0615DATA入学定員学位授与者数修士(文学)254※2024年3月31日現在2. 大学院進学のきっかけ3. 研究以外で頑張ったこと4. 入学して良かったこと5. 将来の夢や目標、またそのために努力していること。 友人関係で用いられる「キャラ」について研究を行ってきました。「キャラ」とは、「キャラクター」の略語で、いじられキャラや天然キャラなど、人物像を語る用語として定着しています。 キャラとその人自身の性格特性の関連を検討するとともに、ストレスへの対処方法であるストレスコーピングや友人関係における適応感との関連について研究を続けています。 大学進学前から臨床心理士・公認心理師の資格取得のため、大学院進学を考えていました。大学に入学し、様々なことを学んでいく中で、自分が本当にやりたいことを改めて考えました。一時は別のコースに進むことも考えましたが、授業で先生方のお話をお聞きして、やはり自分がこれからも学んでいきたいのは心理学であり、将来は心理職として人の役に立ちたいという気持ちを再認識しました。その後は、公認心理師資格取得のための大学院進学を見据えたコースに進み、実際に現場で働いておられる心理職の方々のお話をお聞きするなかで、将来、このような仕事ができたらという思いが強くなっていきました。心理学をより深く学ぶため、また、専門職として働くために必要な臨床心理士・公認心理師の受験資格取得のため、大学院に進学しました。 大学在籍中は、自身の視野を広げるため、少しでも関心があることには何でも挑戦するようにしていました。ボランティア活動に参加した際には、障害があるお子さんと関わる中で、障害児支援に興味を持ちました。以前から、漠然と「子どもの支援に携わりたい」という気持ちはありましたが、ボランティア活動をきっかけに始めた放課後等デイサービスでのアルバイトを通して、その気持ちがより具体的なものになったように思います。また、将来、心理職として子どもの支援に携わるために、子どもに関わる他職種の視点に視野を広げることも必要なのではないかと考え、保育士資格を取得しました。 学内の施設が充実しているところや、複数の学部学科が一つのキャンパス内にあるため、幅広く交友関係を築けるところに良さを感じていました。また、日々の授業と並行して、ボランティア活動や保育士資格取得のための勉強など、自分が頑張りたいことにも挑戦できる環境でありました。 将来は、心理職として子どもの支援に携わりたいと考えています。どのような領域で働くことになるのかはまだわかりませんが、知識や経験を活かしていけるように、日々、心理学の知識を蓄積できるように、実習では、「今の自分にできる最大限のこと」を考えながら取り組んでいます。International Studies of Culture心理職として子どもの支援に携わりたい1. 研究内容国際文化研究科 国際文化専攻 (臨床心理学研究分野) 博士前期課程 安藤 日南 さん 九州産業大学 人間科学部 臨床心理学科 卒業生大学院生インタビュー国際文化研究・臨床心理学の各分野で活躍できる人材の育成。グローバル化が加速する現代社会において、「国際文化」「臨床心理学」の各研究分野で活躍する優秀な研究者・専門家の育成をめざしています。前期課程においては、世界や日本の思想、文芸、歴史、心理、教育などに対する深い理解を養い、語学力を含めたコミュニケーション能力まで総合的に涵養。後期課程では国際文化、臨床心理の各研究分野において、高度な知識と研究能力を備えた専門的職業人を養成しています。研究分野は「国際文化研究」「臨床心理学研究」の2分野にわたり、「臨床心理学研究分野」は公認心理師(国家資格)取得カリキュラムに対応し、日本臨床心理士資格認定協会の第一種指定大学院にも指定されています。国際文化研究科
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