ハナビラタケの全ゲノム解読に世界で初めて成功木山 亮一 教授東京女子医科大学と共同して、古くから漢方薬として利用されてきた「ハナビラタケ」の全ゲノムの解読に世界で初めて成功し、ハナビラタケゲノムは約3900万(39メガ)塩基対のDNAから成り、13,157個の遺伝子を有することをつきとめました。ハナビラタケを原料とする医薬品開発への道を開きました。今後も実用化を視野に入れた研究活動を強化します。概要/特長地域環境に対する配慮のもと、無機・有機系新素材、医薬・化粧品素材、先端医療機器、機能性食品などの開発に向けた教育研究を展開。学際的・社会的に価値の高い総合的な研究活動を行い、物質環境・医療福祉・食品産業などの発展に寄与できる高度専門職業人・研究者を育成しています。物質生命化学分野産業技術デザイン専攻 博士前期課程竹材のメリットに再着目した「竹筋コンクリート構造」の開発松尾 栄治 教授戦時中の鉄不足という状況で、苦肉の策としての使用実績がある竹筋コンクリートには、現在の維持管理型社会においてもメリットとなる要素があります。そこに改めて着目し、適材適所で竹材を有効利用する技術を研究開発しています。放置竹林も社会的問題となっているため、その観点からも竹材の活用技術の確立が望まれています。概要/特長地球環境保全や高度な維持管理、防災体制の確立など、産業界のニーズが高い分野について、土木デザイン、環境学、生態学、維持管理工学まで幅広く学修。持続可能なインフラの形成に寄与する、高度な知識とデザイン能力を持ち合わせた、まちづくりのスペシャリストを育てます。土木デザイン分野産業技術デザイン専攻 博士前期課程
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