ksu_project2020
12/50

芸術系理工系文 系No.3No.4No.5毎年7月中旬の日曜日に開催される唐原地区の山笠は、福岡の中でも古い形を残した山笠として近年福岡市の文化財にも指定されました。しかし、行事を推進しているのは、地元の数少ない有志の方々で、次第に高齢化少子化による担い手不足が課題となっています。このプロジェクトは行事を若い世代にも理解してもらい、協力・応援を促すために唐原山笠をテーマとしたアートグッズを制作して、山笠の振興に役立ててもらおうというものです。芸術学部「地域文化論」を受講した学生により、本年度はマスクや不接触キーなどを制作しました。残念ながら、本年度は山笠が開催されず、制作のみに終わりましたが、アートを通じて大学と地域が結びつく機会となりました。学   外連携プロジェクト● 地域文化への理解が深まった。期待できる学生のスキルアップ● アートによる社会貢献を理解した。● 地域の方との交流の契機となった。アートで唐原山笠を応援しよう!芸術学部×唐原山笠振興会社会貢献[担当]渡邊雄二社会貢献概 要芦屋町造形短期大学部××あしや砂像展実行委員会概 要学   外連携プロジェクト2020年の「あしや砂像展2020」はコロナ禍の影響で中止となったことから、実行委員会と協議し、以下に記す内容で実施を行いました。①実行委員会のメンバーに来学いただき、あしや砂像展の取り組みの経緯や砂像の制作の様子、方法などについてレクチャーいただきました。②班ごとにテーマを決め、下絵の制作、エスキースの制作を行いました。③砂像展の会場に行き、エスキースのプレゼンテーションを行い、講評をいただき、ミニ砂像の制作を体験しました。④最後に芦屋海岸の清掃を行い終了しました。あしや砂像展と砂像制作の学び、そして砂浜清掃プロジェクト[担当] 小田部黃太/天羽慎之介教育● 立体の制作を通し、立体造形のスキルを身に付ける。● 計画立案に基づき、下絵、エスキース制作を行うことで、企画力・計画力を培う。● 班ごとの共同作業を通じ、役割分担等の協調性、協働力、コミュニケーション力などを養う。● 海岸の清掃活動を通じ、海洋汚染等の実感を得ることで、SDGsへの認識を深める。期待できる学生のスキルアップ芸術学部×(株)YE DIGITAL概 要学   外連携プロジェクト期待できる学生のスキルアップ● インターフェイスデザインの専門知識● 人間中心設計の考え方や方法● コミュニケーション力● 課題解決力● スケジュール管理能力IT技術の発展は、人間に代わって仕事や業務を機械が代行するようになり、人の役割は機器の操作に移行しています。人が操作を行う機器では、操作性に優れ、直感的に分かりやすいインターフェイスデザインが求められています。本プロジェクトは、システム開発を仕事とする企業と連携して、操作者が分かりやすく見た目も綺麗な画面のデザインを企業のシステムエンジニアとデザインを学ぶ学生が共同で開発するもので、既に産業機器に導入されています。インターフェイス・デザインプロジェクト[担当] 青木幹太/黒岩俊哉教育6

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る