九州産業大学大学院案内
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DATA入学定員20学位授与者数修士(情報科学)94※2022年3月31日現在●高等学校教諭専修免許状(情報)の取得2. 研究内容、大学院生活について インターネットが急激に普及している影響で、あらゆるモノをインターネットに繋げて利用するIoT社会が形成されつつあります。その中には自動運転装置やリアルタイム監視カメラなどといった低遅延が要求されるような「利用シナリオ」がとても多いです。それらに対応できるようなシステムの開発を行っています。 大学院での生活はとにかく「自由」でした。学部時代は講義の連続で先生から与えられた課題に取り組む生活でしたが、大学院はそういった「受け身」ではなく、もっと「主体的」な学びを求められていると感じました。学会やセミナーに自分の意思で参加して知識を吸収していく姿勢が大切だとこの2年間で実感しました。「主体的な行動」は社会人になっても重要視される要素の一つだと思うので、貴重な経験ができてとても良かったと思います。3. 後輩へのメッセージ 学部時代にできなかった、より専門的な研究を行うことで、多くの知識と教養を身につけることができます。理系の学部での4年間というのは、大学院で高度な研究を行うための準備期間と捉えることもできます。学部生の皆さんには、今自分たちが学んでいる基礎知識を大学院で活かすことで、研究な大変さや楽しさなど多くの有意義な経験ができると思うので、そういった意味でも是非大学院への進学を検討してみてほしいと思います。16Information Science「主体的な行動」で学会やセミナーにぜひ参加を!1. 大学院進学のきっかけ 学部を卒業してそのまま就職するつもりでしたが、当時の心情として、「このまま就職して大丈夫なのか」「そもそも就職活動がうまくいくのか」といった不安がありました。そういったタイミングに大学院進学を勧められ、より専門的な知識や経験を積むことで今抱いている不安要素が少しはなくなるのではないかという思いで進学を決意しました。大学院生インタビュー情報科学研究科情報科学専攻博士前期課程  井手 慎太郎 さん九州産業大学 理工学部情報科学科 出身「社会と人間のためのIT」を実現し、超スマート社会をリードする人材を育成します。我が国の情報化をリードする高度な能力と情報倫理観を併せ持つ優秀な人材を養成することが本研究科の使命です。「データサイエンス・人工知能」「IoT・セキュリティ」の2領域において研究を進め、基礎から応用まで体系的に習得できるカリキュラムを編成しています。また、社会及び産業界のニーズに対応した実践的かつ実学的な教育研究を推進し、「社会と人間」を意識したハイレベルの専門的職業人および研究開発者を輩出しています。情報科学研究科

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