- 大会名称
- 日本計画行政学会九州支部第44回（福岡）大会
- 大会テーマ
- 循環型社会の形成と計画行政
- 大会テーマの趣旨
- わが国においては，「循環型社会形成推進基本法」の制定（2000年）以来，循環型社会，すなわち，「天然資源の消費の抑制を図り，もって環境負荷の低減を図る」社会の形成に向けて，様々な法制度が整備されている。
また，2021年の国連気候変動枠組条約第26回締約国会議（COP26）における「グラスゴー気候合意」で，「世界全体に及ぶ危機である気候変動と生物多様性の損失は相互関係にあり，自然や生態系の保護・保全及び回復が重要である」と述べられたことも踏まえて，「気候変動と同時進行で，生物多様性の保全，大気や海洋汚染の防止，プラスチックごみへの対処をはじめとした資源循環等にも取り組む必要」が認識されており，「脱炭素」「循環経済」「分散・自然共生」といった視点から，各種の取組みがなされている（『令和4年版 環境・循環型社会・生物多様性白書』，3頁）。
しかしながら，「循環型社会形成推進基本法」の制定から20年以上が経過した現在，はたしてそれが実現したのかと問われたならば，いまだ道半ばであると言わざるをえないのが実情であろう。このようななか，いわば「古くて新しい」テーマである「循環型社会の形成」について，本学会において，その実現に資するべくあらためて学問的に検討することは，非常に意義あることと思われる。
第44回大会においては，「循環型社会の形成と計画行政」とのテーマのもと，学会員のみならず，各分野の専門家等から幅広い参画を得て，様々な角度からアプローチして課題を整理，検討し，問題解決の糸口を探ることを目的としている。
- 開催日時
- 2023（令和5）年6月24日（土）, 13時～18時
- 開催会場
- 九州産業大学（福岡市東区松香台2-3-1）
１号館７階
- プログラム
- 「プログラム」のページをご覧ください
- 主催
- 一般社団法人日本計画行政学会九州支部
- 大会組織
- 日本計画行政学会九州支部第44回（福岡）大会準備委員会
大会準備委員長 宗像 優（九州産業大学地域共創学部教授・支部理事）
委員 秋山 優（九州産業大学地域共創学部教授・開催校代表）
外園智史（九州産業大学経済学部准教授・招聘）
柳 永珍（九州産業大学経済学部講師）
黒木宏一（九州産業大学経済学部准教授）