本脳を呼び覚ませ!「第2回ビブリオバトル」を開催

 

 11月5日(土)、香椎祭で賑わう図書館で、「第2回ビブリオバトル」を開催しました。

 

 ビブリオバトルとは、発表者が面白いと思う本を順番に紹介し、「一番読みたくなった本」を参加者全員で投票、最多票を「チャンプ本」とする催しです。

 

 「学生にもっと本を読むようになってほしい」と九産大商学部で昨年始まったこの企画は、今回規模を拡大。情報科学部を中心とする「図書の会」とも連携し「ビブリオバトル運営委員会」を立ち上げ企画立案や運営を行いました。

 

 発表した学生は7人。文学作品からミステリー、ノンフィクションまでさまざまなカテゴリーがエントリーされる中、「チャンプ本」に選ばれたのは、同数1位で、渋沢栄一著『論語と算盤』と夏目漱石著『三四郎』の2作品。

 商学部商学科3年の石黒一志さん(博多青松高校)が紹介した『論語と算盤』は自身の生き方を見直すきっかけになったという作品の思索性が、大学院芸術研究科博士前期課程1年の伊東朋宏さん(筑陽学園高校)が紹介した『三四郎』は読み手の心情によって違った印象を受けるという作品の多面性が評価されました。

 

 実行委員長を努めた商学部観光産業学科3年の橋本侑政さん(光陵高校)は、「『図書の会』との連携など学部を越えて運営することができ、去年よりも充実したものになったと思います。読書の秋に開催される香椎祭のイベントとして定着させていきたい」と語りました。

 

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