世界で活躍するなら「食」のビジネスだ。

九州産業大学

フードビジネスのグローバル人材を育成

グローバフードビジネス・プログラ(GFBP)

    募集学科
  • 商学部 経営・流通学科
  • 地域共創学部 地域づくり学科
  • 生命科学部 生命科学科
  • 芸術学部 ソーシャルデザイン学科
  • 地域共創学部 観光学科
  • 国際文化学部 国際文化学科
  • 出願の際は、募集する学部・学科のグローバル・フードビジネス・プログラム(略称:GFBP)を選択してください。なお、グローバル・フードビジネス・プログラムの選考方法は、各学部・学科の選考方法と同様となります。

「食」は、世界をつなぐコンテンツ。
フードビジネスは、地球のさまざまな問題と関わり、
人々の豊かさと幸せをサポートする成長産業です。

食=共通語
なぜフードビジネスか?なぜグローバルか?
食への関心は世界共通
なぜ九産大か?学びの特色卒業後の活躍のイメージ

入学者の受け入れ方針:アドミッション・ポリシー

次に掲げる知識・技能や能力、目的意識・意欲を備えた人を受け入れます。

なぜフードビジネスか?

1「食」はさまざまなビジネスの強いコンテンツ

▶︎フードビジネスは、私たちの生活・生命を支える産業であると同時に、地域経済を支える存在。

▶︎農林水産業、食品工業、卸売業、小売業、飲食業など、生産から加工、消費に至るまで「食」を支えるビジネスはさまざま。

2食品のバイオ分野、フードテッ *、アグリテッ**は新たな成長産業

*フードテックは、フード(食品)とテクノロジー(技術)を組み合わせた造語で、新しい形態の食品や調理法を開発する技術。 食料問題の解決に繋がる技術など世界的に注目されています。

**アグリテックは、IoTやビッグデータ、ドローンを用いるなど、農業領域でICT技術を活用すること。

3日本が世界に誇るコンテンツである「食文化」

和食がユネスコ(国際連合教育科学文化機関)の「無形文化遺産」に登録(2013年12月)

4人々の健康や幸福にかかわる産業

生産から加工、販売まで、「食」が消費者に届くまでのあらゆるプロセスのなかで新しい価値を創造し、人々の集う場や憩う場、幸福な時間を生み出す。

5「食」による地域活性化

外部からの観光客の誘引、6次産業化、交流人口の増加、地域イメージの向上。

フードビジネスの世界は日進月歩。農水産品の生産にはじまる食のサイクルには、様々な分野の仕事が、食品素材の付加価値を高めるためのアプローチを進めて走っています。地方発のフードビジネスが顧客の信頼を得て成長していく、そうした躍動感の中で働く人のスキルアップの機会はたくさんあります。

なぜグローバルか?

世界の食市場の高い成長率と「和食ブーム」

  • ▶︎日本食レストランや日本発の外食サービス産業も現地で高い人気を誇る。
  • ▶︎アジア新興国では、所得の増加に伴い、外食をはじめとした食に関する各種サービスへの消費性向が高まる。
  • ▶︎世界的な食料需要の増加と持続可能な生産への要求が高まる。
  • ▶世界的な食需要の多様化と持続可能な生産への要求が高まる。

海外需要とインバウンド需要を獲得

  • ▶︎官民連携で農林水産物の生産〜製造〜加工〜流通〜消費の各段階の付加価値をつなぐ。
  • ▶︎訪日客への日本の食文化。

食の国際的な依存関係の強まり

  • ▶︎世界的に人気の高い日本産食品は欧米やアジア向けに広く輸出される。
  • ▶︎外食・加工食品の増加を反映して、近年輸入農産物・食品が増加傾向。

海外における日本食レストランと輸出額

2019年の海外における日本食レストランは、2017年の約11.8万店から3割増の約15.6万店。
約2.4万店(2006年)➡︎2.3倍 約5.5万店(2013年)➡︎1.6倍 約8.9万店(2015年)➡︎1.3倍 約11.8万店(2017年)➡1.3倍 ︎約15.6万店(2019年)

[出典:外務省調べにより、農林水産省において統計(2019年時点)]
※2021年1月~10月農林水産物・食品の輸出額( )は前年同期比 農林水産省資料より

なぜ九産大か?

フードビジネスは総合力が

必要とされる分野

九産大は文理芸融合の総合大学

フードビジネスにおいて求められているのは、グローバルとローカルの双方の視点を持ち、フードビジネス全体を視野に入れてアクションを起こせる人材です。九産大には5学部・6学科に文系・理工系・芸術系の「食」や「ビジネス」に関する科目、語学、ITスキルなどを幅広く学べる環境があります。GFBPは、この環境を生かし、幅広い知識力、発想力、問題解決力を身につけるプログラムです。

実学重視の文理芸融合プログラム

フードビジネスにおいて求められているのは、グローバルとローカルの双方の視点を持ち、フードビジネス全体を視野に入れてアクションを起こせる人材です。九産大には5学部・6学科に文系・理工系・芸術系の「食」や「ビジネス」に関する科目、語学、ITスキルなどを幅広く学べる環境があります。GFBPは、この環境を生かし、幅広い知識力、発想力、問題解決力を身につけるプログラムです。

