PlusK_vol.55
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 『AGENT SMITH』は3年次に、『PEN DEVE SCENE』は4年次の卒業制作として制作しました。 上映会では、審査員からアクションシーンなどについて高い評価をいただきましたが、多様な解釈を許す実験映像のため、抽象的な表現やストーリーの複雑さについてアドバイスをもらいました。自分の強みを再認識するとともに、改善点を客観視できる良い機会となりました。 大学院修了後は、映像制作のスキルを磨きながら多くの作品を生み出し、世に問い続けていきたいです。荒木 聡太郎さん大学院芸術研究科博士前期課程2年(鹿島学園高校)上映時間:23分34秒制作:2020年「AGENT SMITH」▼予告編はコチラ上映時間:27分32秒制作:2021年「PEN DEVE SCENE」▼予告編はコチラCINEMAADDICTION 大学院芸術研究科の荒木聡太郎さんが監督・脚本・撮影・編集を手掛けた短編映画『AGENT SMITH』『PEN DデヴェEVE SCENE』が、8月28日(日)に大洋メディアホール(福岡市博多区中洲)で開催された「韓国インディペンデント映画と≲場所性≳」で上映されました。 とらわれた青年が脱出を試みる生死を追求したバイオレンスアクションと、そのスピンオフ作品である2編は、「理想と現実との乖離ゆえの葛藤」をテーマにしたものです。理想と現実のはざまを行き来しながら自己の存在意義を問い続けるという輪廻を、前者はリアルな映像表現で、後者はアニメーションを多用しながら描いています。032022 AUTUMN

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