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展覧会※都合により名称、会期、休館日など変更する場合がございます。
九芸のやきもの – 世代を超えて
2025年11月22日(土)〜11月30日(日)
開館時間:10時から17時まで
※最終日は16時まで
※入館は30分前まで
休館日:会期中無休
入館料:無料
主催:九州産業大学芸術学部
お問い合わせ:九州産業大学芸術学部事務室
1966年に設置された九州産業大学芸術学部(九芸)は今年度60年を迎え、これまでに18,000人を超える卒業生を送り出してきました。陶芸を学んだ卒業生の中には、陶芸を生業として活動するものも多くいます。本展では、初期から近年までの卒業生とこれまで指導してきた教員の作品を展示し、“九芸のやきもの”の魅力を紹介します。
本学での“やきもの”教育の特徴は、登り窯で焼成できることです。1999年に故・十四代酒井田柿右衛門氏(1934-2013)が大学院芸術研究科の教授に就任され、11年間にわたり学生の指導にあたられました。そして、「芸術を志す若者たちに、伝統工芸の奥深さを直に感じてもらいたい」と、十四代柿右衛門氏が門外不出の柿右衛門窯を一回り小さく設計され、2000年に有田古来の登り窯と単窯の機能をあわせ持つ薪窯「九州産業大学柿右衛門様式窯」が大学構内に設置されました。
それ以来この様式窯で学生は、自分たちの作品を協力して焼成しています。薪をくべる難しさ、仕上がりが思い通りにいかない難しさ、逆に予想を超える仕上がりが得られることも経験できる貴重な学びの機会になっています。また、決して一人では成し得ない窯焚きの作業をすることによって、人間的な成長も見られるようです。そのような視点も持って、ぜひご高覧ください。
九州産業大学芸術学部長 栗田融
(展覧会フライヤーより)
【出品作家】
十四代 酒井田 柿右衛門、十五代 酒井田 柿右衛門、アーロン ブラウン、石田 朝太郎、井上 菊、井上 康、岩隈 可純、岩田 鉄山、上島 和弥、太田 剛速、梶原茂正、金ヶ江 和隆、きほんの道具 あべ、工房 わらし、澤山 大亮、髙木 智大、髙森 誠司、ねこぼっち、濱川 裕子、濱田 洋輔、馬場 麟汰郎、姫野 翔太、福吉 浩一、福吉 千里、丸田 巧、水口 耕一、森山 芙美、柳瀬 眞一





