卒論研究テーマ
1 半導体レーザ(電子デバイス)の応用
● チップ間・デバイス内光伝送(光インターコネクション)は従来の電気配線によるCR時定数の問題がなく高速伝送の有力な候補と考えられます。我々は低閾値電流の半導体レーザ光源と光導波路に関する研究を行っています。
● テーマ名
・光回路作製のための横モードに関する研究(2023年度、4名グループ)
・光回路作製のための光分岐に関する研究(2022年度、4名グループ)
・半導体レーザの電流ブロック機能に関する研究(2021年度、3名グループ)
2 太陽電池の長寿命化
● シリコン系太陽電池は再生可能エネルギー発生の有力な候補です。我々は太陽電池運用で問題になっているホットスポットに注目し、光励起電流法・エレクトロルミネッセンス法・赤外線サーモグラフィー法でデバイス解析・故障解析を行い長寿命化の研究を行っています。
● テーマ名
・太陽電池の逆バイアス高温長期試験における劣化に関する研究(2024年度、4名グループ)
・太陽電池セルの温度分布に関する研究(2024年度、4名グループ)
・太陽電池のpn接合近傍における劣化に関する研究(2023年度、4名グループ)
・逆バイアス印加による太陽電池の回復に関する研究(2022年度、4名グループ)
・太陽電池の結晶粒界近傍における加速劣化に関する研究(2021年度、4名グループ)
3 システムの安定運用
● 電化製品・システムは機器・部品からなっており、摩耗モードで故障することが知られています。故障率を計算し故障時期わかると計画的な施工・運用管理が可能になります。
● テーマ名
・冗長性を使った光通信システムの故障率低減に関する研究(2020年度、3名グループ)
卒論研究の指導法
■ 2~4名のグループごとにテーマを選定し、実験・データ解析を行い、討論した結果を卒論にまとめ、プレゼンテーションを行って貰います。
■ 研究室でも就活面談練習や書類添削を丁寧に行っています。
当研究室学生の就職(2024年度、8名)
〇(株)NTTファシリティーズ(1名)、〇日本コムシス(株)(1名)
〇ラピスセミコンダクタ(株)(1名)、〇(株)荏原製作所(1名)
〇西日本プラント工業(株)(1名)、〇東光電気工事(株)(1名)
〇五洋建設(株)(1名)、〇長崎大学大学院(1名)