開催概要
2020年度に創立60周年を迎えた本学は、現在、創立100周年に向けたビジョン「新たな知と地をデザインする大学へ-もっと意外に。もっと自由に。-」を掲げ、2030年度までの中期計画として「文理芸融合のグローバル総合大学へ」をスローガンに、教育研究、産学連携などの取り組みを推進しています。
今回の「KSU VISION DAY 文×理×芸=展」は、文系・理工系・芸術系の学部学科の垣根を超え、「産学一如」を建学の理想に進化し続ける、本学ならではの研究成果を紹介する展示会です。
本学の研究者が有するシーズや研究成果を一挙にまとめて紹介し、企業の技術課題などのニーズ発掘や事業化につなげ、地域社会の発展や課題解決に貢献します。また、本学の特色あるプロジェクト型教育やボランティア活動などの紹介に加え、11月4日(金)には、株式会社QTnet代表取締役社長岩﨑和人氏による基調講演も開催します。
新たな叡智を生み出しながら活力ある地域づくりを目指す本学の取り組みを、ぜひご覧ください。
学長挨拶
「文理芸融合のグローバル総合大学」を標榜する本学が目指す“VISION”を感じていただける日、それが「KSU VISION DAY」です。
教職員と学生が新たな発想のもとで行った取り組みを発表する本展示会は、学長就任時から温めていたものであり、昨年の「創立60周年記念式典」に続く“産学官協働の成果の結実”として実施いたします。
答えのない課題に取り組んできた本学の教育研究活動の歴史は、この日よりさらに、新たな「解」を作り出すチャレンジャーとしての一歩を踏み出します。

出展内容

セミナー
150人限定!要事前申し込み
新たなサービスの創出や地域社会を担う人材の育成を目的に本学と包括連携協定を締結した、株式会社QTnetの岩﨑和人代表取締役社長執行役員が、未来へのチャレンジスピリッツについて講演します。また、幅広い分野の研究者による成果発表も実施します。
- ①11月4日(金)11時00分~12時00分(60分)
基調講演
- 演題:「未来を拓く Ⅱ ~ Try anything new ~」
- 講師:株式会社QTnet 代表取締役 社長執行役員 岩﨑 和人 氏
- 本学キャンパスにローカル5Gネットワークを構築し、新たなサービス創出について共同研究を行っている通信事業会社「QTnet」。その歩みを起点に、未来へのチャレンジスピリッツについて語ります。
- ②11月4日(金)12時30分~13時15分(45分)
実用化支援研究費成果発表
- 発表①「食品微生物制御センター」の取り組み
- 生命科学部生命科学科 中山 素一教授
- 発表②新規バイオアッセイ法による生理活性物質の探索
- 生命科学部生命科学科 木山 亮一教授
- ③11月4日(金)13時30分~14時00分(30分)
産業経営研究所研究成果発表
- 消費者の本音を可視化するニューロマーケティング
- 人間科学部スポーツ健康科学科 磯貝 浩久教授


