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地方創生と観光 なぜ大学で観光を学ぶ必要があるのか?

地域共創学部 観光学科
学びのキーワード
  • 人口減少
  • 経済停滞
  • 地方創生
  • 観光立国
  • 観光産業
  • インバウンド
  • 外貨獲得
  • エリア規模
  • 地域づくり
  • 観光デザイン

講義ポイント①

観光は21世紀の極めて重要な産業

日本では人口減少・少子高齢化社会を迎えています。経済も長期的に伸び悩んでいます。とくに地方ではこうした問題が深刻で、地方創生が求められています。こうしたなか、豊かさを維持するには"外貨"を獲得する産業の振興が不可欠で、その重要な手段の1つとして注目されているのが「観光」です。観光は世界的にみると極めて重要な産業ですが、20世紀の日本では、あまり重要な産業だと思われていませんでした。しかし、21世紀に入り、日本でも国家を挙げて観光産業の振興に取り組むようになりました。それを後押しするように、世界的にビジネスや観光で海外旅行に行く人が増加し続けています。

講義ポイント②

コロナでも観光産業の重要性は変わらない

2020年から世界的に流行した新型コロナウィルスにより、観光産業は大きなダメージを受けました。今、世界中の観光産業が苦境にあえいでいます。しかし、観光は決してダメな産業や時代遅れの産業ではありません。皆さん、コロナが終息したら思いっきり旅行したいと思いませんか? 世界中の人々がそう思っているのです。長期的にみると、現地を訪ねる観光が廃れることは決してありません。ポストコロナ時代を見据えた時、つまり皆さんが社会で活躍する時代には、観光産業は極めて重要な産業として復活を遂げているでしょう。観光と名のつく学科としては九州で一番古い歴史と伝統を持つ九産大で、ぜひ観光を学びましょう。

講義ポイント③

観光を学ぶのに向いているのはどんな人?

①観光は、"平和産業"。戦闘やテロが頻発する地域に、観光客は行かない。つまり、平和を愛する人。
②観光は、"良好な環境が必要な産業"。環境が悪い地域、汚いところに観光客は行かない。つまり、地球環境にやさしい人。
③観光は、"違いを楽しむ産業"。景観や歴史文化、食べ物、風俗習慣が違うから観光に行く。つまり、差別をしない人。
④観光は、"人が移動する産業"。実際に人が行き来しないと、観光産業は成立しない。つまり、行動力のある人。

地域共創学部 観光学科

田代 雅彦 先生
専門:観光地理学
  • 講義内容がめざすSDGs