産学連携のクルーズ研修を実施しました

 九産大商学部観光産業学科が、10月14日(金)〜17日(月)に、クルーズ船を活用した産学連携の実践的授業を行いました。 

 学生たちがクルーズ客船による地域観光振興の重要性を認識し、自らの体験に基づいた振興策の提案ができることを目的とするこの授業は、今年で2回目です。

 

 事前に福岡市や旅行会社の担当者からクルーズ市場についての講義を受け基礎知識を学んだ19人の学生は、商船三井の「にっぽん丸」に乗船。沖ノ島、上五島、天草を巡るクルーズを体験しました。船内では、「にっぽん丸」のゼネラルマネージャーから、クルーズ振興の目的や効果、ホスピタリティについての講義を受けました。

 また、長崎県新上五島町と熊本県天草市では、それぞれ観光商工課や観光協会の担当者から、観光を取り巻く現状や課題についての講演を受けました。

 

 参加した3年の安藤芽生さん(福岡工業大学附属城東高校)は、「船の中では、きめ細やかなサービスを提供してくれる日本やフィリピンのスタッフを間近に見て、サービス業への興味が一段と湧きました」と感想を話しました。
 
 今後は、この研修結果を踏まえ、海運会社や旅行会社に次年度の企画提案を行う予定です。

 

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