就活目前の学生に労働法を解説

 

 11月16日(水)、九産大国際文化学部で、これから就職活動を行う3年生を対象に福岡労働局の幡野一成氏による「知って役立つ労働法」の特別講義が行われました。

 

 氏は、労働法の基礎知識や就業規則などについて解説するとともに、最近のニュースを交えながらブラック企業の過重労働や残業代の未払い、性による差別の問題を取り上げ、「就職活動を始める前に、求人広告の見方や業務内容などを調べ最低限の知識を備えて臨むことが大事です。入社してから採用条件と異なる待遇に気付くケースもありますので、企業分析をしっかりしましょう」とアドバイスしました。

 

 学生からは、「今日の講義を受けて、知識がないことに焦りを感じました。企業の労働条件や離職率などを友達と情報共有し、これからの就職活動に臨みたいと思います」、「インターンシップに参加して、社員の働き方や雰囲気を見ることも大事だと感じました」との声が聞かれました。

 

 この講義は、経済学部などでも実施する予定です。

九州産業大学のトップページへ