建築設計競技趣旨
建築は雨、風、地震などから人々を守り、安心安全な生活を提供するシェルターとしての役割を持っています。その一方で、日々の暮らしを豊かにしたり、個々の建築が街並みを形成し、永い時間をかけて文化を築くという側面も持っています。つまり技術と芸術の両側面を併せ持つ稀有な専門分野とも言えます。そのような分野に対し、九州産業大学の建築学科では、技術的な知識をしっかりと身につけると同時に実践的なデザイン教育に力を入れています。この設計競技では、第一線で活躍されている建築家を招聘して、その建築家が日々取り組んでいるテーマから課題を出題して頂くことにより、応募者と我々が新たな建築の可能性を考える機会となることを目的とします。
高校生の部 募集資格 |
日本国内の高等学校(高等専門学校は除く)に在籍する生徒。応募は個人とし、グループの応募は不可とします。同一の応募者による複数の応募は不可とします。 |
質疑応答 | 応募要項にないものは応募者の判断による設定とし、質疑応答は行いません。 但し、実行委員会より、補足説明や追加情報などをホームページで発信する場合がありますので、ホームページの情報更新にご注意ください。 |
審査委員長 | 建築家・宮城島 崇人氏 宮城島崇人建築設計事務所主宰 |
問い合わせ | 〒813-8503 福岡市東区松香台2丁目3番1号 九州産業大学建築都市工学部建築学科建築設計競技 実行委員会 (e-mail:adc●ml.kyusan-u.ac.jp)※●を@に変えてください。 |
あなたにとって”大事な存在”のための建築を考えてください。
”大事な存在”は、あなたが自由に決められます。生き物でも物でも、どちらでも構いません。風景や町、地球のように、とっても大きなものかもしれません。目にははっきりと見えないものかもしれません。”大事な存在”が、あなたの考える建築のなかに入りきらないことだってあるでしょう。それでもよいのです。”大事な存在”にとって、建築はどのようなものになれるでしょうか。どんなことができるでしょうか。
”大事な存在”に向き合いながら、建築を考えることを通して、何か新しいことを発見してくれることを期待します。
宮城島崇人建築設計事務所主宰
1986年 北海道釧路市生まれ
2009年 東京工業大学工学部建築学科卒業
2011年 東京工業大学大学院理工学研究科建築学専攻修士課程修了
2011-2012年 マドリード建築大学(ETSAM)奨学生
2013年 宮城島崇人建築設計事務所(現:株式会社宮城島崇人建築設計事務所)設立
2018年 北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院 観光創造専攻博士課程単取得退学主な受賞
2017年 北海道赤レンガ建築奨励賞
2022年 JIA北海道建築大賞2022 大賞北海道建築賞 奨励賞
2023年 日本建築学会作品選集新人賞
審査委員長の講演会を予定しています。日程が決まり次第お知らせいたします。
場所:
九州産業大学8号館3階
建築都市工学部プレゼンテーションルーム
福岡県福岡市東区松香台2丁目3番1号
2016年
第24回「物と対話する住まい」~物と住まいと人の関係を再考する~
2015年
第23回「おばあちゃんになった頃の母の家 おじいちゃんになった頃の父の家」
2014年
2013年
2012年
2011年
2010年
2009年
2008年
2007年
2006年
2005年
2004年
2003年
第11回「コミュニティ・ハウス ― 地域の中の住まい ― 」
2003年
2002年
2000年
1999年
1998年
1997年
1996年
1995年
1994年
1993年