九州産業大学大学院案内2025
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Information Science14DATA入学定員15学位授与者数修士(情報科学)104※2025年3月31日現在1. 研究内容2. 大学院進学のきっかけ 3. 入学して良かったこと 4. 研究以外で頑張ったこと5. 将来の夢や目標、またそのために努力していること●高等学校教諭専修免許状(情報)の取得 AIを用いた車載システムについての研究を行っています。具体的には、実際に車にカメラや小型パソコンを載せて、カメラの画像から一時停止標識を検出し、一時停止標識のある交差点で運転者がしっかりと一時停止ができているか判別するプログラムや、遠隔地でリアルタイムに運転状況が確認できるWebページの開発などを行なっています。 進学したきっかけは二つあります。まず一つ目に研究を続けたいという気持ちがあったからです。研究を始めた当初は、わからないことだらけで苦戦することもありましたが、試行錯誤を重ね、自分の思い通りにプログラムが動いた時にとても達成感を感じ、研究意欲が増したことがきっかけになりました。 二つ目は、様々な技術を身に付けたいという気持ちがあったからです。大学院の授業は学部の授業内容より専門的で詳しく、多様な分野を学ぶことができるので、技術者として成長できるのではないかと考えました。 先生との距離が近く、授業でわからないところを聞くと、とても丁寧に教えていただけました。また、授業を録画する講義記録システムを利活用することで、授業の復習ができ、わからない箇所をそのままにすることがなくなり、効率よく勉強に励むことができました。 さらに、就職活動に力を入れていることです。学部の先生や、キャリア支援センターの方から就職活動に非常に有益な情報を発信してくださるので、就職活動の視野が広がり、色々な企業を知るきっかけになりました。 学部生の授業のティーチングアシスタントを頑張りました。プログラミングを大学に入ってから始める学生が多いため、私が1、2年生の時に難しいと感じた部分をわかりやすく解説できる様に努力しました。 将来の目標は、会社を代表するエンジニアになることです。IT業界は常に新しい技術が生まれ、進化しているため、常に自己成長と新しい知識の習得が必要です。そのために現在、IT系の資格を目指して勉強を行っています。研究の合間に勉強をしているため大変ですが、勉強で得た知識を研究に活かすことができ、また、研究で経験したことのある分野についてはスムーズに理解できるため、その両方を楽しく行えています。 これからのインフラネットワークを支える情報科学研究科 情報科学専攻 (データサイエンス・人工知能領域) 博士前期課程  安藤 愛斗 さん 九州産業大学 理工学部 情報科学科 卒業生大学院生インタビュー「社会と人間のためのIT」を実現し、超スマート社会をリードする人材を育成します。我が国の情報化をリードする高度な能力と情報倫理観を併せ持つ優秀な人材を養成することが本研究科の使命です。「データサイエンス・人工知能」「IoT・セキュリティ」の2領域において研究を進め、基礎から応用まで体系的に習得できるカリキュラムを編成しています。また、社会及び産業界のニーズに対応した実践的かつ実学的な教育研究を推進し、「社会と人間」を意識したハイレベルの専門的職業人および研究開発者を輩出しています。情報科学研究科

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