研究シーズ
地域の課題解決や産業支援を目的とした、特色ある研究事例を紹介します。


国際文化学部
国際文化学科
- ◆三浦 香織教授
-
- 日本語と英語の副詞:統一分析は可能か?
- 太宰府天満宮と国際文化学科:太宰府奉仕活動にみる学生の変化
- 大学生にとってSDGsを学ぶことは有効か?
- ◆藤田 尚志教授
- 国際文化学部における研究と教育の融合例~藤田ゼミの取り組み~
人間科学部
臨床心理学科
- ◆森川 友子教授
- 求職者の成長にかかわるキャリアカウンセラーの心理的援助の観点
- ◆樋渡 孝徳講師
- 学校危機への緊急支援に対する効果検証
子ども教育学科
- ◆清水 陽子教授
- 日本の保育者養成における学部間連携授業研究
-「光と影の美」子どもの遊び環境の創造を中心に- - ◆田中 沙織准教授
- ICTを用いた幼児期身体活動評価
-定量的評価に基づく子どもの育ちの共有に向けて- - ◆森 美保子 子育て支援室職員
- KSU子育て支援室の有効性を探る
-「落ち着いて親子が向き合う場」から考えられる子育て支援とは-
スポーツ健康科学科
- ◆増村 雅尚教授
- バイオメカニクス的動作分析方法@KSU
- ◆萩原 悟一准教授
- 生体情報からヒトの感性を可視化するシステム
- ◆吉田 明日美講師
- 学生食堂での提供に向けたアスリート用献立作成の試み
経済学部
経済学科
- ◆芳賀 博文教授・加藤 要一教授
- 鉄道会社と街づくり
- ◆砂口 洋毅教授
- 第四次産業革命における製造事業変革モデル
- ◆澤田 英司准教授
- 誰が汚染したか分からなくても汚染をコントロールできる環境政策設計
商学部
経営・流通学科
- ◆岩永 洋平教授
- 「顧客との絆をつなぐダブルファネル・モデル」エンゲージメント・D2C・サスティナビリティ
- ◆秦 小紅講師
- デジタル時代における店舗小売業のマーケティング再考
地域共創学部
観光学科
- ◆千 相哲教授
- 商業高等学校における観光教育の展開
- ◆石川 泰成教授
- 新宮町相島における朝鮮通信使と福岡藩文人の交流
- ◆大方 優子教授
- アニメ聖地巡礼と地域振興
- ◆田代 雅彦教授
- 福岡の発展と後背地・九州に関する研究
- ◆長谷川 由起子教授
- 北部九州の朝鮮半島関連観光施設における韓国語解説文について
- ◆牧 一郎教授
- インターンシップの取り組み
- ◆片瀬 葉香准教授
- 人新世におけるツーリズム
- ◆森下 俊一郎准教授
- おもてなしの理念、知識、異文化のマネジメントの研究
地域づくり学科
- ◆緒方 泉教授
- 「博物館浴」研究
- ◆末松 剛教授
- ・山笠プロジェクト
- ・祭礼文化研究
- ◆宗像 優教授
- 政治学、行政学、地方自治論
- ◆山下 永子教授
- プレイス・ブランディング研究
- ◆横井 克典教授
- 国際分業の調整に関する研究
- ◆真木 圭亮准教授
- 経営学、社会科学的視点の実践への応用
- ◆佐藤 忠文講師
- 公共コミュニケーション研究
- ◆行平 真也講師
- 船舶海洋工学
- ◆髙山 和幸講師
- 経営農学
理工学部
情報科学科
- ◆下川 俊彦教授
- キャンパス内ローカル5G
- ◆成 凱教授、朝廣 雄一教授、安部 惠介教授
- シーケンス・データにおける特徴量抽出及びパターン解析に関する研究
- ◆前田 誠講師
- 睡眠状態管理のための非接触モニタリング
機械工学科
- ◆松下 大介教授
- ポータブル型ダリウス水車の開発とモノづくり
- ◆村田 光昭准教授
- 切削工具摩耗のインプロセス検出
- ◆福田 翔講師
- 熱交換器の高効率化に関する研究
- ◆小代 哲也助教
- 人工知能による産業用装置の故障検知
電気工学科
- ◆今坂 公宣教授
- パルスパワー技術によるナノカーボンの表面改質と燃料電池開発への応用
- ◆西嵜 照和教授
- ナノ構造超伝導体の物性解明による高性能超伝導体の開発
- ◆末吉 哲郎准教授
- イオンビーム技術による新規ナノ機能材料の創製
- ◆松岡 剛志准教授
- プリンテッド・エレクトロニクス技術の無線通信分野への展開
生命科学部
生命科学科
- ◆金田 弘挙教授
- 「健康食品開発」支援します!
- ◆礒部信一郎教授・回 岩助手
