出願の際は、募集する学部・学科のグローバル・フードビジネス・プログラム(略称:GFBP)を選択してください。なお、グローバル・フードビジネス・プログラムの選考方法は、各学部・学科の選考方法と同様となります。
次に掲げる知識・技能や能力、目的意識・意欲を備えた人を受け入れます。
▶︎フードビジネスは、私たちの生活・生命を支える産業であると同時に、地域経済を支える存在。
▶︎農林水産業、食品工業、卸売業、小売業、飲食業など、生産から加工、消費に至るまで「食」を支えるビジネスはさまざま。
*フードテックは、フード(食品)とテクノロジー(技術)を組み合わせた造語で、新しい形態の食品や調理法を開発する技術。 食料問題の解決に繋がる技術など世界的に注目されています。
**アグリテックは、IoTやビッグデータ、ドローンを用いるなど、農業領域でICT技術を活用すること。
和食がユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の「無形文化遺産」に登録(2013年12月)
生産から加工、販売まで、「食」が消費者に届くまでのあらゆるプロセスのなかで新しい価値を創造し、人々の集う場や憩う場、幸福な時間を生み出す。
外部からの観光客の誘引、6次産業化、交流人口の増加、地域イメージの向上。
フードビジネスの世界は日進月歩。農水産品の生産にはじまる食のサイクルには、様々な分野の仕事が、食品素材の付加価値を高めるためのアプローチを進めて走っています。地方発のフードビジネスが顧客の信頼を得て成長していく、そうした躍動感の中で働く人のスキルアップの機会はたくさんあります。
2019年の海外における日本食レストランは、2017年の約11.8万店から3割増の約15.6万店。
約2.4万店(2006年)➡︎2.3倍 約5.5万店(2013年)➡︎1.6倍 約8.9万店(2015年)➡︎1.3倍 約11.8万店(2017年)➡1.3倍 ︎約15.6万店(2019年)
[出典:外務省調べにより、農林水産省において統計(2019年時点)]
※2021年1月~10月農林水産物・食品の輸出額( )は前年同期比 農林水産省資料より
フードビジネスにおいて求められているのは、グローバルとローカルの双方の視点を持ち、フードビジネス全体を視野に入れてアクションを起こせる人材です。九産大には5学部・6学科に文系・理工系・芸術系の「食」や「ビジネス」に関する科目、語学、ITスキルなどを幅広く学べる環境があります。GFBPは、この環境を生かし、幅広い知識力、発想力、問題解決力を身につけるプログラムです。
フードビジネスにおいて求められているのは、グローバルとローカルの双方の視点を持ち、フードビジネス全体を視野に入れてアクションを起こせる人材です。九産大には5学部・6学科に文系・理工系・芸術系の「食」や「ビジネス」に関する科目、語学、ITスキルなどを幅広く学べる環境があります。GFBPは、この環境を生かし、幅広い知識力、発想力、問題解決力を身につけるプログラムです。
●日本の食を世界へと繋げる人材
●食産業に新たな価値を創り出す人材
●グローバルな視点で地域のフードビジネスを担う人材
●フードビジネスの即戦力となる人材
●1年次から英語教育の強化、語学研修の実施
●3年次プロジェクト型インターンシップ参加
●九州を基盤とする食産業の課題解決型教育
●AI・データサイエンス教育
●ハワイの大学との連携による語学・フードビジネス研修
人は生まれてから死ぬまで「食べる」ことを繰り返して年を重ねます。フードビジネスはの営みを支えていく活動で経済を形作っています。素材をつくる生産者、調理・加工を担う技術、流通・提供を担うサービス、より正確に伝える情報発信、全体を支えるマネジメント等様々な要素が関わって成り立っています。厳しい時代にあっても喜び溢れる人々の食を創っていくために、皆さんと一緒に学び進んでいきたいと考えています。
今朝あなたは何を食べましたか。なぜそれを食べたのでしょうか。ひとびとは多様な理由に基づき「何を食べるか」を選んできました。「食べることは生きること」と言われるように、食は生命を支えるとともに喜びをもたらしてくれるものでもあります。一方で、現代社会において食のシステムは複雑さを増し、持続可能性の危機に直面しています。私たちはこれから何をどんなふうに食べていけばいいのか、食の未来を一緒に考えていきましょう。
地域共創学部 地域づくり学科 2年
中島 碧さん 中村学園女子高校/福岡
商学部 経営・流通学科 2年
宇土 凌歌さん 鎮西学院高校/長崎
商学部 経営・流通学科 2年
平川 力太さん 三潴高校/福岡
本科目では、フードビジネスを学ぶための食に関する知識や地域の食資源の調査、生産者との交流など、取材やヒアリング調査を通して後のGFBP科目の学びに結びつく基礎的な学習能力の修得を目指します。このためフィールドでの活動や他地域への訪問など実学としての現場観察を重視します。
本科目では、農林水産業やフードビジネスの具体的な対象現場に焦点をあて、そこで起きている事象をもとに課題抽出や魅力発見、新たな資源の生かし方など、経営的な視点でみた改善やイノベーションの方向性を検討していきます。グループワークと個人の力の双方を生かしていくために、演習活動を多く取り入れています。
本学と連携や協定を結んでいる企業または地域から出された課題の解決に取り組みます。学生が研究員となって現状を分析し、問題点を発見、その問題点を改善・解決するプランとして商品の開発や新事業の提案または地域活性化の提案などを行います。
ハワイの大学で、グローバル化が進むフード産業で必要な国際感覚を養い、併せて現地の食料生産から加工・流通・販売・消費に至るフードシステム及びフードビジネスを学びます。本学の「アチーブメント奨励金」制度を利用し、選考基準を満たした学生は奨励金の給付を受け、現地研修に参加することができます。
GFBPでは、企業・地域社会から寄せられるフードビジネスの様々な課題やテーマに対し「フードビジネス未来ラボ」として、学生自らが学んだ知識をもとに調査研究や提案で活動に参加する取り組みを支援します。