本学工学研究科の学生が東北大学金属材料研究所で出張実験を行いました。

2016年3月22日から23日まで,本学工学研究科の内田翔悟君(15GTI03)が東 北大学金属材料研究所低温電子物性部門(佐々木研究室)で出張実験を行いまし た。佐々木研究室の博士課程後期2年の本間優太君から薄膜作成の指導を受け、 導電性高分子PEDOT/PSS配向薄膜の作製を行いました(写真)。作製した薄膜は本 学に持ち帰り、西嵜研究室において走査トンネル顕微鏡実験を行う予定です。

本学研究科の学生(2名)が日本物理学会第71回年次大会で発表しました。

2016年3月19日から22日に東北学院大学(泉キャンパス)で開催された日本 物理学会第71回年次大会において,西嵜研究室の大学院生2名が研究発表を行いました。 発表者と発表題目は以下の通りです。
  • 寺田信平君(15GTI10):「バルクナノバナジウムの磁場中超伝導特性」
  • 内田翔悟君(15GTI03):「導電性高分子PEDOT/PSS膜の走査トンネル顕微鏡観測」
今後のさらなる活躍をお祈りいたします。

教務ガイダンスにおいて資格認定証を授与しました。 (2016.03.24)

電気情報工学科のカリキュラムは、所定科目の単位を修得すると、以下の資格が認定される仕組みを設けています。
  • 電気主任技術者(第一種、第二種、第三種)*資格取得には実務経験が必要
  • 無線従事者(第一級陸上特殊無線技士)(2013年度入学者から)
教務ガイダンス(3/24)のとき、上記資格の認定に必要な科目の単位を修得した学生に対し、 資格認定証を授与しました。電気主任技術者の資格認定を24名、無線従事者の認定を6名の学生(本学科初)が 受けました。3年次終了までに資格認定を受けると、資格認定という実績を持って就職活動に取り組むことができます。 就職活動だけでなく、4年次での卒業研究での活躍を期待しています。

平成27年度学位授与式が挙行されました。(2016.03.22)

平成28年3月22日午後2時から、平成27年度九州産業大学学位授与式がマリンメッセ福岡で挙行されました。



電気情報工学科から82名、工学研究科産業技術デザイン専攻電気情報技術分野から6名の学生に学位記が授与されました。学位授与式にあわせて、各学科の最も優秀な卒業生に学長賞が授与されました。さらに、学科では電気学会支部長賞(学部、大学院)、電子情報通信学会成績優秀賞も授与されました。
今後の皆さんの社会でのご活躍を学科教職員一同心からお祈り申し上げます。

本学研究科の学生(2名)が第63回応用物理学会春季学術講演会で発表しました。 (2016.03.22)

本学工学研究科の村上研究室の学生(2名)が平成28年3月19日~22日にかけて、東京工業大学で開催された第63回応用物理学会春季学術講演会で発表しました。発表した学生と発表題目は下記のとおりです。
  • 鶴留 亮太君(15GTI09)(写真左)
  • 「SiC-MOSFETのSPICE用ドレイン電流モデル」
  • 古市 貴大君(15GTI15)(写真右)
  • 「SiC-MOSFETのスイッチング動作による劣化(AC-PBTI)」

他の大学の学生にも劣らず、上手にプレゼンできました。しかし、発表を通して研究だけなく様々な点で新たな課題も見つかったようです。今後の活躍に期待しています。

平成27年度 九州産業大学同窓会楠風会福岡県地方本部電気情報工学科支部総会および懇親会が開催されました (2016.03.22)