学びの特色

九産大だから実現した文理芸融合のプログラムで世界を見据えフードビジネスを学ぶ。

    所属学部の知識を基礎として、食に関する深い知見を養い、地域に根ざした視点を持ちながら、グローバル化する食産業で活躍できる人材育成を目指します。

  • 人材
    国内外の食ビジネスで活躍できるグローバル人材の育成

    日本の食を世界へと繋げる人材

    食産業に新たな価値を創り出す人材

    グローバルな視点で地域のフードビジネスを担う人材

    フードビジネスの即戦力となる人材

  • スキル
    語学・実践重視の教育

    1年次から英語教育の強化、語学研修の実施

    3年次プロジェクト型インターンシップ参加

    九州を基盤とする食産業の課題解決型教育

    AI・データサイエンス教育

    ハワイの大学との連携による語学・フードビジネス研修

  • 教育
    文理芸融合の学修
担当教員からメッセージ
【GFBP専門科目担当】
  • 農水産加工の技術開発、未利用素材の高付加価値化

    人は生まれてから死ぬまで「食べる」ことを繰り返して年を重ねます。フードビジネスはの営みを支えていく活動で経済を形作っています。素材をつくる生産者、調理・加工を担う技術、流通・提供を担うサービス、より正確に伝える情報発信、全体を支えるマネジメント等様々な要素が関わって成り立っています。厳しい時代にあっても喜び溢れる人々の食を創っていくために、皆さんと一緒に学び進んでいきたいと考えています。

  • 持続可能な食、食の社会学

    今朝あなたは何を食べましたか。なぜそれを食べたのでしょうか。ひとびとは多様な理由に基づき「何を食べるか」を選んできました。「食べることは生きること」と言われるように、食は生命を支えるとともに喜びをもたらしてくれるものでもあります。一方で、現代社会において食のシステムは複雑さを増し、持続可能性の危機に直面しています。私たちはこれから何をどんなふうに食べていけばいいのか、食の未来を一緒に考えていきましょう。

  • 食に関心の高いメンバーばかりで、例えばフードロスの問題がテーマでも文系・理系それぞれの学部ならではの視点にも触れられ、食と様々な生物の関係性についても学べ、視野が広がった気がする。

    地域共創学部 地域づくり学科 2年
    中島 碧さん 中村学園女子高校/福岡

  • 文理芸融合のプログラムだから他学部の授業も受けられる。例えば私がとった地域共創学部の異文化コミュニケーションの講義では日本と海外の食に関する価値観の違いが学べてとても興味深かった。

    商学部 経営・流通学科 2年
    宇土 凌歌さん 鎮西学院高校/長崎

  • 印象的だったのは、「豚骨スープのルーツ」についての発表。実家が久留米でラーメン店を営んでいることもあって、豚骨は自分のアイデンティティの一つ。将来は自分の店を海外でも展開するという目標があるから、英語をはじめ異文化やマーケティングについても学んでいきたい。

    商学部 経営・流通学科 2年
    平川 力太さん 三潴高校/福岡

「今」の課題を見つめ、明日の「食」を考える。

特色ある演習科目

  • 地域の中のフードビジネスに注目し、現場で働く人々の声を聴き、現状を理解する観察力を養います。

    GFBの基礎/展開・応用(1・2年次)

    本科目では、フードビジネスを学ぶための食に関する知識や地域の食資源の調査、生産者との交流など、取材やヒアリング調査を通して後のGFBP科目の学びに結びつく基礎的な学習能力の修得を目指します。このためフィールドでの活動や他地域への訪問など実学としての現場観察を重視します。

  • グループワークを通じて、フードビジネスにおける企業や自治体の課題を理解し、解決策を探ります。

    PBL(2・3年次の探究授業)

    本科目では、農林水産業やフードビジネスの具体的な対象現場に焦点をあて、そこで起きている事象をもとに課題抽出や魅力発見、新たな資源の生かし方など、経営的な視点でみた改善やイノベーションの方向性を検討していきます。グループワークと個人の力の双方を生かしていくために、演習活動を多く取り入れています。

  • 学生が「企業のスタッフ」の視点で現状を捉え、商品開発や新規事業など、課題解決に取り組みます。

    プロジェクト型インターンシップ(3年次)

    本学と連携や協定を結んでいる企業または地域から出された課題の解決に取り組みます。学生が研究員となって現状を分析し、問題点を発見、その問題点を改善・解決するプランとして商品の開発や新事業の提案または地域活性化の提案などを行います。

  • ハワイの大学で「食」を学び、国際感覚を身につけます。選考基準を満たせば、奨励金で現地研修に参加可能。

    海外フードビジネス研修(3年次)

    ハワイの大学で、グローバル化が進むフード産業で必要な国際感覚を養い、併せて現地の食料生産から加工・流通・販売・消費に至るフードシステム及びフードビジネスを学びます。本学の「アチーブメント奨励金」制度を利用し、選考基準を満たした学生は奨励金の給付を受け、現地研修に参加することができます。

フードビジネス未来ラボ

GFBPでは、企業・地域社会から寄せられるフードビジネスの様々な課題やテーマに対し「フードビジネス未来ラボ」として、学生自らが学んだ知識をもとに調査研究や提案で活動に参加する取り組みを支援します。

自分の「学びたい」が選べるカリキュラム。

CURRICULUM

卒業後の活躍のイメージ