- カラー電子顕微鏡 FL-SEM および新規蛍光色素の開発
- ◆河野 俊輔教授
- 金属の表面処理-めっきによる高機能化と省資源の両立-
- ◆木山 亮一教授
- がんを抑制する遺伝子に関する研究
- ◆迎 勝也教授
- 銀ナノ粒子の合成に関する研究
- ◆齋藤 武尊助手
- 魚の免疫の研究-養殖魚の安定供給を目指して-
建築都市工学部
建築学科
- ◆内田 和弘教授
- 構造解析研究
- ◆北山 広樹教授
- 建築設備研究
- ◆白川 敏夫教授
- 材料・構造研究
- ◆花井 伸明教授
- コンクリート系構造研究
- ◆日高 圭一郎教授
- 都市政策研究
- ◆矢作 昌生教授
- 建築デザイン研究
- ◆大庭 知子准教授
- 建築ストック活用研究
- ◆姜 優子准教授
- 耐震構造研究
- ◆冨田 英夫准教授
- 建築歴史研究
住居・インテリア学科
- ◆小泉 隆教授
- 北欧の建築・インテリアのデザイン研究
都市デザイン工学科
- ◆内田 泰三教授
- 自然環境との調和
- ◆松尾 栄治教授
- コンクリートのおはなし
- ◆奥村 徹准教授
- 想定外の巨大地震に対する鋼構造物の大規模崩壊防止
芸術学部
写真・映像メディア学科
- ◆佐藤 慈教授
- 地域活性化を目的とした映像コンテンツ制作プロジェクト
- ◆進藤 環准教授
-
- 写真で福岡高速の魅力を伝えるプロジェクト
- 石橋文化センターアートプロジェクト
ビジュアルデザイン学科
- ◆真島 猛教授
-
- たべものレスキュー
- みらいQラボ・キャラクター・デザイン・プロジェクト
- FUKUOKA ART WEEK
- ◆水間 景子助教
-
- 大麻乱用防止啓発ポスター制作
- お弁当箱「みやまの玉手箱」のパッケージデザイン
- 福岡県「粕屋町ガイドマップ」及び「駕与丁公園ガイド」の制作
生活環境デザイン学科
- ◆青木 幹太教授
-
- インターフェイス・デザインプロジェクト
- かしいかえんエンドレスプロジェクト
- 襖プロジェクト
- 卒業記念品制作プロジェクト
- ◆加來 卯子准教授
- 服飾に関わる手づくり支援プロジェクト
ソーシャルデザイン学科
- ◆井上 友子教授
- 地域・企業と連携した実践型教育
造形短期大学部
造形芸術学科
- ◆黄 禧晶教授
-
- 移動販売車コバコバル車体イラスト制作
- 須恵メディカルコミュニティモール壁画制作
- 移動販売車コバコバル車体イラスト制作
- ◆森下 慎也准教授
- パッケージデザイン
- ◆川本 恒一講師
- 移動販売車デザイン
ヒューマンロボティクス研究センター
理工学部機械工学科
- ◆牛見 宣博教授
- 介護・リハビリロボットの社会実装に向けて~すべての人に健康と福祉を~
芸術学部生活環境デザイン学科
- ◆青木 幹太教授
- 科学研究費研究成果
総合機器センター
生命科学部生命科学科
- ◆中山 素一教授
- 第13回研究発表会・機器紹介
食品微生物制御センター
生命科学部生命科学科
- ◆中山 素一教授
- 実用化支援研究費プロジェクト 食品微生物制御センター
新規バイオアッセイプロジェクト
生命科学部生命科学科
- ◆木山 亮一教授
- 実用化支援研究費プロジェクト 食品微生物制御センター/新規バイオアッセイ
AIアプリケーションセンター
理工学部機械工学科
- ◆鶴田 和寛教授
- スマートファクトリーによるサイバーフィジカルシステムの開発およびAIによる脳波解析アプローチ
伝統みらい研究センター
- ◆濱川 和洋助教・大淵 和憲職員
- 伝統みらい研究センター紹介
オープンイノベーションセンター
- オープンイノベーションセンター活動紹介
産業経営研究所
地域共創学部地域づくり学科
- ◆宗像 優教授
- 産業経営研究所の魅力紹介
語学教育研究センター
- ◆呉 紅華教授
◆李 泰勳准教授
◆滝内 ひろ子講師 - 語学教育研究センター研究シーズ
基礎教育センター
- ◆森 誠子准教授・中世古 貴彦講師・小田部 貴子講師
- 高大社連携型遠隔アクティブ・ラーニング:新聞とSNSを組み合わせた入学前教育の開発
プロジェクト型教育
産学官連携による商品開発やプロモーション、技術開発など、学部・学科の枠を超え、生きた社会に飛び出す「プロジェクト型教育」の成果を紹介します。