平成28年2月27日(土)、8号館に於いて、平成27年度 九州産業大学同窓会楠風会福岡県地方本部電気情報工学科支部総会および懇親会が開催されました。始めに、電気情報工学科の前進である電気工学科の一期生(昭和38年)をはじめ多くの卒業生に懐かしの母校へお越し頂きありがとうございました。
総会の前に、学科主任竹下教授より大学の様子と電気情報工学科の現状と展望について講演して頂きました。そして、電気情報工学科の施設見学として、11号館実験棟を案内しました。大坪先生から三相誘導電動機の実験装置の説明、一木先生からは高電圧実験室で放電実験の実演を披露して頂きました。卒業生からは、当時の実験風景を思い出し、あの頃はかなり危険な実験も含めて一所懸命に取り組んでいたと感想を述べられていました。そして、平成27年度の電気情報工学科支部総会を開催し、電気情報工学科支部会則、役員選出、各種報告が滞り無く終了しました。
その後は、クラブハウスにて、懇親会を行いました。電気情報工学科からは阿久根先生、竹下先生、貞方が出席しました。長年、学生を指導されている阿久根先生には、多数の卒業生が声を掛け、思い出し話に花が咲いていました。また、同窓生同士も、卒業30年以来、会っていなかった旧友と再会できたと楽しいひと時を過ごされていました。電気情報工学科の現役学生の紹介として大学院生の平城君、学部生の清島君と西本君に将来に向けて頑張っている内容などを紹介してもらいました。また、同窓会のお手伝いを引き受けて頂きありがとうございます。
最後に、昭和38年の一期生から現在に至る電気情報工学科の卒業生の多くは、日本、そして、海外でも仕事され活躍されていました。卒業生から在学生へのメッセージとして、大きな希望と夢を持って、自分の将来を考えて学生時代にしっかり身に付けるべき事を学ぶこと。会社に入ったら石の上にも3年という諺にあるように、最初の3年は辛抱して多くのことを先輩から学んで欲しいとのお言葉を頂きました。写真は、懇親会の集合写真です。次回は2016年10月もしくは11月を予定していますので、その際は、奮ってご参加くださいますようにお願いします。
今後の電気情報工学科支部の行事などは以下のホームページに随時更新します。
楠風会福岡地区電気情報工学科支部(旧 電気工学科支部)

工学部長賞(資格・課外活動・卒業研究)が授与されました。(2016.03.10)

3月10日に、工学部大会議室において、工学部長賞(資格・課外活動・卒業研究)の授与式が行われました。工学部長賞(資格・課外活動)は、本学在籍中にキャリアサポート奨励金対象資格を取得した者、学会発表で賞を受賞したものやスポーツ大会で入賞した者のうち特に優秀な学生が表彰されます。工学部長賞(卒業研究)は、各学科において卒業研究(卒業制作)で最も優秀な成績を修めた行った学生(またはグループ)が表彰されます。 平成27年度の電気情報工学科の学生の受賞者は下記の2名です。
  • 資格(第一種電気工事士): 住吉 貴浩君(13TE039)
  • 卒業研究:松嶋 昌君(12TE085)
今後のさらなる活躍をお祈りいたします。

平成27年度情報処理演習室アシスタント・懇親会を開催しました。(2016.02.19)

2月19日に情報処理演習室アシスタントの懇親会を開催しました。当日都合が悪かった2名を除く8名が出席し、お弁当を食べながら約1時間、アシスタント業務について意見交換をしました。

今年度からアシスタント業務の運営を学生主体に移行し、教職員はその業務をサポートする役割に徹しました。通常業務はもちろん、利用者のマナーが悪かったときは、アシスタントのミーティングで対策を検討しました。その検討した結果を実際に実行し、その効果を検証し、少しずつ改善していきました。自分の研究活動、就職活動がある中、ただ言われたことをするのではなく、学生としてできることを考えて行動することは非常に大変だっと思いますが、その分いい経験になったと思います。皆さんの活躍で、学科教職員一同、演習室のアシスタントは本学科の教育施設運営に欠かせない存在だと再認識しました。
今年度のアシスタントの皆様の多大な貢献に心より感謝いたします。彼らの今後の活躍をお祈りいたします。

電気情報工学実験で調査課題発表会・個人面接を行いました。 (2016.01.20)

一般コースの学生が受講している、3年次後期配当の電気情報工学実験において、1月19日、20日に発表会等が行われました。実験は電気エネルギー系、通信システム系と分かれて実施しています。



