人生のなかばにあって、ふとこぼれてくる「忙しい」の言葉に我が身をふりかえってみる。充実しているともいえるが、はたして、自分は今、どんなふうに生きているのだろうか。少しだけ立ち止まってみるのも、悪くないのかもしれない。これまで、どんな人生だったのだろうか。これから、どんなふうに生きていこうとしているのか。働き盛りといわれるものの、その働きは我が身、我が心を満たしているのだろうか。こんな問いを前にして、２００７年の夏、自前のワークを持ち寄って、中年仲間が湯布院に集まりました。ゆっくり、温かく、自分をふりかえってみよう。行きづまり、見失っている自分をだめと思わず、大事にしてみよう。自分の元気や可能性を遠慮なく表現してみよう。まず、自分を語ってみよう。そんな、一人ひとりが大事にされる時と場になりました。私たちは、自分たちのためのこの試みを、皆さんと共有したいと思います。
　ワークショップ「ミドルエイジを生きる（第２回）」のご案内です。