KSUプロジェクト型教育 実社会の“現場”を学びの舞台とし、地域や企業、行政と連携してプロジェクトを立ち上げ取り組むことで、「実践力」「共創力」「統率力」などさまざまな力を養う教育プログラムです。学部・学科の枠を超え、産学官連携による商品開発やプロモーション、技術開発、イベント開催など、121のプロジェクトを展開しています。 変化の連続で予測がつかない時代を生き抜くために必要なのは、“現場での実体験”です。現場の声を聞き現場で動くという経験を通して、実践力を培います。■実践力 地球規模でモノや情報をやり取りする時代。多彩なコラボレーションを通して、異なる価値観を持つ人々と出会い刺激し合うことで、互いの力を生かす共創力を身に付けます。■共創力 さまざまなメンバーで構成するプロジェクトチームの活動を通して、目標を明確に示して仲間を結集しプロジェクトを成功に導く、統率力を養います。■統率力卒業生他大学学生中学生・高校生企業地域行政学内外の様々な組織や人と連携して取り組む121のプロジェクト 福岡県柳川市の観光活性化を目的に、うなぎ料理を提供している店舗を紹介するマップのリニューアルおよび、新たにWebサイト版の制作を行うプロジェクトです。インターネットの普及やコロナ後の外国人観光客の増加に対応すべく、現地の観光案内所などで配布されるマップから二次元バーコードでサイトへ誘導することを前提に、デザインをスマートフォンに最適化するとともに、地域の方々が自身で記事を更新できるよう、汎用的なCMSをベースにサイトを制作しました。柳川うなぎめしマップ制作 ロボット開発の技術とプロダクトデザインを組合せ、実践的なものづくり活動を体験します。芸術学部の斬新なアイデアを、理工学部の技術で具現化する、学部間の相乗効果が発揮されるプロジェクトです。2023年度は「動くテーブルオブジェ」をテーマに、理工学部がセンサ・マイコン・LED・モータ・ソフトウェアなどの技術、芸術学部が企画とデザインを担当しました。作品は2024年2月に福岡市科学館において一般公開されました。テクノアートプロジェクト このプロジェクトでは、食品ロス削減のためのデザインおよび研究として、「廃棄食材の再利用による食品デザイン」「子どもたちへ食品ロスを分かりやすく伝えるコミュニケーション・デザイン」「余った食品をリサイクルするフードドライブ・デザイン」を行っています。このプロジェクトの参加メンバーは、芸術学部、理工学部、地域共創学部の学生たちで、各々が学んでいる専攻の特性を生かし、応用として実践を通したさまざまなスキルを習得し、社会問題の解決に貢献します。たべものレスキュー13KSU Guide Book
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