電気エネルギー系の方は、通常の学生実験と並行して調査研究を行っています。今年度の調査課題のテーマは、「携帯電話のシステムについて」です。今後、スマートグリッド等で電力と通信の連携が不可欠になってきており、電気エネルギー系の学生であっても、通信のことを学んでおいてほしいという教員からのメッセージです。グループごとに自由な視点で「携帯電話システム」を捉えて、調査の目的を明確にし、調査内容を的確に発表していました(写真上)。
通信システム系では、実験に対する取り組み姿勢について、受講者が自己アピールする面接を実施しました(写真下)。取り組み姿勢の評価内容を明記したルーブリックを参考に、学生自身が事前に自己アピール書を作成し、自己アピール書を元に面接をしました。どちらかというと謙虚な学生が多くみられ、実験を指導している実験担当者から適切に評価されることで自分の取り組み姿勢に関する達成度を再認識した学生が多く見られました。
両系列の学生は自分が学んだこと、または自分が行ったことをきちんと根拠を元に相手に伝える、ということを経験しました。ここでの経験を卒業研究で活かしてくれることを期待しています。

平成27年度卒業研究論文発表会を開催しました。(2015.12.25)

12月24日、25日に平成27年度卒業研究論文発表会を開催しました。

24日は、電気情報工学総合コースに登録している学生18名が1会場で全教員+卒論生+大学院生の前で発表しました(写真)。8分という短い時間内に、 研究背景、目的、研究内容と結果を要領よく発表し、鋭い質問に対して的確に答えていました。中には答えにくい質問に対しては口ごもるとき もありましたが、司会の先生のフォローのもと最後は自分なりにしっかりと答えていました。
25日は、電気情報工学一般コースの学生が4グループに分かれて発表しました。発表時間は6分と短い中、総合コースの学生同様しっかりと自分の 研究内容を発表できました。24日、25日ともに中間発表から成長した姿を見ることができました。
すべての発表は教員により採点されており、その結果、残念ながら合格点に達しなかった学生は2月5日に再発表となります。また、総合コースで発表した学生を対象に、 1年間の卒業研究の取り組み状況、発表会での教員、聴講者による評価が高かった学生に対し、卒業研究最優秀賞、卒業研究優秀賞、卒業研究発表賞が 贈られます。
最後に、冬休み中にも関わらず、卒業研究発表会の運営に協力してくれた工学研究科電気情報技術分野の学生諸君に感謝します。

本学科の西嵜准教授が第23回渦糸物理国内会議を開催しました。(2015.12.11)

本学科の西嵜准教授が、実行委員長として渦糸物理国内会議を休 暇村志賀島で開催しました。この会議は1992年から毎年開催されており、今回が第23回目です。超伝導と超流動(ボーズ・アインシュタ イン凝縮とクーパー対凝縮)の渦糸とそのトポロジーに関連する物理現象に関する最新の研究成果が発表され、活発な議論が展開されています。 今回の参加者は51名で、その中が寺田信平(15GTI10)君がポスター発表を行いました。また、同じ西嵜研究室で研究している、大学院生の 内田翔悟君(15GTI03)と卒論生の松崎陽平(12TE084)君は講演を聴講するだけでなく、会議運営に携わりました。この経験を今後の研究活動に活かしてほしいと思います。

電気情報工学応用実験の第1回発表会を開催しました。 (2015.11.09)

11月9日(月)の4限目に電気情報工学応用実験の第1回発表会を開催しました。電気情報工学応用実験は、本学科の一連の課題解決型教育(システム工学I, II, システム工学演習, 電気情報工学応用実験)の集大成の科目です。システム工学I, IIでシステムズアプローチによる課題解決手法を学び、それを身近な事案で実践し(システム工学演習:事例1事例2)、そして電気情報工学に関係する事案で活用するのが電気情報工学応用実験です。



