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大学院(博士前期課程、博士後期課程)
産む力を育む学びのステップ

大学院[芸術研究科]GRADUATE SCHOOL

高度な専門性と芸術領域を横断する幅広い視点から次代の芸術文化にアプローチする。

経済・国境・文化のボーダレス化、科学技術の急激な進展などを背景に、芸術の世界も旧来の境界線を越えマルチプルに融合することで、表現の可能性を大きく広げています。本学の芸術研究科は、そうした社会のニーズや芸術の新たな動向を見据え、「美術」「デザイン」「写真」の3領域について専門的かつ学際的に探求。未来のクリエイティブリーダーを育む理想的な芸術研究の場がここにあります。


秦 宇

古本研究室

  • 中国の伝統文化と写実を融合し試行錯誤から理想の表現を見つける九芸には学部からおよそ6年通っています。もともと中国にいた頃から日本のアニメやゲーム、伝統文化が好きで、昔から日本に行ってみたいという気持ちがありました。九芸はしっかり美術の勉強ができる大学です。入学前に来学した際、先生方も優しく設備などの環境も良いことから、この環境で勉強したいと思い入学しました。中国と日本では、絵画の授業方法も全く違います。ここでは自分の好きなものをテーマに描くことができるので、やりたいことをしっかり学ぶことができています。先生方には作品や論文についてよく質問をしますが、具体的な指導をしていただけるのでありがたいです。私は写実画をメインに描いており、今は中国の伝統文化と写実を融合させた作品を制作しています。油彩画で水墨画を表現するのはとても難しいですが、いろいろな素材や技法で試行錯誤を繰り返し、理想に近づいていっています。九芸は様々なことにチャレンジできる環境がある素晴らしい大学です。みなさんも理想へむかって頑張ってください。

  • 南宋之奇遇I

西田 忠信

百瀬研究室

  • 飛行機だけを撮り続けられる自由な環境が作品を極める実家近くに空港があったことが、飛行機に興味を持ったきっかけ。初めてカメラを買ってもらって飛行機写真を撮ったのが小学校6年生の時でした。その後、今の大学院に進むまで、ずっと「飛行機の写真」を撮ることだけにこだわっています。飛行機写真の魅力は、「狙っても撮れない」ところです。季節や天気、飛んでいるタイミングによっても全然違う一枚が撮れます。入学当初は、まわりからのリアクションも気にしていましたが、先生の「自由に撮っていいよ」のアドバイスをいただいてからは、「飛行機撮影」だけに専念してきました。4年生の時には、自分で企画して空港での展示会を実施。交渉のやり方まで先生からアドバイスを頂いて開催することができました。その時の手応えを胸に、これからも好きな写真を撮り続けます。いつか、雑誌や本で、自分の撮影した飛行機が大きく飛んでくれると嬉しいです。

  • イカロスの夢

高巣 裕太

百瀬研究室 / 筑紫野市歴史博物館

  • 経験と技術を身に着け自分の道を見つける。昔から祖父が撮った写真を見たり、カメラを触ったりしていました。進学先を検討する際に、自分が興味を持っている分野について学びたいと考え、写真を学ぶことに。学部の4年間でとても多くの学びを得ましたが、振り返ってみると一瞬でした。さらに多くの写真に関わる方々の声を聴き、自分と向き合う時間をつくりたいという思いから大学院へ進学しました。大学院では、かつて炭鉱で栄えていた街・荒尾の風景を、資料と芸術という双方の視点を考察しながら表現することに取り組みました。今を生きる私たちが変わりゆく風景を記録・表現しようとする際に、写真の持つ力はとても大きいと改めて実感しました。九芸では作品を観てもらえる機会が多いので、多くの意見を聞くことができ、作品に反映させることができました。自分の思いを反映した作品を制作するという経験、そのために必要な技術は、時間をかけて芸術を学ばなければ得難いものです。その経験と技術さえあれば、その先の道はどんな方角であれ、自ずと見えてくると思います。九芸で得るものは、自身を見つめ直す上での豊かな材料となるに違いないと確信しています。

  • ほる、つもる、かわる、

中原 未央

宇田川研究室 / 画家

  • 技法や知識を深め、追求することのできる場幼い頃から絵を描くことが好きで、将来は画家になりたいという夢を思い描いていました。好きな美術を学ぶことができ、さらに絵を描く環境も整っていることから九芸への進学を決めました。学部時代は、絵画の全国コンクールへの出品などに挑戦しました。そうしたいろんなチャレンジが大きなモチベーションになり、大学院では技法や知識をさらに深めるための研究や、作品の追求に力を入れることができました。同じ研究室では、いつも遅くまで制作をしている院生の仲間たちの姿がとても印象に残っています。作品を制作するうえで、環境や設備はもちろん大切。それ以上に、先生方から様々な角度で頂いたアドバイスや指導は、学生時代に自分を成長させてくれる大きな魅力のひとつだったと感じています。九芸は能力を伸ばすための環境に恵まれていて、学びに適した場だと思っています。それをどれだけ有効に活用できるかは、自身の努力にかかっています。限られた時間のなかですが、おおいに「やりたいこと」「すべきこと」の追求に励んでください。

  • inside-T
    「第6回青木繁記念大賞ビエンナーレ」大賞

岩下 翔太

百瀬研究室 / 報知新聞(契約カメラマン)

  • スポーツカメラマンになるという夢を実現しました。高校まではまったく写真に関わることがなかったのですが、九芸に入って毎日楽しく勉強することができました。入学してみると暗室やスタジオがあって驚きました。デジタルが当たり前の世の中で、フィルムを使って撮影から現像まですることができたことは新鮮で楽しかったです。自分の想像していた以上にカメラの扱い方から構図の決め方といった基礎が勉強できました。 入学する時に写真の知識が ゼロでも、友達や先生に助けてもらいながら学ぶことができました。また、コンテストで審査をされるようなプロの先生方から意見を聞けることも九芸の特徴だと思います。 写真は目に見えない人間の一瞬の動きをカメラでおさえることができます。そこが最大の魅力です。おかげさまで大好きなソフトバンクホークスの側で仕事するという夢を叶えることができました。ミスが許されない仕事に就きます。 岩下に任せておけば大丈夫だと思われるようなカメラマンになりたいと思っています。

宮元 美希

梶原研究室 / 工芸広場 赤ぴーまん

  • 恵まれた環境で陶芸を深く学ぶことができました。高校で陶芸を始め、短大でも続けていました。奥が深い陶芸をもっと勉強したいと思い九芸に進学しました。まず、短大や高校の時には教員がいないと使えなかった窯を予約すれば自分で焚いて使うことができるということに驚きました。短大では陶芸の先生が 1 人で、その先生のやり方や代表的な表現方法をいくつか教えてもらいました。しかし染付や上絵付けといった細かい工程までは設備が予算的にも整っていなかったので行うことができませんでした。九芸では、材料を混ぜて釉薬を作ったりするなどトコトン作りたいものが作れる環境でした。 高校の時から陶芸を楽しいと思っていましたし、先生や親も陶芸を続けることを勧めてくれたのでひとまず短大に入学しました。短大を卒業して、そこで終わっていたら「その先どうしていたんだろう」と今となっては想像ができません。九芸に進学して陶芸を続けることができ本当によかったと思います。