★24年度大学要覧
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研究充実した施設と最新の設備が揃うキャンパスでは、常に新たな教育・研究活動を行っています。理工学部×自治体地方公共交通の利用促進に向けたICT利活用に関する地域貢献 地域公共交通のDXの活動として、乗降客数調査や収集データを分析表示するシステムなどを開発しています。今年度は、須恵町との連携において開発システムの改良や機能拡張を実施しました。 連携4市町とともに、乗降客数調査にそれぞれ取り組みました。  その他、連携16市町のコミュニティバスや渡船を対象に、乗換案内サービス向け公共交通基盤データ(GTFS- JP)整備活動で前年度に引き続き支援しました。芸術学部×伝統みらい研究センター×柿右衛門様式窯九州の伝統工芸が抱える課題を多面的に研究し地域産業の活性化に貢献 有田焼の柿右衛門様式磁器に関する研究を行い、その研究成果を教育活動に反映するとともに、地域産業活性化のための調査やマーケティング、デザイン、商品戦略などの支援を行います。 大学院芸術研究科教授だった故・十四代酒井田柿右衛門氏が設置した「柿右衛門様式窯」では、学生たちが制作した作品を取り出す窯開きを毎年行っており、地域に開かれた大学としてのシンボルにもなっています。地域共創学部×商学部国鉄門司鉄道局「局報」史料のデジタル化で学問に飛躍を 九州旅客鉄道株式会社が保管していた、門司鉄道局「局報」史料のデジタル化に取り組んでいます。「局報」とは国鉄における日々の運転状況や業務上の伝達などを記録した現代の企業日報に近いもので、労働史、生活史、 観光史、産業史、軍事史、経営史、技術史など、幅広い研究分野の発展に寄与する極めて高い資料価値を有しています。 デジタル化と並行して、国内7つの大学2つの機関の研究者と共同研究グループを立ち上げ、それぞれの専門から局報を使った研究を進めています。16KSU Guide Book建学の理想理事長挨拶/学長挨拶3つのポリシー/研究産学共創・研究推進本部CADS/キャリア教育KSUプロジェクト型教育/学部・学科一覧KSU基盤教育グローバル・フードビジネス・プログラムアドバンストプログラム/国際交流グローバル教育/サークル活動奨学金制度/施設九州産業大学造形短期大学部データKSU×SDGs中期計画/KSU VISION DAY外部との繋がり/

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