1回目(前半)は、2グループに分かれて「自然エネルギーから24時間ジュースを冷やすことができる電力量を取り出す」という課題に取り組みました。担当教員は助言を与えるのみで、基本的に学生主体で活動しました。それぞれのグループは太陽光、風力を利用した解決策(システム)を提案しました。まず問題設定を明確にし、問題を解決するための目標を決定しました。そして太陽光または風力発電に関する調査、関連するデータの収集、システム要素に関する基礎的な実験を行いました。調査した理論、収集したデータ、そして基礎的な実験のデータに基づいて、設定した目標を達成できるシステムを提案しました。
後半は新たな課題に取り組みます。1回目の経験を活かしてくれることを期待しています。

1年次生が学外見学に行きました。 (2015.11.05)

1年次配当の電気情報工学導入演習において、電気情報工学への関心を高めることを目的とした学外見学にいきました。今年は、九電みらいエナジー様のメガソーラー施設と九電工様の九電工アカデミーを見学しました。

メガソーラー施設では、再生エネルギーの現在の状況から、太陽光発電の原理、ソーラー施設を建設する際の課題を技術的観点、環境面からの観点、経済的な観点からわかりやすくご説明いただきました。その後、実際に広大なソーラーパネル群を見ながらソーラー施設に関わる技術について学びました。
九電工アカデミーでは、会社説明を通して施工・管理業務についてご説明いただきました。さらに同アカデミーの施設を見学することにより、施工・管理における技術・技能領域に関する就業イメージをつけることができました。
お忙しい中ご対応いただきました、九電みらいエナジー株式会社 様、株式会社 九電工様に感謝いたします。

本学の総合機器センターの一般公開時に、本学研究科の大学院生(5名)が研究発表をしました (2015.11.02)

大学の学園祭にあわせて開催されている総合機器センターの一般公開時に行われている研究発表会において、本学研究家の大学院生(5名)がポスター発表しました。発表者及び発表題目は下記のとおりです。
  • 松雪聡史君(14GTI16)、内川稔浩君(15GTI02) @今坂研究室
  • 「表面改質カーボンナノチューブを用いた固体高分子型燃料電池のインピーダンス特性」
  • 池田侑司君(15GTI01)@今坂研究室
  • 「パルスアーク放電を用いた二酸化炭素分解によるカーボン微粒子の創製」
  • 寺田信平君(15GTI10)@西嵜研究室
  • 「バルクナノバナジウムの極低温電気伝導特性」
  • 内田翔悟君(15GTI03)@西嵜研究室
  • 「導電性高分子PEDOT/PSSのSTM観測」


写真上:池田侑司君(写真右)
写真下:(左から)松雪聡史君、内川稔浩君



篠栗町と本学との地域連携事業「土曜塾」に本学科3年生が参加しました(その2) (2015.10.27)

先週に引き続き、10月24日(土)に篠栗町歴史民俗資料室で、科学教室「土曜 塾」を行いました。今回の土曜塾では、19名の小・中学生が参加し、システム 工学演習を履修している本学科3年生4名と電気を作る仕組みや工作に取り組み ました。4名の学生は、フリフリ発電を何度も試作し、コイル巻きを長時間かけ て準備し、時間内に2色のLEDが点灯できるよう工作の工夫を検討しました。ま た、銅の針金、乾電池と磁石を使い簡単なモータも作りました。どのモータが よく回るか、参加者とあれこれ試行錯誤を繰り返し、楽しみながら取り組むこ とができました。今回もたくさんの会話が弾み、明るい雰囲気の土曜塾でした。

写真上:左から、 今村 健太君(13TE006)、伊藤 僚笙君(13TE005)、吉田 未希也君(13TE102)、緒方 亮太君(13TE013)

写真下:熱心に指導する今村君。



篠栗町と本学との地域連携事業「土曜塾」に本学科3年生が参加しました (2015.10.20)