文系
プロチームのスポーツ科学アドバイザリー実践

- 人間科学部スポーツ健康科学科 磯貝 浩久教授・安達 隆博准教授・秋山 大輔准教授・萩原 悟一准教授
- アビスパ福岡㈱からの依頼で、プロサッカー選手が行う科学的なトレーニングの体験イベントをベスト電器スタジアムで開催したプロジェクト。2019年のアビスパ福岡との共同研究契約(アドバイザリー契約)締結以来、スポーツの科学の観点からプロチームのサポートに携わっています。イベント当日は、状況判断力や集中力を高める脳科学トレーニング体験のほか、シュートスピード測定やジャンプ力測定などを実施しました。
ベトナム向け筑後うどんの新メニュー開発プロジェクト

- 商学部 経営・流通学科 船岡 健太教授
- 商学部「一吉(ひとよし)うどん」(佐賀県三養基郡みやき町)と久留米商業高校、筑後うどん振興会と連携した、筑後うどん全体を盛り上げるプロジェクト。中国人留学生発案の新メニュー「本格中華唐辛子しびれうどん」は、筑後うどん振興会加盟9店舗と一吉うどんのホーチミン(ベトナム)店にて提供。学生が企画した、来店ポイントを貯める「デジタルスタンプラリー」と新メニューを注文してポイントを貯める「特別メニューラリー」も実施しました。
柳川市との連携プロジェクト

- 地域共創学部観光学科 千 相哲教授
- “柳川の観光振興”をテーマに、柳川をフィールドに地域観光の課題を解決するための企画立案と実践を行うプロジェクト。2009年度より実施しており、これまで「子どもが楽しむ観光まちづくり」や「集客と観光商品づくり」、「川下りの楽しみ方」などに取り組んできました。前年度の成果と課題を引き継ぎながら、発展的実装を目指しています。
糸島市野辺・福の浦地区連携プロジェクト

- 地域共創学部観光学科 本田 正明准教授
-
糸島市野辺・福の浦地区の魅力を発信しようと、特産品の柑橘を使ったジュースやかき氷を販売する屋台「糸島甘夏堂」の運営を行うプロジェクト。また、地域の悩みである観光客などによる交通渋滞を緩和しようと、地域の方々と共に区有地を再整備して増設した駐車場の管理を行う、環境整備・美化事業にも取り組んでいます。
TRICK ART PROJECT

- 経済学部経済学科 黒木 宏一准教授×伝統みらい研究センター 濱川 和洋助教
- コロナ禍であっても、福岡市立こども病院(福岡市東区香椎照葉)に入院中の子どもたちや家族、医療関係者の方々が笑顔になれるようなイベントをしたいと企画したプロジェクト。経済学部の学生が企画し、芸術学部の学生がデザインを担当したもので、“夢や希望を届けるトリックアート”をテーマに、子ども病院の1階ロビーに、4枚のトリックアート(だまし絵)を展示しました。
時代のビジネス・コンセプト創出をめざす経営実践演習〜メイクのあり方を再考する学生プロジェクトのブースもあります〜
- 商学部経営・流通学科 聞間 理教授・浦野 倫平教授
- プロジェクト活動を通し、課題解決型ビジネスのアイデアを発見し、ビジネス化のための企画立案と実行のための組織づくり、戦略的組織マネジメントを体系的に学ぶとともに、ビジネスモデル構築に向けて取り組みます。
百人一首16色
- 国際文化学部日本文化学科教授 宮﨑 裕子教授
- 百人一首の中から16首を選定し、“いろいろ”なイメージカラーとともに和歌の味わいを紹介するプロジェクト。歌に詠み込まれた歌人の心情や趣を感じながら、いにしえに思いをはせるとともに、限られた時数で思いを綴る和歌の魅力に迫ります。
理工系
食品開発研究会 6次化&フードロス低減

