プロジェクト
プロジェクト概要
研究センターは運営に独自性があります。主要なロボットシリーズの社会実装を目指すため、幅広い分野の研究者を集め病院や企業など外部機関とも協力しています。ロボット工学、機械、電気、情報工学、経営、デザインの研究者が従事しています。理工系研究による要素技術開発、芸術系によるデザイン創出、経営系による事業モデル検討を担当し、これらの成果をリハビリロボット、介護ロボットの具体的な応用テーマに反映させています。また開発にあたっては企業と試作を検討したり医療機関にアドバイスを求めながら進めています。 代表的な研究テーマのうち応用分野では、高齢者せき損患者のリハビリ支援ロボット3種、全身性麻痺患者用移動支援ロボット、ベッド上生活介助ロボットを開発しています。要素技術分野では、トイレシミュレータ、センサによる人の動き検出、モーション制御、リハビリロボットの事業モデル、製品デザインを開発しています。人材育成分野では3種のプロジェクトを実施しています。そのほか企画中のテーマが10以上あります。
各研究テーマ
① 訓練・介護支援ロボットの開発
・起立訓練支援ロボット【牛見・片本】
・立位保持訓練ロボット +通信機能の実装【榊・下川】
・歩行訓練ロボット【榊】
・ベッド上生活者用介助ロボット【村上・片本】
② ビジネスモデルの構築【聞間】
③ プロダクトデザイン【青木】
④ 若手人材育成【全員(担当:青木)】
・[教育プログラム]テクノアートプロジェクト
・高齢者・障害者利用を想定した未来のパーソナルトランスポーテーション
・地域の伝統産業と連携した研究センター機能を活用した商品開発
⑤ 要素技術開発
〔起立・立位・歩行〕
・簡易型起立補助機器【牛見】
・人体の姿勢・動きの検出技術【一ノ瀬】
・バランスボードを用いた立位荷重リハビリ機器の開発【下川・神屋】
〔介護支援〕
・トイレシミュレータ【松野尾】
・全身麻痺患者用移動ロボット+視野提示システムの実装【榊・下川・神屋・青木】
・脳錯覚リハビリ装置【鶴田】
・軽量・小型EHVを応用したパワースーツ【李・青木】
プロジェクトメンバー
所属・役職 | 研究者名 | 関連する項目 |
---|---|---|
工学部 バイオロボティクス学科 教授 | 榊 泰輔 | 所長・研究代表者 |
工学部 バイオロボティクス学科 教授 | 鶴田 和寛 | |
工学部 バイオロボティクス学科 教授 | 牛見 宣博 | |
工学部 バイオロボティクス学科 准教授 | 村上 剛司 | |
工学部 バイオロボティクス学科 准教授 | 李 湧権 | |
情報科学部 情報科学科 教授 | 一ノ瀬 裕 | |
情報科学部 情報科学科 教授 | 下川 俊彦 | |
情報科学部 情報科学科 助教 | 神屋 郁子 | |
経営学部 産業経営学科 教授 | 聞間 理 | |
芸術学部 デザイン学科 教授 | 青木 幹太 | |
短期大学 講師 | 森下 慎也 | |
芸術学部 デザイン学科 | 田代 雄大 | 博士課程 |
工学部 住居・インテリア設計学科 准教授 | 松野尾 仁美 |