10月17日(土)に篠栗町歴史民俗資料室で、篠栗町在住の小・中学生を対象と した科学教室「土曜塾」を行いました。今回の土曜塾では、14名の小・中学生 が参加し、システム工学演習を履修している本学科3年生4名と地上デジタル放 送の受信アンテナ作製の工作に取り組みました。4名の学生は、電気の面白さを 参加者に伝えることができる内容、限られた時間で安全かつ円滑に工作をでき る指導法などを授業の中で検討し、準備を行いました。その成果として、アル ミ板を切ったり、穴を開けたりなど、参加者全員、最後まで工作を無事進める ことができました。完成したアンテナはテレビで動作を確認しました。会話が 弾み、明るい雰囲気で今回の土曜塾を終えることができました。

写真上:左から、 高田 康太郎君(13TE041)、茂岡 亮君(13TE034)、石堂 高輝君(13TE003)、弘中 拓生君(13TE075)

写真下:作製したアンテナで地上デジタル放送を受信した様子



当学科の取り組みが学会誌で紹介されました。(2015.09.30)

当学科が現在進めている課題解決型の教育に関する一連の取り組みが学会誌(「九州支部だより」"大学における問題解決型授業の試み"、電気設備学会誌※、Vol. 35, No.9, pp.689-690, 2015)で紹介されました。4月に紹介したグループワークもこの教育の一環で行ったものです。現在もこの取り組みが継続されており、その成果の一部は10月下旬に実施される予定です。
電気設備学会:電気設備に関する研究,標準の調査及び立案,学会誌・研究報告・図書の発行,研究発表会・講演会・講習会の開催,産学協同のもとに人材の育成,国内外関係機関との交流及び協力,功績者の表彰,その他学会の目的に沿った活動を行っています。

本学研究科の学生(5名)が電気・情報関係学会九州支部連合大会で発表しました。(2015.09.29)

9月26,27日に福岡大学で開催された電気・情報関係学会九州支部連合大会※において、本学研究科の学生が発表しました。発表学生及び題目は下記のとおりです。
  • 松雪聡史君(14GTI16)@今坂研究室
  • 「表面改質カーボンナノチューブを用いた固体高分子型燃料電池のインピーダンス解析」
  • 池田侑司君(15GTI01)@今坂研究室
  • 「パルスアーク放電を用いた二酸化炭素分解によるカーボン微粒子の創製」
  • 内川稔浩君(15GTI02)@今坂研究室
  • 「表面改質カーボンナノチューブを用いた固体高分子型燃料電池のインピーダンス測定」
  • 中野崇之君(15GTI13)@橋口研究室
  • 「配電系統の三相不平衡改善手法に関する研究」
  • KIRAN RIJAL 君(15GTI19)@橋口研究室
  • 「不確実性を考慮したロバスト制御による系統安定化手法に関する研究」
※:電気・情報関係九州支部連合大会は、電気・情報関係の8学会の九州支部が共同で行う学会であり、九州地区の大学・高専・企業から例年600件程度の講演があります。

ものづくりプロジェクトの中間報告を行いました。(2015.09.27)

オープンキャンパスで、ものづくり・人づくり・夢づくりプロジェクト事業の中間報告を行いました。作製したのは高温超伝導体が磁気レール上を高速で移動する教材で、超伝導体の磁気的性質が理解できるほか、ダイナミックな磁気浮上走行を体感できるものです。実際に手に取って体験できるので、多くの来場者に興味を持っていただき、 人気コーナーとなりました。

  • プロジェクト名:超伝導物理実験プロジェクト(超伝導磁気浮上編)
  • メンバ(写真右から):11TE105 船上 聖貴,12TE007 石田 慎, 12TE045 坂本 哲也,12TE084 松崎 陽平
  • 指導教員: 西嵜 照和,阿久根 忠博

本研究科の学生(1名)が日本物理学会2015年秋季大会で発表しました。 (2015.09.21)

西嵜研究室の寺田信平君(15GTI10)が日本物理学会2015年秋季大会※(関西大学・千里山キャンパス)で、「微細結晶粒を持つバルクナノバナジウムの電気伝導特性」という題目で研究発表を行いました。

寺田信平君 現在の研究成果として日本物理学会の領域6 (金属・低温) でポスター発表を行 いました.発表では様々な質問をいただきました.また,同じ分野で研究を行っ ている方々の話を聞くことで,より研究内容への理解が深まったかと思います.