- 生命科学部生命科学科 米満 宗明教授・中山 素一教授
- 「食品開発研究会」では、フードロス低減に向け、規格外の農産物や廃棄される絞りかすなどの有効利用を目指し、加工や収穫、販売活動を行っています。活動拠点である食品加工プラントはさまざまな加工機械を有しており、既に上市された商品もあります。
リノベーションプロジェクト

- 建築都市工学部住居・インテリア学科 信濃 康博准教授
- 学生が福岡県住宅供給公社「名島三の丸団地」(福岡市東区)の2部屋をDIYでリノベーションするプロジェクト。居住する住戸をDIYする“DIY文化”を団地内に広げようという目的で実施したもので、簡単に購入できる材料を使って手軽にできる工法により、学生がデザインし施工を行いました。完成後は、団地住民の方々に内覧会を実施し、「DIY展示場」として利用しています。
避難場所における健康的で快適な生活のための住環境調査

- 建築都市工学部住居・インテリア学科 香川 治美教授
- 避難所での居心地や段ボールベッドでの寝心地に注目し、環境工学と生理学、心理学の専門的手法を用いて計測を行うプロジェクト。避難施設として活用できる本学の「大楠アリーナ2020」で段ボールベッドの居心地を評価する実験を行い、利用者の心理や生理、環境物理の測定データの変動から、居心地を定量把握しました。
理工学部・芸術学部 テクノアートプロジェクト

- 理工学部
機械工学科 牛見 宣博教授・村上 剛司教授・榊 泰輔教授
情報科学科 下川 俊彦教授
電気工学科 鴈野 重之准教授・貞方 敦雄講師 芸術学部生活環境デザイン学科 青木 幹太教授・佐藤 昭則准教授
建築都市工学部住居・インテリア学科 松野尾 仁美准教授
商学部経営・流通学科 聞間 理教授 - ロボット開発の技術とプロダクトデザインを組み合わせ、実践的なものづくり活動を行うプロジェクト。芸術学部の斬新なアイデアを理工学部の技術で具現化するもので、昨年度は“先端技術+博多張子”をテーマに、芸術学部が企画とデザインを、理工学部がセンサーやマイクロコントローラー、LED、モーター・ソフトウエアなどの技術を担当しました。
プロジェクトベース設計演習に基づくロボットコンテストなどへの参加

- 理工学部情報科学科 安武 芳紘教授・澤田 直准教授
- 「ETソフトウエアデザインロボットコンテスト(ETロボコン)」の出場を目指すプロジェクト。大学で学んだプログラミングやモデリングの技術を活用し、ロボットを意図したとおりに動かすソフトウエアの開発を行っています。これまでに、九州地区での総合優勝やモデル審査で「Gold Model」などを受賞、全国大会であるチャンピオンシップ大会での3位入賞など、多数の実績を残しています。
芸術系
曲げわっぱ弁当箱の新商品開発プロジェクト

- 芸術学部生活環境デザイン学科 青木 幹太教授
- 九州産の杉材を用いた曲げわっぱの弁当箱を製造・販売する筑後市の企業と本学、福岡県が連携した産学官プロジェクト。若い世代が使いたくなる曲げわっぱの弁当箱を学生が企画・デザインし、提案したデザイン案の中から、「ねこわっぱ弁当箱」と「わっぱ弁当箱 with カトラリー」が商品化されました。
桐製家具の新商品開発プロジェクト

