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  • 特集 福岡に基盤を求めた人
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東京の著名な広告企画制作プロダクションライトパブリシティ(サントリーなど数々の名作)にてカメラマンとして活躍。後にフリーとしても活躍。1990年に小学館から発行した写真集「月光浴」が大きな話題に。月光によって浮かび上がる幻想的な風景作品を世界各地を訪ねて撮影発表している。2016年に故郷である福岡にあらためて魅せられ活動拠点を福岡に移し、現在は糸島半島にアトリエを構えている。

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  • 東京に進学して写真を学んでいた頃は、報道写真に興味を持っていました。実際は、一枚のポスターとの出会いがきっかけで商業カメラマンの道に進むことに。1964年の東京オリンピック100m走の写真が主役のポスターです。スタートの瞬間を切り取ったストップモーション写真の力強さに、かなり衝撃を受けました。今見ても色褪せていない写真ですよね。縁あってその撮影を手掛けたライトパブリシティに入社。篠山紀信さんや坂田栄一郎さんなど、日本を代表する名だたるカメラマンを輩出した広告プロダクションです。そこで、多種多様なクライアントの仕事を担当させていただき、技術を徹底的に仕込まれました。
  • その後、31歳の時に独立。とある仕事で、ハワイを巡る撮影へ出かけた時のことでした。満月の夜、海岸を散歩して浜辺に座り、月光に照らされた風景を眺めていると、突然、鳥が目の前を海面すれすれに横切ったんです。羽先までハッキリ見える様子に、インスピレーションが湧いてきた。もしかしたら、写真に映るんじゃないか!これが、月光写真のはじまりです。もちろん、当時、月光での写真は映らないというのが常識でした。でも、会社員時代に培われた技術に対する挑戦の気持ちをもって、試行錯誤を重ねました。誰も撮ったことのない「月光浴」シリーズは、世界とつながる機会を与えてくれました。
  • それから、私の写真のテーマは「地上の宇宙実感」。そう考えると私の写真は自然が溢れる場所ならどこでも撮影できると気づきました。街と自然が程よく溶け合っている故郷福岡に2016年に拠点を移したのもそんな理由です。福岡市内からも近い糸島半島に民家を借りて野菜を作りながら、草や木、そして昆虫や生き物を通した宇宙的な広がりを撮り続けています。自分の道を極めるのは決して容易ではありません。でも、技術を学ぶこと、そして五感に響く体験を積み重ねた先にきっと世界は広がると思っています。福岡の地から新たな作品作りを始めましたが、東京では気づかなかった何かが生まれることを期待しています。
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2019年秋 石川賢治写真展
『石川賢治月光写真展
宙(そら)の月光浴 space of spirit』
会 期 

2019年9月11日(水)~9月25日(水) 15日間

時 間 

10:00~20:00(最終日は19:00閉場)
※入場は閉場30分前まで

会 場

イムズホール(天神イムズ9階)
〒810-0001 福岡市中央区天神1-7-11
TEL 092-733-2002

入場料

一般800円(600円)、高・大生600円(500円)
中学生以下無料
※( )内は前売り・10名以上の団体割引料金

詳しくは石川賢治公式ホームページまで