※日本物理学会秋季大会:日本物理学会が毎年秋に開催する全国規模の学術講演会のことです。秋季大会では、素粒子・核物理・宇宙線などの6領域と,物性を中心とした13領域は別の会場が設定され、どちらの大会においても3,600件におよぶ講演と活発な討論が行なわれます。

平成28年度卒業研究室配属説明会を開催しました。(2015.09.16)

現3年次生に対し、卒業研究室配属の説明会を開催しました。説明会では、希望調査票に関する注意事項、研究室配属の方針について説明があり、本説明会から研究室訪問、希望調査票受付から配属先決定までのスケジュールが示されました。平成27年10月末には来年度の研究室が決定する予定です。

なお、各研究室の卒業研究のテーマは学科ホームページの教員紹介のページから閲覧できます(研究紹介資料の中の在学生向けをクリックしてください)。研究室選びの参考になると思います。

本研究科の学生が東北大学との共同実験を行いました。 (2015.09.14)

8/24(月)~8/29(土)まで東北大学理学研究科物理学専攻博士課程後期2年 (金属材料研究所 佐々木研究室)の本間優太君(写真左)が共同研究のために本学科の 西嵜研究室に滞在し、本学研究科の内田翔悟君(15GTI03、写真右)と実験を行いました。 共同実験テーマは、「導電性高分子PEDOT/PSSの走査トンネル顕微鏡観察」です。

内田翔悟君 東北大学の大学院生の本間優太さんが西嵜研究室に滞在されました。その間、共同で実験を行うことができ、良い刺激になりました。この経験を生かし、自分自身ももっと成長できるように研究生活を送りたいと思いました。

本研究科の2名の学生が国際会議(ICEE2015)で発表しました。(2015.09.08)

7月5日から9日に香港(香港大学)で開催された、The International Conference on Electrical Engineering で橋口研究室の伊藤雅哉君と溝口知宙君が下記の題目でポスター発表しました。
  • 伊藤雅哉君(14GTI04)
  • 「Research on Estimation Method of Wide‐area Power System Stability」
  • 溝口知宙君(14GTI17)
  • 「Analysis on System Identification Method and Adaptive Control Method for PSS Control Design」

伊藤雅哉君(写真左) 現段階での研究に関する問題点や新たに考察しなければならないことを確認できました。また,初の海外での学会参加ということで,英語での発表を多く聞くことや英語での発表・質疑応答すること等,様々な経験を積むことができました。 溝口知宙君(写真右) その国ごとに様々な課題があり,その課題に対して様々な研究が行われている事が分かりました。また,今までは海外の事を考えずに研究をしていたので,今後の研究では海外の研究も意識して研究をしていこうと思いました。

本学科の学生が電子情報通信学会九州支部学生会講演会で発表しました。(2015.09.07)

9月4日(金)に、福岡大学で開催された電子情報通信学会九州支部学生会講演会(※)において、本学科の学生が4名発表を行いました。発表者と題目は下記のとおりです(写真左から)。
  • 田中 清敬(12TE056)@緒方研究室
  • 「低レベルガンマ線を照射したコンデンサの等価回路モデルに関する検討」
  • 弘中 拓生(13TE075)
  • 「ワンセグ放送波の屋内受信信号レベルマップの作成」
  • 木下 暁仁(12TE035)@松岡研究室
  • 「自由空間法による誘電率の評価 -測定物の大きさの影響-」
  • 上野 慎司(12TE013)@緒方研究室
  • 「低レベルガンマ線照射による平面回路の共振特性への影響」
普段と違う環境での発表は非常に刺激を受けたようです。今後の大学での学び、そして卒業研究に活かしてほしいと思います。

電子情報通信学会九州支部学生会講演会:運営を学生中心で行う学生会講演会。九州各地の大学・高専から例年150件近くの講演がある。

2015年度オープンキャンパスでイベントを行いました。(2015.07.26)