- 芸術学部生活環境デザイン学科 青木 幹太教授
- 大川市で桐ダンスを専門に製造・販売している企業と大学、福岡県が連携した産学官プロジェクト。桐ダンスの特長や材質などを事前に調べ、桐の特性を生かしたモダンな家具のデザイン提案を行いました。提案した中から、「収納ベンチ」と「スーツ専用タンス」が試作され、今後、商品化に向けた市場テストやブラッシュアップを行います。
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- 芸術学部ビジュアルデザイン学科 真島 猛教授・
理工学部情報科学科 隅田 康明講師 - 臨床心理学とデザイン学の協働によって、コロナ禍における学生のメンタルケア支援のための有効なツールを開発し、実践・検証を経て、広く発信することで社会貢献を目指すプロジェクト。新型コロナウイルス感染症が学生たちの心理面と身体面、行動面に与えた影響を正しく把握したうえで、初対面の学生同士が気軽に話し合える「ピア・サポート」の構築と、スムーズに話し合うための支援ツール「ワークシート」のデザインを行いました。
「えきマチ1丁目香椎」空間演出プロジェクト

- 芸術学部生活環境デザイン学科 栗田 融教授
- JR香椎駅ビル「えきマチ1丁目香椎」の館内を、学生が自由な発想でディスプレイし、“季節”を演出するプロジェクト。計画提案を行ったうえで試作検討し、制作から設営・撤去までを学生自身が行います。“春のおさんぽ”をテーマに実施した昨年度は、柔らかな色合いの花が咲き誇り花びらが舞う中を、カメラや水筒を持ったミツバチが自由に散歩しているようにオブジェを配置し、楽しげな春を表現しました。
CKKプロジェクト

- 造形短期大学部 石﨑 幸講師
- バレエを中心としたダンスカンパニー「CKK」のデザイン制作を行うプロジェクト。ロゴタイプやロゴマーク、プログラム、Tシャツや巾着袋などのグッズ展開を含め、CKK創設のためのVI(ビジュアル・アイデンティティー)の役割を担いました。舞台芸術にデザインが深く関わることにより、舞台の付加価値を高める効果を研究するとともに、産学連携における新たな価値の創造を目指しています。
産学連携事例
共同研究や受託研究など、大学と産業界が直結した産学連携によるマッチング事例を紹介します。


人間科学部スポーツ健康科学科
- 秋山 大輔准教授×株式会社ピー・ビーシステムズ/ユーエム物産株式会社
-
360°VRシアターを活用した「e(エレクトロニック)×r(リアル)スポーツ」の開発
商学部経営・流通学科
- 聞間 理教授×株式会社ロバート・ラスムセン・アンド・アソシエイツ
- 思考技法としてのレゴ®シリアスプレイ®メソッド-その効果と可能性
地域共創学部観光学科・地域づくり学科
- 真木 圭亮准教授×株式会社九州鈴木紙器
- 地域ものづくり企業との連携による新製品開発
- 豊島 茂准教授・行平 真也講師・佐藤 忠文講師×九州電力株式会社
-
九州電力株式会社福岡支店と連携した朝倉市における観光振興プロジェクト
理工学部情報科学科
- 稲永 健太郎教授×各自治体×国土交通省九州運輸局×福岡県×日本工営株式会社ほか
- ICTを活用した地域公共交通運行管理支援
理工学部機械工学科
- 松下 大介教授×小郡市
- 行政機関と連携した内水氾濫対策に関する研究
- 村田 光昭准教授×日進化学株式会社
- 原反移送作業補助装置の開発
生命科学部生命科学科
- 満生 慎二教授×株式会社リーディングラボ
- 機能性乳酸菌の探索と応用
建築都市工学部住居・インテリア学科
- 福山 秀親教授×株式会社KEEL
-
スタートアップカフェ「in.out」のビジネスデザイン
建築都市工学部都市デザイン工学科
- 林 泰弘教授×株式会社ワールド・リンク
- 建設工事で発生する汚泥及び浚渫土の有効利用に関する研究
芸術学部・地域共創学部
- 芸術学部ビジュアルデザイン学科 柴村 毅彦教授
- 芸術学部写真・映像メディア学科 百瀬 俊哉教授・荒巻 大樹講師
- 地域共創学部観光学科 室岡 祐司准教授
- ×九州朝日放送株式会社
-
KBC「ふるさとWish」ポスター制作
- 水間 景子助教×中華バル 武遊
- 「肉まん」「あまおうまん」のパッケージデザイン
基礎教育センター
- 林 政喜講師×アサヒシューズ株式会社
- 足部動態・足型計測システムの開発
事業活動
多彩な教育プログラムやボランティア活動のほか、キャンパス内のバリアフリー整備など、各部門の取り組み事例を紹介します。


