23_九州産業大学_広報誌_vol
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受賞・入賞 「第19回ACジャパン広告学生賞」において、芸術学部ビジュアルデザイン学科3年の白石桜子さん(春日高校)の作品「お願い、もうやめて。」と同学科4年の堤雄仁さん(久留米商業高校)の作品「選挙は、願いを描いた折り紙だ。」が新聞広告部門で「審査員特別賞」を受賞しました。  2005年に設立されたこのコンテストは、若い世代が広告制作を通して公共広告への理解を深め、「公」への意識を育むことを目的とするもので、今年は全国からテレビCM部門に302作品(41校)、新聞広告部門に過去最高の660作品(36校)の応募がありました。  リサイクルBOXのマナーをテーマにした白石さんの受賞作「お願い、もうやめて。」は、プラスチックカップを無理やり詰め込んだり、周りにゴミを放置するなど、見て見ぬふりをされているマナー違反を、キャラクター化したリサイクルBOXの表情で訴えています。  堤さんの受賞作「選挙は、願いを描いた折り紙だ。」は、投票用紙を折って投函する行動を、皆が親しみのある折り紙に例え、「自分の願う未来を描いた折り紙」とし、投票をもっと身近に感じてもらうことを目的とした作品です。  そのほか、芸術学部ソーシャルデザイン学科3年の豊岡壮大朗さん(筑陽学園高校)の作品「傘は刺すものではなく、差すものです。」と、同学科3年の角祐菜さん(糸島高校)の作品「KY?」が同部門で「優秀賞」を、芸術学部芸術表現学科4年の安藤知世さん(筑紫丘高校)、青木菜穂さん(九産大付属九州高校)、鶴田大祐さん(唐津東高校)、山口一哉さん(東福岡高校)の作品「持ち歩こう、マイボトル」がテレビCM部門で奨励賞を受賞しました。審査員特別賞を受賞!「第19回ACジャパン広告学生賞」で「お願い、もうやめて。」「傘は刺すものではなく、差すものです。」「選挙は、願いを描いた折り紙だ。」「KY?」「持ち歩こう、マイボトル」THE KSU JOURNAL受賞・表彰・催事活動情報 芸術学部ソーシャルデザイン学科伊藤敬生研究室では、コロナ禍で使用された「飛沫防止アクリルパーティション」の廃棄問題と、動物の絶滅危惧種の加速度的増加という2つの社会課題にデザインの視点でアプローチする「アクリルアニマルプロジェクト『Aap(アァプ)』」に取り組んでいます。  このプロジェクトは、コロナ禍で人間の命を守り続けながら不要となった飛沫防止対策用アクリルパーティションをアップサイクルし、野生動物の命を守るための活動支援に繋げる取り組みです。  プロジェクトの第一弾として、6月24日(土)~30日(金)ミーナ天神地下1階の「&ローカルズ」で、大学内の教室で使用した破棄予定のアクリルパーティションを使い学生5名がデザイン・制作した、絶滅危惧種の動物型チャーム15種類を販売する「ガチャリティ※」を実施しました。  当初の販売目標200個を大きく上回る422個を販売。集まった寄付金の76,600円は全額「日本動物園水族館協会」に寄付され、野生動物保護のために活用されます。 ※「ガチャリティ」・・・伊藤教授が2011年から行っている通称「ガチャガチャ」を使ったチャリティ活動 ライジングゼファーフクオカと共同研究契約を締結「アクリルアニマルプロジェクト『Aap(アァプ)』」廃棄予定のアクリルパーティションをアップサイクルし動物の命を救う!「八女福島の燈籠人形」背景幕を保存会へ寄贈しました 本学では2014年から「八女福島の燈籠人形」※保存会からの要請を受け「『八女福島の燈籠人形』背景幕制作プロジェクト」として、国の重要無形民俗文化財に指定されている八女福島の燈籠人形の損傷が激しい全ての舞台背景幕の再制作に取り組んでいます。  今年は3年生を中心に学生10人が、演目「玉藻之前」の第二幕「河畔の月」の背景幕(縦3m×横6m)を制作しました。※福島八幡宮(福岡県八女市)の放生会で上演される、約270年の歴史がある人形芝居プロジェクトプロジェクト162023 OCTOBER

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