九州産業大学大学院案内2027
6/36

05経済学・生態学・芸術学による生物多様性価値の多面的評価「LaQでつくって考えよう!生き物とくらしをつなぐプラスチック」を開催しました。情報提供(例)行動変容 企画展示*環境保全の啓発のポスターの背景として、1. ものすごくキレイな自然環境の絵や写真2. 破壊されている自然環境の絵や写真どちらを採用する方が、ポスターを見た人に環境保全を促せるか?オンラインアンケート費用便益 …政策*これまで、荒尾干潟水鳥・湿地センター(熊本県 荒尾市)、霧島錦江湾国立公園の重富海岸自然ふれあい館「なぎさミュージアム」(鹿児島県姶良市)、クレインパークいずみ(鹿児島県出水市)およびきらら浜自然観察公園(山口県山口市)で企画展示とワークショップを開催しました。分布食性 …平面空間 …対策映像生 物 多 様 性 の 価 値とは?生物多様性について経済学が考える価値と、生態学が考える価 値は同じでしょうか?さまざまな 創 作 活 動 の源の泉でもあるならば、芸術学はどう考えるでしょうか?本プロジェクトでは、学際的なアプローチから、生物多様性価値について改めて考察します。行 動 変 容につな がる情 報 提 供とは?環境保全の重要性についてやみくもに情報提供しても、人 々はなかなか行 動を変えませ ん。企 画 展 示やオンラインアンケートを通じて、開発や保全の情報や、生態学上の特徴などの情報をどう組み合わせて、さらに、どう作品として表現して提供することが、実際の行動変容につながるかを研究しています。出水市ツル博物館クレインパークいずみで、博士前期課程全研究科共通科目「プロジェクト実践演習 A」を受講する大学院生6名が企画したワークショップ「LaQでつくって考えよう!生き物とくらしをつなぐプラスチック」を開催しました。同科目では、生物多様性の「価値」について、経済学・生態学・芸術学の各分野の視点から、多面的な評価を追求する学修を行っています。今回のテーマは「知育ブロック『LaQ(ラキュー)※』を用いてプラスチック資源循環について学ぶ」。当日は、一般の方23人、大学・高校生4名、小中学生41人、幼児2人計70人が参加しました。工作は、知育玩具の企画開発を行うヨシリツ株式会社のファシリテーター「LaQハカセグリーン」の協力を得て、講義と交互に行いました。参加者は、講義の最初にプラスチック問題の概要を学びました。続いて、プラスチック利用に関する制度の変化について学び、作品を組み替えてナベヅルのモデルを作り「使えるものはそのまま活用する」「新たに材料として繰り返し使う」という資源循環の重要性を体感しました。同ワークショップを企画した国際文化研究科2年の田中遊麻さん(玄界高校)は「今回、LaQを用いてツルを作る活動を行う中で、プラスチック問題や環境保護について考えることができました。子どもたちにはあまり身近ではないテーマでしたが、LaQを使って学ぶことで楽しく理解できていたように思います。私自身、子どもたちの自由な発想に驚きながらも、その発想の中にこれからの環境問題を解決する糸口があるのではないかと感じました。継続的な学びへとつながる機会を提供できたことは、大変貴重な経験となりました」と振り返ります。※LaQ(ラキュー)は、たった7種類のパーツから平面・立体・ 幾何学体とあらゆる形に変化するパズルブロック ×× Master's Program博士前期課程

元のページ  ../index.html#6

このブックを見る