絵画表現
芸術表現学科 絵画専攻
塩谷 亮Ryo Shiotani
担当科目
材料実習
プロフィール
1975年東京都生まれ。画家。武蔵野美術大学油絵学科を卒業後、文化庁新進芸術家海外研修員としてイタリアに留学し、古典のリアリズムを学ぶ。人物やモチーフと真摯に向き合い、ストイックなまでの徹底した観察眼と描写は新世代リアリズムの俊英として高く評価されている。2017年求龍堂より塩谷亮画集刊行。現在二紀会会員、日本美術家連盟会員、文化庁在研会会員。
研究の取り組みについて
優れた絵画にはドキッとするような何らかのリアリティを感じます。それは、具象抽象問わず、描かずにはいられない衝動、つまり作者が生きているという実感の表れに他ならないでしょう。授業では、学生各々にとってのリアリティとは何か、ということを主眼に置いて指導していきます。
九芸を目指す皆さんへ
表現者として自分のイメージを思い通りにかたちにし、継続していくことは簡単なことではありません。しかし、大学生活における大切な人々との出会いや、様々な分野からの学びは、長くものづくりしていく上でかけがえのない基盤となるでしょう。常に好奇心をもって楽しんでください。