コース紹介(2012年度,2013年度入学者)
2008年度以前の入学者についてはこちらをご覧ください。
2009〜2011年度以前の入学者についてはこちらをご覧ください。
「機械一般コース」と「機械応用コース」
機械工学科では、3年次に「機械一般コース」と「機械応用コース」のどちらかを選択することになっています。
どちらのコースも講義・授業内容は同一ですが、
「機械一般コース」では選択科目となっている科目が「機械応用コース」では必修となるなど
進級・卒業の要件が異なっています。
「機械応用コース」は技術者教育プログラムが社会の要求水準を満たしているかを
審査する機関であるJABEE(日本技術者教育認定機構)の認定プログラムであり、
認定プログラムの卒業生は水準を満たす技術者教育を受けた者として国際的にも認められます。
登録するコースの決定方法
登録するコースは2年次終了時の希望調査で決定しています。
コースごとの人数制限はありませんので希望するコースに登録できますが、
「機械応用コース」に登録する場合は以下の登録要件を満たす必要があります。
また、本学科3年次に編入した学生が「機械応用コース」への登録を希望する場合は、
他大学等で取得した単位の内で本学科の開講科目相当であるとして
読み替え認定された科目の単位数が登録要件を満たす場合に限り
「機械応用コース」への登録を認めています。
「機械応用コース」の登録要件
- 1年次に配当されている「専門必修科目」の全ての単位を修得していること
- 2年次に配当されている「専門必修科目」22単位中20単位以上を修得していること
- 流体力学演習および熱力学演習のうち、2単位以上を修得していること
- 「外国語科目」を8単位以上修得していること
卒業研究着手要件
「機械応用コース」に登録した場合は,以下のすべての要件を満たさなければ卒業研究を履修することができません.
「機械応用コース」の卒業研究着手要件
- 履修規程第2条に定められた卒業に必要な124単位のうち,卒業研究以外の必修科目54単位以上の単位と「外国語科目」10単位を修得していること
- 解析幾何学,微積分学演習,線形代数学演習,図学,ラプラス変換,応用微積分学,物理学,現代物理学及び工業数学のうち,8単位以上を修得していること
- 制御工学,機械工作法II,応用機械力学,応用流体力学,応用熱力学及び機械設計IIのうち,10単位以上を修得していること
- 機構学,材料強度学,蒸気工学,エンジンシステム,伝熱工学,自動車工学,モータ制御,機械計測,ものづくり実習,エンジニアリング演習および工作機械のうち,14単位以上を修得していること
変更なし
- 技術者倫理,確率統計及び機械技術英語の単位を修得していること
- プログラミング及び機械設計情報演習のうち,2単位以上を修得していること
- 「基礎教育科目」のうち,「人文科学科目」及び「社会科学科目」の区分から6単位以上を含む10単位以上を修得していること
「機械応用コース」の学習・教育目標
「機械応用コース」では以下のA〜Mを達成すべき学習・教育目標として定めています。
カリキュラムと各授業科目は学習・教育目標を達成できるように設計されており、
成績評価では目標の達成を厳格に評価しています。
各科目がどの目標と関連するかは各科目のシラバスに明記されています。
- 機械工学および関連する数学と物理以外にも幅広く自然、社会、人間に関する理解を深め、
技術がこれらに与える影響を多面的に考える素養と能力を身につける
- 大学生として自主的かつ継続的に学習し、問題を解決する姿勢を身につける
- 社会の中での技術者の役割と責任を理解する
- 機械工学に関連する数学と物理の基礎を理解し応用できる能力を身につける
- コンピュータによる情報処理の基礎を理解し、応用できる能力を身につける
- 機械工学の根幹を成す工作法と4力学の基礎を身につける
- メカトロニクスシステムの解析と統合に必要な電気電子工学、制御工学に関する基礎を身につける
- 与えられた仕様に基づいて機械要素や簡単な機械を設計し、
定められた期間で規格に従った図面を作成する能力を身につける
- 実験・実習を通じて工作法と4力学の基礎を体得するとともに、
その結果を定められた期間で論理的な文書としてまとめる能力を身につける
- 工作法と4力学およびメカトロニクスに関する応用的な知識を身につける
- 組織として仕事をする際に必要とされるコミュニケーション能力とプレゼンテーション能力を身につける
- 外国語によるコミュニケーション能力の基礎を身につける
- 必要な知識を自主的かつ継続的に学習し、定められた制約条件の中で問題を解決する能力を身につける
学習・教育目標を達成するために必要な授業科目の流れ
上のような学習・教育目標を達成するために履修すべき科目の流れは以下のようになっています.
各学習・教育目標(A-M)を達成するために必要な授業科目の流れ