国際交流センター
国連ハビタット福岡本部や海外在住のゲストスピーカーによるセッションなどを通して、国際社会の最前線で活躍できる人材を育成する「グローバル・リーダーシップ・プログラム」を紹介します。

国際交流センター&語学教育研究センター
文理芸の特色を生かした本学独自のオンライン国際協働学習(COIL:Collaborative Online International Learning)である「KSU-COIL型教育」など、特色あるグローバルプログラムを紹介します。

キャリア支援センター
全学部の学生が履修可能な授業科目や充実のサポート体制など、過去最高の就職決定率を達成した本学独自のキャリア教育プログラムを紹介します。

図書館
図書館が所蔵する貴重な郷土資料「引札」(チラシ)の原版などを展示し、明治・大正時代の広告の歴史を振り返ります。

美術館
9月17日(土)~11月27日(日)に開催する「プロの世界 vol.8 人形師 中村信喬展」にちなんで、地域に開かれた大学ミュージアムである九産大美術館が所蔵する氏の作品などを紹介します。

総務部施設課
ホタルが舞う小川などの緑化環境の整備やキャンパス内のバリアフリー整備、省エネルギーや環境対策など、人と地球にやさしいキャンパスづくりに向けた取り組みを紹介します。

ダイバーシティ推進室
本学で開催した「九州・沖縄アイランド女性研究者支援シンポジウムin九産大」や「あすばる男女共同参画フォーラム」における学生によるアンケート報告会の様子など、ダイバーシティ&インクルージョンの取り組みを紹介します。

学生部
「福岡トライアスロン2022」や名島海岸での「海ごみゼロ活動」のほか、九州北部豪雨におけるボランティア活動の様子を紹介するとともに、「福岡トライアスロン2022」でのペットボトルキャップアートの現物を展示します。