7月26日に九州産業大学でオープンキャンパスを開催しました。電気情報工学科では、体験イベントや研究紹介を行いました。実施した主な体験イベント、研究紹介は下記のとおりです。
  • (体験実習)光と電気を作ってみよう
  • (体験実習)クリーンエネルギー発電の模擬体験
  • (阿久根・西嵜研)超伝導の不思議
  • (村上研)SiC--ポストSi半導体

学科のイベントには、215名もの方々にご来場いただきました。台風が接近している暑い中でのご来場、心よりお礼申し上げます。秋もオープンキャンパスがあります(9月27日)。今回都合により来場できなかった方、また見てみたい方のご来場を、学科教職員・学生一同心よりお待ちしております。

工学部長賞(学業)が授与されました。(2015.07.09)

7月9日に、工学部大会議室にて、工学部長賞(学業)の授与式が行われました。工学部長賞(学業)は、優れた学業成績を修めた学生に対して授与される賞です。電気情報工学科からは、
  • 松浦 隆誠君(写真左)
  • 南 秀輔君(写真右)
  • 木下 暁仁君(写真中央)
の3名が受賞しました。

授与式では、工学部長は、これまでの努力を称えるとともに、これまで同様に努力を継続し、さらに上を目指してください、とお祝いの言葉をかけられました。

平成27年度卒業研究中間発表会を実施しました。(2015.07.4)

平成27年度卒業研究中間発表を実施しました。中間発表では年間の研究計画、前期の研究成果、後期に行う研究内容を短い時間で要領よく発表することが求められています。この中間発表には「プレゼンテーション技術」の修得、という目標も設けられています

午前中は総合コースの学生が1会場で、午後からは一般コースの学生が4会場に分かれて発表しました。それぞれの発表に対し、教員や大学院生から鋭い質問がなされました。質問に答えられた人、答えられなかった人、研究内容をうまく伝えられた人、緊張して残念ながら十分伝えられなかった人もいると思います。今回の経験をこれからの研究活動で活かし、集大成の12月末の卒業研究発表会ではさらに成長した姿を見せてくれることを期待しています。

東北大学で出張実験をしました。(2015.06.30)

西嵜研究室に所属している大学院生 寺田信平(15GTI10)君,卒論生の松崎陽平(12TE084)君が、東北大学金属材料研究所で出張実験を行いました。出張期間は2015年6月16日~21日で、同研究所の共同利用研究テーマ「バルクナノメタルの超伝導特性」の研究分担者として参加しました。

寺田信平君(写真右) 研究面で先進的な研究所で学ぶ貴重な経験ができました。知識だけでなく、研究に対する姿勢や意気込みのような点で非常に身になる経験ができました。この経験を活かし、研究内容の前進は当然のことですが人間的にも成長できるように日々邁進していきたいです。 松崎陽平君(写真左) 出張実験では、SQUID(超伝導量子干渉計)による磁化測定の磁場依存性の測定を行いました。実験の目的や得られたデータのまとめ方に関して先生や先輩方に教えていただきながら、研究に必要なスキルを身に付けられるよう努めました。今回の出張実験で得られた知識、経験を今後の研究活動に活かせるように努力をしたいです。

OB 講演会を開催しました。(2015.06.22)

例年1年生向けに行っている OB 講演会を開催しました。講師の先生は、馬渡勝典さんにお願いしました。馬渡さんは、本学科を卒業後、大学院(工学研究科電気工学専攻)に進み、大学院修了後、現在は富士通九州ネットワークテクノロジーズに勤務されています。

講演では、まず富士通グループの会社を例に、会社によって事業内容が異なることを説明していただきました。次に、馬渡さんが開発に携わっている情報関連機器について、複数の会社が開発に関わっており、それぞれの会社のエンジニアが役割分担して開発していることをわかりやすくご紹介いただきました。また、現在の仕事の内容そしてご自身の経験をもとに、開発・設計業務と大学での学びの関係、知識の大切さについてお話いただきました。最後に、「年を取った高校生」ではなく、自分に自信を持ち、自分自身で成長できるようになって社会に出てほしい、とメッセージをいただきました。この講演を聞いて学生生活を有意義なものにしてほしいと思います。

