ksu_project2020
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学生時代に関わったProject福岡県立小倉工業高等学校 英語教諭 国際文化学科で選択できる「英語プレゼンテーション講座」は、相手に伝わりやすい単語の選び方や効果的なアイコンタクトやジェスチャーなどが学べる実践的な授業です。私自身、この講座を4年連続で受講したことで、伝える力を大いに鍛えられました。 そして、この講座を受講していたことをきっかけに参加することになったのが「高校生のための”Presentation Bootcamp(英語プレゼンテーション集中特訓)”プロジェクト」です。当初は、高校生のサポートをするボランティアなんだろうと思っていましたが、実際に参加してみると、大学生にとっても学びの場になるような工夫が散りばめられていました。例えば、多様な高校生に協同することの楽しさを実感してもらうにはどうすればいいかを考えたり、プロジェクトメンバーと効果的な伝え方、指導の仕方を話し合ったり。このプロジェクトを経験していたおかげで、教育実習では「どうすれば相手の理解が深まるか」を意識しながら、授業を組み立てることができました。 4年次に受けた福岡県公立学校教員採用試験に合格し、現在は英語教諭として県立小倉工業高校に勤務しています。授業も伝え方によって生徒の関心の高さが変わるので、とてもやりがいがあります。大学生のうちは、きついこと、つまらなそうなことでも、自分の役に立つ可能性があることには、ぜひチャレンジしてほしいです。そして少しの失敗で諦めず、やり通してください。その経験は、社会人になった時に活きると思います。「高校生のための“Presentation Bootcamp(英語プレゼンテーション集中特訓)”」 英語でのプレゼンテーションを学びにきた高校生をサポートしつつ、自らも授業で学んだ知識や技術を復習できる「高校生のための”Presentation Bootcamp(英語プレゼンテーション集中特訓)”」。英語プレゼンの技術定着と同時にリーダーシップや協調性が育める一石三鳥の内容が大好評。ネイティブスピーカーの教授がプレゼン術を指導します。国際文化学部国際文化学科 2020年3月卒業福岡県・九州国際大学付属高等学校出身上原咲良さん英語も日本語も「伝え方」が大事と実感!やり通した経験が夢の糧に今に活きている、プロジェクトから学んだこと◀授業風景学びにきた高校生をサポート卒業生インタビューGraduates' Voice

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