大学院
社会の課題を解決する、文系・理工系・芸術系5研究科の特色ある研究事例を紹介します。


国際文化研究科
- 中国における日本語教育市場から見た日本語培訓学校の実態と課題-大連市における日本語培訓学校を中心に-
- SNSの紐帯と学級の紐帯が学級コミュニティ感覚に及ぼす影響
- 就職活動生の自己探索による気づきに関するプロセス研究
~メタ認知的観点からの検討~ - 性的マイノリティの認知を目的とした養育者向けパンフレットの作成検討
- 自己愛的脆弱性を有する人への支援におけるフォーカシングの可能性-大学生とのフォーカシングセッションを通して-
- 中年期女性の危機体験過程に於けるライフ・キャリア・アンカーの検討~40代・50代の女性を中心に~
- 釈迢空『海やまのあひだ』論-歌集の持つ特徴と独自性-
- 犯罪被害者遺族に生じ得る二次的な傷つき体験に関する探索的研究
経済・ビジネス研究科
- 中小企業におけるキャッシュ・フロー計算書の有用性に関する研究 福岡県の事業承継の事例をもとに
- 業界構造分析から見るZOZOTOWNの競争戦略
- 日本におけるベトナム人技能実習生の実態と問題点
- 中台間人材移動に関する研究-高度人材と留学生の移動
- 訪日中国人旅行者の消費行動に関する研究
- 身体障がい者の経済的自立に関する研究
- 日本のコンビニエンスストアの成長戦略
- 農村観光まちづくりに関する研究:宗像市を事例に
情報科学研究科
- 統計的特徴量に基づく異常検出によるフェイクレビュー対策に関する研究
- プライバシー保護データ解析における匿名化処理およびデータ拡張
- 鼻歌検索のための音楽特徴量の抽出と評価
- 二輪走行ロボットにおける状態モデルに基づいた方策勾配型強化学習の評価
- ハイブリッドな授業形態で利用可能な演習支援システムの開発
- 深層強化学習を使用したエッジコンピューティングのための動的オフロードメカニズムの開発
- 電子スターフアプリを用いたバスロケーションシステムの開発
- A Performance Study of Machine Learning with Multi-Modal Sensor Data to Improve Accuracy in mHealth Monitoring at the Edge
工学研究科
- ナノセルロース水溶液中における銀微粒子生成
- コーティングハイスホブによる高速乾式ホブ切りの工具寿命に関する研究
- 水溶性新規蛍光色素の合成に関する研究
- 感光性透明エポキシ樹脂の線膨張係数における架橋構造依存性に関する研究
- 滲みの空間~中間領域の多重構造による高密度都市の再考~
- 長波長光通信に適合可能なPOF用ポリカーボネートの開発に関する研究
- NC加減速運動実用モデルに基づくマシニングセンタ輪郭加工形状誤差に関する研究
- バリア放電を利用したオゾン暴露法によるナノカーボン材料の表面改質と固体高分子型燃料電池への応用
芸術研究科
- ミクストメディア表現による独自のキャラクターと社会背景
作品名:厄除祈願図 - ミクストメディアに関する表現
作品名:わたしであり、あなたでありたい - 「群生I-A」「群生I-B」「群生II」
- 共有をテーマとした賃貸型集合住宅とシェアオフィスの複合施設についての研究
- 鹿児島県霧島産の有機栽培茶(リーフ茶)のオンラインショップデザイン展開(D2C業態ブランドのブランディング)
- 幻の帝国
- 上海二零二零
- Our work is never over
ビジョン発信
創立60周年を迎えた九州産業大学の“これまで”と“これから”のビジョンについて紹介します。
創立60年の歩み
商学部商学科の単科大学として誕生し、60年。9学部1造形短期大学部5大学院研究科を有する総合大学に発展した本学の軌跡を振り返ります。

創立100周年に向けたビジョン
「新たな知と地をデザインする大学へ-もっと意外に。もっと自由に。-」を標榜する九州産業大学。
私たちは、固定観念にとらわれず、もっと意外に、もっと自由に挑戦し続けます。そして、新たな叡知を産み出し、活力ある地域、世界をデザインする大学を目指します。

「中期計画(2021-2030)」最終目標「文理芸融合のグローバル総合大学へ」
「文理芸融合のグローバル総合大学」を目標に、文系・理工系・芸術系の学部学科の垣根を超え、時代も地域もまたぎ広がり進化し続ける,「超えるを学ぶ。」を掲げて挑戦する、本学の目指すべき姿を紹介します。

魅力発信
新たなステージに挑戦し続ける九州産業大学の魅力を紹介します。
令和5年度開設!「グローバル・フード
ビジネス・プログラム」
日本食ブームを追い風に、生産から商品企画、流通販売までのフードビジネス全体を見据えた、グローバルとローカルの視点を持つ人材育成プログラムの魅力を紹介します。

「持続可能な開発目標(SDGs)」の推進
「学長宣言」を制定し、SDGsの達成に向けて推進する、教育、研究、社会・地域貢献などの全学的な取り組みを紹介します。

本学制作の多彩な広告
オープンキャンパスのテレビCMや駅看板、新聞広告など、本学の魅力を表現した多彩な広告を紹介します。

チラシ / リーフレット
アクセス
当日は香椎祭の同時開催等、混雑が予想されます。
スムーズにご入場いただくため、事前申込をお願いします。
お問い合わせ先
- 展示内容等に関するお問い合わせ先
- 産学連携支援室 TEL 092-673-5484
- その他のお問い合わせ先
- 総務課 TEL 092-673-5511