九州産業大学大学院案内
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1. 九州産業大学大学院進学のきっかけ 中国で大学卒業後に、中国の会社で働いている間、このままでいいのかと考えました。親や友達と話し合い、自分の将来のため、日本の大学院で研究したいと思うようになり、日本に来ました。 最初は、日本語学校で勉強し、先生が九州産業大学大学院を推薦してくださり、自分でも九州産業大学に関する情報を調べました。1年間の準備期間を経て本学の経済・ビジネス研究科に進学しました。今は日本に留学に来て良かったと思っています。2. 大学院生活について 大学院は自由に研究する時間はますます増えています。1年目は授業の数が多くありますが、2年目は論文を中心になり、授業が少なくなります。 研究以外の時間は、学生用の自習室や図書館で、文献を読んだり、論文を書いたりしています。一方で、授業と両立して学校でアルバイトもしていますが、現在の大学院生活を楽しんでいます。今では大学時代の「さだまらない」という感覚もなくなったと思います。3. 後輩へのメッセージ 大学生とは学ぶ方法が違い、大学院生は勉強と研究にはもっと主導権が必要だと思います。さらに、授業以外でもっと多くの論文を読むことも必要です。 研究について、先生から一般的な方向性についてアドバイスをもらうことができますが、具体的な研究作業は自主的に行う必要があります。修士論文の研究テーマをできるだけ早く決めることをお勧めします。 今はコロナで大変な時期になりますが、体調に気をつけて頑張ってください。そして、大学院生活を楽しんでください。07Economics and Business仕事に活かせる研究を次のステップに繋げる!「研究者養成コース」と「専修コース」 ・研究者養成コースは、修士論文の作成を主として、教育研究指導を進めていきます。また、博士後期課程の進学も視野に入れた指導を行います。 ■専修コースは、実学を重視し、専門知識を有する職業人育成を目標として、課題研究報告書を作成することを主とした指導を進めていきます。大学院生インタビュー経済・ビジネス研究科現代ビジネス専攻博士前期課程李 嫵 さん中国 出身博士後期課程へ進学「経済学」と「ビジネス」の分野を相互に補うカリキュラムで、現代のニーズに応えることのできる人材を育成。ビジネスのグローバル化・情報化・サービス化を背景に、経済・コマース・マネジメントにおける課題を解決する能力を育成します。特に地域社会・産業界のニーズに対応した実践的な教育を行い、経済学とビジネスを相互に補完するカリキュラムを実現しています。修了後は社会の各方面で指導的役割を担うビジネスリーダーや研究・教育職を目指します。また、本学4年次生を対象に大学院体験授業となる学部・大学院連携プログラムを実施しています。経済・ビジネス研究科

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