plusK_vol.57
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#8「心躍らせる春」をテーマに行き交う人々に新たな出会いを街中で見かけるあれもこれも、実は九産大が手掛けたもの。このコーナーでは、ちまたにあふれる九産発の製品をご紹介します。九産大×JR九州ビルマネジメント 2014年から始まった「『えきマチ1丁目香椎』空間演出プロジェクト」は、芸術学部生活環境デザイン学科栗田融教授の指導のもと、学生が自由な発想で制作したディスプレイを館内に展示し、“季節”を演出するプロジェクトです。 上品かつ軽快に舞う妖精と、天井照明の光に映えてピンクに輝く花びら。2023年の春の訪れを告げるこの作品のタイトルは、「心躍らせる春」。バレリーナのごとく軽やかに舞う妖精のスカートは、下から見上げた時に満開の花を感じさせる工夫を施しており、新たな出会いへの期待を込めた作品です。 芸術学部生活環境デザイン学科の2年生のグループが制作したディスプレイ作品が、JR香椎駅ビル「えきマチ1丁目香椎」の吹き抜け空間を春色に染めています。 企画提案、制作から設営までを学生が担うプロジェクトを通して、既成概念を壊し、新しい手法を取り入れながら制作する重要性を学びました。 春の彩りに満ちた空間を舞う妖精を見て、これからの新たな出会いを胸に前に進んでみようという気持ちになってもらえればうれしいです。芸術学部生活環境デザイン学科2年吉岡 佑里奈さんVOICE2017春2020冬この作品は5月末まで展示されています。2018冬2021春2019秋132023 APRIL

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