アドミッション・ポリシーの解説Admission Policy

国際文化学部 国際文化学科

学科の専門(教育研究)と社会背景(問題)との関係

現代はグローバル時代です。ルールや価値観の地球規模での共通化をグローバル化といいますが、近年その土台を揺るがす事件が相次いでいます。2020年は、アメリカでは人種差別が、ヨーロッパでは宗教的偏見が大きな問題となりました。移民問題も世界各地で議論の中心となっています。地球規模で動くのはヒト・モノ・カネだけではありません。人々の価値観や文化も国境を越えるのです。今ほど文化的多様性とマイノリティに対する理解が求められる時代はないでしょう。このような時代にわたしたちはどのように未来を築いていくのか。この多様化社会をいかに良くしてゆくのか。それを共に考えるのが国際文化学科の学びです。国際文化学科では、①海外の文化を幅広く学んで多様な価値観を知り、②海外実習を通して多彩な世界を直に感じ、③英語を中心とした実践的な語学力を鍛えます。そして偏りのない良識と判断力、多文化共生社会をリードする行動力と指導力を身につけます。

アドミッション・ポリシー

国際文化学科では、学部の要件に加え、次の能力と意欲を持つ人を受け入れる。

  • 1.英語の高度な運用力を身に付け、さらにその他の外国語を習得する意欲のある人
  • 2.諸外国の文化や国際事情を幅広く学びたい人
  • 3.外国語能力や外国文化の知識を活かし、コミュニケーション力を持って広く国際社会で活躍したい人

解説

  • 知識・技能
    「何を理解できるのか、何ができるのか」

    高等学校の教育内容を幅広く学習しており、国際文化を学ぶために十分な基礎学力を有している人

  • 思考力・判断力・表現力
    「理解していること・できることをどう使うか」

    国際文化学科で得た国際文化についての知識・技能等を実生活の様々な場面に活用したり、様々な課題解決のための構想を立て実践し評価・改善する力を有している人

解説
  • 主体性
    「学びに向かう力・人間性等の涵養」

    国際文化学科への進学・学修意欲を持ち、本学で身に付けた国際文化学科についての知識・能力を将来のキャリアにつなげるビジョンを持ち、主体的に行動できる人

高等学校段階までに培ってほしい力

高校では幅広くさまざまな科目を学んでください。国語(国語総合)と数学(数学I,数学II)、社会(地理歴史)は基礎力の定着を目指しましょう。大学入学後、本学科の「国際教養」科目を学ぶ時に必要です。英語は、本学科の最重要科目です。高校ではリーディングとリスニングをしっかり学び、英検2級を目指して勉強しましょう。英語で、日常の事柄や自分のことを積極的に話したり、まとまった英文を読んで要旨をつかんだり、筋の通った英文を書く練習も大切です。本学科では大学在学中に海外研修や留学経験を積むことが奨励されています。また、高校生活の中で、他の学生と一緒に課題に取り組んだ経験もとても重要です。本学科では学外実習やフィールドワークなど体験型の学びも重視していますので、これらの授業やゼミナール活動で他の学生と学年を超えて共に課題に取り組むことがあります。

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