23_九州産業大学_広報誌_vol
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 5月18日(木)~21日(日)に学術文化の祭典「第44回学文祭」を開催し、天候に恵まれた週末には10団体の模擬店が出店する中、多くの来場客で賑わいをみせました。新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置づけが「5類」に移行し、4年ぶりに制限なしの開催となりました。  今年のテーマは“夜明け”や“新しい事柄の始まり”を意味する「黎明(れいめい)」。「学文祭」は、文化系サークルが日頃の活動の成果を発表する場で、サークル生や来場者に「新たなスタートを切ってほしい」という願いが込められています。  展示会場には、文芸部が執筆した作品集や電気工学研究部による「大型イライラ棒」、近隣の保育園児が描いた絵などさまざまな作品が飾られました。ステージでは、競技ダンス部によるパフォーマンスや漫画研究部の「九産ライダーショー」、学外からは九州産業高校吹奏楽部による演奏や須恵高校書道部のパフォーマンスなどが繰り広げられ、会場を盛り上げました。 水泳部フィンスイミングで経済学部経済学科4年の濱野真拡さん(九州高校)が、「第35回フィンスイミング日本選手権大会」において、400mSF※で優勝、800mSFで準優勝し、金・銀メダルを獲得しました。  同大会は、5月4日(木)から5月6日(土)まで、横浜国際プールで開催された国内最大のフィンスイミング大会で、学生派遣記録を自己ベストで突破した濱野さんは、国際大会への出場権を獲得しました。 ※呼吸法としてシュノーケルを使用。スタートとターンを除いて身体の一部が水面から出ていなければならないが、腕のかき方は自由な泳法  ウエイトトレーニング部で人間科学部スポーツ健康科学科2年の西田歩夢さん(光陵高校)が「第62回西日本学生ウエイトリフティング選手権大会」の67kg級において、第3位に輝きました。 ウエイトリフティングは両手でバーベルを握り、一気に頭上まで持ち上げて立ち上がる「スナッチ」と、床からいったん鎖骨の位置までバーベルを持ち上げ、次の動作で頭上に差し上げる「クリーン&ジャーク」の最高重量の合計を競う競技。高校1年生からウエイトリフティングに挑むようになった西田さんは「自分の体重以上の物を頭上に上げて止める快感は他の競技にはありません。今回110kgを上げた「スナッチ」では、大会新記録の119kgを記録したいです」と意気込みます。4年ぶり制限なしの「学文祭」で快挙! フィンスイミングウエイトリフティング67kg級で西日本3位キャンパスに賑わい日本選手権で金・銀メダル獲得学文祭スポーツ 6月25日(日)、福岡市東区志賀島周回コース51.5㎞をスイム・バイク・ランで競う「福岡トライアスロン2023」に、九産大生122人がボランティアとして参加し、全国各地から集まった大学生から75歳までの出場者400人の選手をサポートしました。 事前研修を受けた学生たちは、前日の会場準備から大会当日の選手受付や沿道整備、給水補助やフィニッシャータオルの配布、大会後のごみ拾いなど多方面で活躍しました。また、芸術学部ビジュアルデザイン学科4年の川野風歌さん(京都高校)が、ボランティアスタッフ約400人が着るオリジナルロゴTシャツ(黄色)をデザインしました。ボランティア福岡トライアスロン九産大生がボランティアで大会をサポートTHE KSU JOURNAL182023 OCTOBER

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