plusK.vol.56
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 シンガーソングライター・藤井風氏の楽曲「grace」をモチーフに短編映画を制作する、株式会社NTTドコモ主催の「docomo future project “KAZE FILMS”プロジェクト」において、約2,000件の応募の中から本学の学生チームが選出されました。 制作した作品「408号室の田中くん」は、大学受験を前に怠惰な夏休みを過ごす高校3年生の主人公が、カラオケボックスの408号室に住み着いている亡霊の“田中くん”と出会ったことから始まる、2人の奇妙な関係と夏の終わりを描いたもので、新型コロナウイルスによって奪われた“青春”を詰め込んだ作品です。「docomo future project “KAZE FILMS”プロジェクト」に参加 造形短期大学部井上博樹教授研究室が制作したデザインが、島原城天守閣(長崎県)の装いを華やかに彩りました。 デザインを担当したのは、2年の坂本真央さん(九産大付属九州高校)と山本真緒さん(長府高校)の2人。 2024年に築城400年を控え、外装改修工事が進む島原城を工事中でも楽しんでもらい、描いた絵が島原市の魅力を知るきっかけになってほしいと、高さ約31m×幅約33mの工事用シートに天守閣のほか、同市のシンボル「平成新山」や城下町の湧水で泳ぐコイ、郷土料理の具雑煮などを、レトロブームで話題のドット絵で表現しています。ドット絵で特別な「島原城」を演出 10月28日(金)~11月13日(日)に芦屋海浜公園で開催された「あしや砂像展2022」において、海賊船やカボチャの馬車、メリーゴーランドを含む学生作品5基を出展しました。 コロナ禍で3年ぶりの実施となった今回のテーマは、「乗りもの」。学生たちは、少しの力で崩れる砂に苦心しながらも、作品の世界観を観客に伝えようと、全体の造形に加えて、魔法使いの表情や細かい装飾など細部までこだわり、見た人が笑顔になる作品づくりを目指しました。「あしや砂像展2022」に出展 香椎祭期間中の11月4日(金)、小田部黃太学長としりあがり寿客員教授、谷口亮客員教授によるスペシャルトークショーを開催しました。 「クリエイターという仕事についた訳」というテーマで、芸術家の道を選んだ理由やクリエイターの未来について意見を交わしました。「スペシャルトークショー」を開催作品はコチラ九州産業大学造形短期大学部 Kyushu Sangyo University, Zokei Junior College of Art and Design142023 WINTER

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