DEPARTMENT

キミはどの学科・専攻で芸の術を身につける?
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プロダクトデザイン専攻

生活に密着した商品の企画・デザイン
「もの」を中心としたデザイン開発を学ぶ。

日本が長年得意としてきたものづくり。近年では新興国の台頭により新たな局面を迎えています。成熟した日本では、社会性やグローバルな感覚を持ち、生産手法に関する知識に加え、美的感覚に優れた人材が求められています。本専攻では、充実した工房設備を活用して、手加工から先端技術を用いた造形までを学び、理論と実践のバランスがとれた人材を育てます。企業や組織における活動を意識した課題解決型の演習・実習科目を数多く学んでもらうことで、次世代のものづくりを支える人材を輩出します。

学びのキーワード

雑貨 / 玩具 / 家具 / 家電 / 情報機器 / 福祉機器 / トランスポーテーション /  デザイン企画 / スタイリングデザイン

コア科目

プロダクトデザイン概論

安全で快適な生活環境を形づくるために、人とものの理想の関係を計画し、創造するための講義です。前半はプロダクトデザインの基礎理論を、後半は自動車メーカーなど企業現場におけるデザインの実務を学びます。

プロダクトデザイン演習

雑貨や玩具、家具や家電、自動車やロボットなど多様なテーマを設定し、商品企画から商品デザイン、モデリング、提案の過程を実際に体験し、プロダクトデザイナーとしての方法論や仕事の進め方などを学びます。

取得資格

中学校教諭1種(美術) / 高等学校教諭1種(美術・工芸) / 司書 / 学芸員 /  社会教育主事 など

将来の進路

企業のデザイン・商品開発部門 / 商品企画・プランナー / プロダクトデザイナー /  家具デザイナー / 雑貨デザイナー / デザインモデラー など

学生

3次元の立体でやれることは無限大

  • 野田 悠華Haruka Noda2年生
  • 筑陽学園高等学校卒業

高校ではビジュアルデザインなどの平面デザインを学んでいました。大学進学にあたり新しい何かに挑戦したくて、立体のプロダクトデザイン専攻を志望。今、表現の幅をかなり広げられる立体の世界が楽しくて仕方ありません。立体ではPCを使うだけでなく自分の手も動かすので、デザイン的な感覚と視野を深められるのも魅力です。これまでの課題で印象に残っているのは、未来の車のデザインです。平面デザインから立体をつくり、最終的には先生や先輩方へのプレゼンまで行いました。自分の作品の良さや意図をどうすれば相手にうまく伝えられるのかを考えるのはとても大変でしたが、伝えられた時の達成感はその苦労を大きく上回りました。今後、しっかり学びたいのはプラスチックや木、金属といった素材について。素材を活かすと、例えば“やわらかい義足”がつくれるのかもしれません。使いやすいのはもちろん人からいいね!と思ってもらえる道具をつくる。それが私の目標です。 夢は小学校の頃から変わらず、文具やオフィス家具のプロダクトデザイナー。経験を積んだ後は故郷でオトナのための文具店をオープンさせたいです。