九州産業大学造形短期大学部 学長小田部 黃太 九州産業大学造形短期大学部は、芸術系短期大学として50年を超える歴史と伝統を持ち、卒業生は1万人を超えています。多くの卒業生がデザイナーやカメラマン、造形作家として、それぞれの分野で活躍しています。 これからの社会を生きていく学生たちには、今まさに造形芸術の学びが必要とされています。DXやAIによって大きく様変わりしていく社会において、人に求められることは何でしょうか?それは「創造力-生み出す力」そして「表現力-発信する力」で目の前の問題や社会の課題に有効な提案を行ったり、新たな発想や発信力でさまざまな役割を担い、イノベーションを起こし得る人材です。 本学では10系列の造形芸術の専門分野を深める「専門力」に加え、1学科の中でほかの分野も自由に学べる「総合力」、さらに文理芸融合の「未来学」で理系や文系の学びを必修科目として身に付ける、社会人としての「人間力」この3つの力を育てるカリキュラムを行っています。それらの力を「造形芸術」の学びとして身に付け、磨き、自分自身と社会の道を切り開いていく教育・人材育成に取り組んでいるのです。 MESSAGE「産学一如」の建学の理想のもと、社会人としての教養と国際的な視野を持つ、心身共に健全な人間教育に努めるとともに、実践的学風を重んじ、造形芸術への熱意を育て、基本的な技能の修得、創造性の向上を図ることを教育研究上の目標とする。造形芸術学科の教育研究上の目標■目指すべき人材像今日の造形芸術領域の融合と多様化に適応し、誠実で創造性に富んだ、企業や社会に必要とされる人材の養成を目指す。■到達目標社会人としての豊かな教養、総合的判断力の修得とともに、各系列ごとの専門的能力を追求し、今日の多様な社会や文化の創造に貢献し得る能力を養成する。基礎教育科目、外国語科目及び専門科目から所定の単位を修得し、卒業単位(62単位以上)の基準を満たしたものに短期大学士(芸術)の学位を授与する。ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)■教育課程の理念造形芸術領域の融合と多様化に対応し、社会のニーズに適応できる人材を育成するカリキュラムを構築する。■教育課程の構成造形芸術学科の教育課程は基礎教育科目、外国語科目及び専門科目で編成する。初年度に共通専門科目の基礎となる科目を必修科目・選択必修科目とし、まず、これを学ぶ。その後、各自の系列を意識しつつ、2年次につながる領域専門科目(系列専門科目)を学ぶ。2年次で各系列での選択必修科目を履修することで10系列に分かれる。■教育課程の特長1学科に3領域10系列をおき、全領域の科目を時間割の許す限り履修することができる独自の科目構成とする。造形芸術領域の融合と多様化に適応し、個々の学生が選択する系列を軸に、様々な興味や目標に対応できるカリキュラムとする。カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針※要約)■芸術を愛好する心情を持ち、個性豊かな造形的表現力を身に付けようとする人。■何事にもとらわれない自由な精神を持つ人。■確かな技術の修得に努力する人。■造形芸術をとおし、地域社会に貢献する意欲のある人。アドミッション・ポリシー(入学者の受け入れ方針)九州産業大学造形短期大学部の3つのポリシー06KSU Guide Book建学の理想理事長挨拶/学長挨拶3つのポリシー/研究産学共創・研究推進本部CADS/キャリア教育KSUプロジェクト型教育/学部・学科一覧KSU基盤教育グローバル・フードビジネス・プログラムアドバンストプログラム/国際交流グローバル教育/サークル活動奨学金制度/施設九州産業大学造形短期大学部データKSU×SDGs中期計画/KSU VISION DAY外部との繋がり/
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