本学工学部の「ものづくり・人づくり・夢づくりプロジェクト事業」に学科から6事業採択されました。(2015.06.11)

九州産業大学工学部が、ものづくり教育による実践的な研究活動を支援する、「ものづくり・人づくり・夢づくりプロジェクト事業」に下記の6事業が採択されました。この事業では、採択されたプロジェクトに対して最大30万円が助成されます。今年度の活動が期待されます。
  • 超伝導物理実験プロジェクト(超伝導磁気浮上編)(代表者:12TE084 松崎 陽平、指導教員:西嵜 照和・阿久根 忠博)
  • 電気電子材料のナノ構造の観測 (導電性高分子編)(代表者:12TE010 井上 祐煕、指導教員:阿久根 忠博・西嵜 照和)
  • SiC-MOSFETを用いた太陽光発電用パワー回路の試作(代表者:12TE101 山崎 武、指導教員:村上 英一)
  • ディジタルシステムのハードウエア実装(代表者:12TE046 篠崎 拓也、指導教員:松永 多苗子)
  • KSUエリア放送技術部(代表者:12TE015 内川 高伯、指導教員:松岡 剛志)
  • 人間力向上のための学外発表サークル(代表者:12TE035 木下 暁仁、指導教員:松岡 剛志)

学科独自の就活セミナーを開催しました。(2015.05.29)

学生により就職活動状況に差が出てくるこの時期に、学生さんに自分の就職活動を振り返りをしてもらうために、学外から講師の方をお招きして 学科独自の就職セミナーを開催しました。就職活動の基本である企業研究の仕方、面接での受け答えでのアドバイスなどの 基本的なことを確認しました。さらに、最後まであきらめないことが大切であることを講師の方の経験からお話いただきました。

参加した学生から、講師の方が親しみやすくて安心して聞くことができた。講師の方が体験した就職活動の話が 参考になった、という声がありました。このセミナーをこれからの就職活動に活かしてほしいと思います。

情報処理演習室のアシスタントのミーティングをしました。(2015.05.18)

電気情報工学科は、コンピュータが70台設置されている教室(情報処理演習室)を保有し、専門教育に利用しています。この演習室を学生に効果的に利用してもらうた めに、学生アシスタント(10名:大学院生3名、学部4年生7名)に常駐してもらっています。

アシスタントには基本的な職務がありますが、細かい業務内容は、毎月のアシスタントのミーティングで決めています。ミーティングでは、活動状況の報告・確認、活動中に気になったことの意見交換を行っています。 その結果に基づき、アシスタント業務の改善点や目標を決定しています。このミーティングの結果は、議事録としてまとめられ、演習室担当教員に提出されます。
演習室のアシスタントは円滑な情報処理演習室の運用だけでなく学科の専門教育に必要不可欠な存在です。今後の活動に期待しています。

3年次生がシステム工学演習でグループワークに取り組んでいます。(2015.05.09)

システム工学演習の授業中の一コマです。システム工学演習では、システムズ アプローチの手法にもとづき実際のプロジェクト活動を運営しています。今年 度のプロジェクトは、電気の魅力を伝える番組を制作し、KSUエリア放送で完成 した番組を放送することです。2年次のシステム工学1、2で学んだツールを 使って、番組企画の話し合いを主体的に進めています。どのような番組ができ るか楽しみです。

新入生がクラスチームビルディングに取り組みました。(2015.04.08)

チームで課題を解決していくクラスチームビルディングプログラムを体験しました。 このプログラムの目的は、(1) 自分を理解すること、(2) 他者を理解すること、を経験的に身につけることで、丸一日のグループワークで行われました。体験した学生からは、
  • 自分自身のことを知ることができた。
  • 質問することの大切さがわかった。
  • クラスの友達と仲良くなれた。
  • みんなの前で発表できた。
などのコメントが多く寄せられ、非常に充実した一日を過ごせたようです。