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キミはどの学科・専攻で芸の術を身につける?
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メディア芸術専攻

アートとテクノロジーが融合するメディアアートからエンターテインメントまで「新しい表現」を探究する。

メディア芸術専攻では、日々進化し続ける表現方法とデジタル技術の修得によって新たなクリエイティビティを追求するプロを養成します。3DCGやプログラミングなどのデジタル表現、マンガなどのエンターテイメント、映像の撮影編集の技術など多彩なアプローチから自分の表現を見つけ出して、「次世代の表現」を創り出すクリエイターを育成します。

学びのキーワード

メディアアート / マンガ / 3DCGアニメーション / インタラクティブアート / 映像アート / ゲームプログラミング / AIアート / ハイブリッドアート / VR・AR など

コア科目

映像芸術表現論

映像・映画、アニメーション、エンターテイメント、マンガなどのメディア芸術の基礎である映像表現について、作品や作家をピックアップしながら詳しく解説します。ここでは技術だけでなく映像の持つ芸術性について深く考察します。 

アニメーション制作実習

それまでの実習で学んだ、アイディア(発想)、ストーリー構成、作画(デジタルペイントを含む)、演出法を駆使してアニメーションを制作します。ユニークな発想や独自の作画によって、メディア芸術作品としての高いレベルを目指します。

取得資格

中学校教諭1種(美術) / 高等学校教諭1種(美術) / 学芸員 / 社会教育主事 / など

将来の進路

メディアアーティスト / 映像作家 / アニメーター / ゲームクリエイター / マンガ家 / 現代アーティスト / 美術・工芸系教員 / メディア芸術に関わるデザイナー / など

学生

命の重みを撮る、ドキュメンタリー映像

  • 舩津 千輝Chihiro Funatsu4年生
  • 九州産業大学付属九州高等学校卒業

以前からドキュメンタリー映像に興味があり、制作を続けています。高校時代は旧日本陸軍の飛行場があった福岡県大刀洗町へ通い、戦時中にその地域が受けた被害や当時の様子を次の世代に伝えている方々を追いかけていました。現在テーマにしているのは、2011年に発生した東日本大震災です。宮城県石巻市の震災遺構である大川小学校や周辺地域の方々への取材をしながら、ドキュメンタリー映像制作に取り組んでいます。2作品のどちらにも共通していることが「人の命」に触れる作品であること。取材対象の方々の「風化させたくない」「もっと伝えたい」という気持ちを汲み取らせていただきながら、「人の命」の重みを感じる映像制作に全力で取り組んでいます。ドキュメンタリー映像制作は大変な面もありますが、取材先の方々からの「ありがとう!」と言われることが、とても励みになります。今の目標は、観てくれた人が現地に足を運びたくなるような映像を撮ることです。