松岡 剛志)
  • 【発展・継続】SiC-MOSFETを用いた太陽光発電用、昇圧&インバータ回路の試作(代表者:13TE009 牛島 彰伸、指導教員:村上 英一)
  • 【新規】マイコンカーラリーを通じた電気・情報・機械系技術の習得に向けた総合的な課題解決型教育(代表者:13TE066 西本 将大、指導教員:今坂 公宣)
  • 【新規】有機エレクトロニクス素子の作成と測定装置の開発(代表者:13TE032 佐々木v悠人、指導教員:金子 和也)

専門教育の一環として学内施設見学を行いました。(2016.06.09)

電力発生変換工学I(3年次開講科目)では、発変電技術の発達経緯を学びます。その一環として学内の変電設備や蓄電池等の施設見学を行いました。同科目の受講者は、電力会社等より送られてくる電力がどのようにして学内に供給されているのかなど、電気主任技術者の方の丁寧な説明に熱心に耳を傾けていました。実際に設備を見学することで、電力・エネルギー分野に興味を持ったり、将来の職業を決めるときの参考になることを期待します。




写真上:開閉設備、写真下:蓄電池

平成28年度 新入生オリエンテーションを行いました。(2016.04.05)

4月5日の午後、新入生に対してオリエンテーションを行いました。学科紹介、教職員紹介、大学生活における注意事項について説明があった後、学科内の施設を見学しました。その後、 クラス担任別の少人数クラスに分かれて、ガイダンスが行われました。

クラス担任別のガイダンスでは、4年生や大学院生の先輩も加わって、自己紹介をし、大学の履修の基本である科目の性質(必修、選択必修、選択)、履修制限、卒業要件につ いて確認しました。大学入学して最初の仲間はこのグループの仲間です。大学の勉強を乗り切るためには仲間は不可欠なので、大切にしてほしいと思います。
入学してまだ4日間。わからないことだらけかもしれませんが、早く大学生活に慣れて有意義な大学生活を送ってほしいと思います。