「第3回景観セミナー」で“島おこし”について語りました

 

 7月14日(金)、九産大経営学部産業経営学科木村隆之講師が、「島という閉鎖空間の活性化」と題して、島根県隠岐島の海士町の取り組みについて講演しました。

 

 木村講師は、隠岐牛のブランド化や岩ガキ養殖の事業化などの地域産業活性化を伴う移住者支援事業によって、同町の移住者定住率が約50%となった成功事例を紹介。地域活性化のためには、自治体自らが社会的課題解決のための事業を考え、住民に新しい価値を提示し、そのためのルールづくりを担うことが大切と訴えました。

 

 「再生と起業の伝統景観」という総合テーマで開講された「景観セミナー」の今年度前期の最終講義となるこの講演には、地域の方々など約40人が参加。講演後は、それぞれの立場から活発な意見交換が行われました。

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